私が20年以上にわたって普段使いに愛用し続けているボールペン、PARKER Jotterですが、実はその間インクを入れ替えたことは一度もありませんでした。
Jotterは同一のものをなぜか2本持っていて、そのうちの1本は一度だけインクを標準装着品と同じものに入れ替えたことがあったのですが、入れ替えた方は外出時に紛失してしまい、標準状態のまま使い続けていた方が現在手元にある個体です。
しかし、このJotterも昨年末頃から仕事先で書類を記入していると、文字が薄くなってきたかなという感触がありました。紙の下が柔らかければ少し強めに書くことでこれまで通りの濃さで書くことはできるのですが、堅い机ではどうしても全体的に薄くなった気がしたのです。そこで、インクの入れ替えを行うことにしました。
しかし、文字の色や太さに問題はなかったので、標準装着品と同じものを購入しようと思っていたのですが、Webショップ各店で探しても、同一品は見当たりません。
どうやらボールペン用の替え芯(リフィールと呼称しています)は、QUINK flowと呼ばれるタイプのものにモデルチェンジしていたようなのです。QUINK flowとは「特別滑らかな筆記体験とより良いインクの流れのクィンクフローボールペンリフィールは、最高の信頼性と機能を提供する」と説明されていて、今までよりも滑らかな書き味が期待できそうなものです。具体的にはインクの流れがより良く改良されたそうですが、どの程度の違いかはわかりません。
標準の芯には「Refill Fine」という印刷がありましたので、それに近いものと思われる、QUINK flow F 黒というタイプの芯を今回は購入してみました。
どうしても割高感はある
Amazonなどでは格安な互換品や、並行輸入品も扱っているようでしたが、今回は正規輸入品を購入してみました。普段使いであるだけに、書き味が落ちてしまうとそれなりに気になるはずであり、その点では妥協したくなかったのです。
昔使っていたJotterの替え芯は箱に収められていたような気がするのですが、今回購入したQUINK flowはブリスターパックでした。まあ、特に重要なポイントではありませんが。
Jotterを分解して、既存の芯を取り出します。交換は、このまま新しい芯に詰め替えて組み立てるだけです。
一応、新旧で書き味を比較してみました。
実際に紙に文字を書いてみると、標準装着の芯よりはQUINK flowは少し書き味が軽くなったような気がします。その割に発色は標準装着の芯よりは濃く出ていて、今までよりも早く文字を書き上げることができそうな感触を受けます。標準装着の芯は、インク残量が減ったせいなのか、文字を書いていて案外かすれてしまう部分が多くできてしまっていたのです。
もっとも、ボールペンの替え芯については、国産の近い形状の芯を入れた方がより書き味が良くなると評価している人もいます。同じQUINK flowに対応するボールペンはあと3本手元にありますので、後日国産の替え芯を何か買って試してみようと思っています。
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購入金額
778円
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購入日
2020年01月02日
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購入場所
ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba
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