以前一度掲載している品です。
先日、丁度バッテリーを交換した翌日だったと思うのですが、車庫の中で少し車を移動させるためにエンジンをかけたところ、スターターは軽快に回っているにもかかわらず、エンジンがなかなか始動しませんでした。
私の車に搭載されているエンジン、トヨタ・1JZ-FSEは初期型の直噴エンジンであり、長期使用しているとエンジン内にカーボン粉が溜まってしまい、エンジンの点火不良を起こすことが判っています。実はこの症状はトヨタに限らず、初期の直噴エンジン車のほとんどすべてに共通するものであり、カーボンの蓄積量が増えるとエンジンが正常に動作しなくなることもあります。現在でも、実はマツダのクリーンディーゼル搭載車などでは同じ問題を抱えているようですし、エンジンの高効率化がもたらした弊害というべき問題なのかもしれません。
私の車の場合、原因は予想が付いていて、家族を乗せている時などにどうしてもこの時期にはアイドリング状態で待つことが増えていたためでしょう。アイドリングを続けるとカーボンの付着が発生しやすくなるらしいので。
カーボン付着によるエンジンの諸症状に効果があるとされるのが、このTurbulence GA-01であり、過去に他の車も含め、直噴エンジン車では何度か使ってきた製品です。
以前は冬にエンジンが始動しづらくなることで、このGA-01を投入したのですが、今回は気温が高い状態でありながら始動に影響が出たということで、より状況は悪いということでしょう。そこで、早速GA-01をリピート購入したわけです。
外箱も中身も、もはや見慣れたものです。一応中に分量等が記載された説明書が入っているのですが、今回は結構カーボンの付着が進んでいることが予想されたため、少し濃いめとなるよう、ガソリンをある程度使った状態で1本をすべて投入します。
使った後は大体症状が改善する
それでは、実際に投入してみましょう。
前回のレビューで掲載した写真は、中身の液体の色合いが実物からかけ離れてしまっていたので、改めて撮影し直しました。実物の色合いも概ねこんな感じと思っていただければと思います。
使い方は至極簡単で、説明書に記載された濃度となるように、ガソリンの残量と相談の上、燃料タンクにGA-01を投入するだけです。
薄すぎるとさすがに効果は出ませんが、汚れの付着が酷い場合などは多少指定濃度より濃くなるように使ってもいいようです。今回は前述の通り所定の濃度よりは濃くなるように投入しています。
投入後近所に出かけたのですが、さすがに投入直後だけにいきなり目に見える形での効果が出るといったことはありません。これから数日かけてエンジンを回していく内に、ある程度は効果が出てくるのではないかと思います。
カーボン汚れが悪化すると、最悪の場合エンジン故障にも繋がりますので、始動不良やエンストが発生するようになったり、アクセルをある程度開けた時にノッキングが発生するような直噴エンジン車であれば、GA-01を使うなど何らかのカーボン除去は行った方が良いでしょう。
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購入金額
3,960円
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購入日
2020年08月07日
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購入場所
OH+ PRODUCTS
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