先日オーディオ機器の配線をしている間に、ラックの裏に落とし物をしてしまったようなのです。配線を終えて気付くと、機器の上に置いてあったものが無くなっていました。
元々ラックの周囲に十分な作業スペースが確保できているわけではなく、裏面となると肉眼で確認することはほとんど不可能です。かといって、すべての機器を一度撤去してラックを動かすというのも想像を絶する労力です。
そこで何か良い手段は無いかと考え、取り敢えず試してみることにしたのがスコープカメラです。Amazonで適当に安いものを見繕って買ったのがこちらの品です。
メーカー名や商品名が記載されていない茶箱入りで到着しました。
説明書以外の付属品は、USB type C - type A変換コネクター程度です。micro Bへの変換コネクターは添付されていませんので、少し古めのAndroidタブレットで使おうとしても接続できませんでした。仕方なく、Xperia XZ Premium SO-04Jと組み合わせて使うことにしました。
なお、対応機種はWindows PCまたはAndroidタブレット・スマートフォンとなります。iPhoneやiPad、Windows Phoneには非対応と明記されているほか、一部Androidスマートフォンも不対応と明記されているものがありますので注意が必要です。
高画質とは到底言えないが、落し物の確認程度であれば十分
このカメラには、ビューアーソフトが添付されておらず、Playストアからカメラビューアーとして使えるアプリケーションを探してくる必要があります。
一応商品ページで推奨されているのが「Endoscope Camera」または「CameraFi」となっていますので、今回は「Endoscope Camera」の方を利用しました。
このアプリを起動すると、カメラの種類選択・設定メニューが出てきます。
「USB Endoscope」の方を選ぶと、カメラからの映像が表示され始めます。
さて、ここで実際の映像をご覧いただくべきなのですが、ラックの裏の悲惨な状況をご覧に入れることがはばかられること、またスクリーンショットでは思いのほかまともに見えない(常にブレた映像が残ってしまう)ということで、実写サンプルは省略させていただきます。
ただ、少なくとも隙間からカメラを差し込んで、捜し物をする程度であれば十分に実用レベルの画質は確保されていました。生憎主目的の品は見つかりませんでしたが、代わりに裏に落ちていた小箱が見つかり、その中からADC QLM35やSONY XL-15等の懐かしいカートリッジが出てきたわけです。
映像記録として残すのであれば心もとありませんが、目視しながら簡単な作業をするのであれば、このカメラでも十分な性能ということが出来るでしょう。
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購入金額
1,680円
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購入日
2020年01月25日
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購入場所
Amazon
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