NECのPC-98、DOS/Vと言われた時代から、パソコンの自作でメモリーの選択や増設を経験してきた私にとって、Transcend はノート用でもデスクトップ用でもよく使っていたので[信頼出来るブランド]というイメージがあります。価格だけでN/B製品を選び使えなかったことも幾度も経験してしているメモリーモジュールなので、ブランドの信頼感は重要です。

今回は、当初Vostro 15 3000 (3582)のメインメモリ用にCFDのDDR4 SO-DIMM (Panram) D4N2666PS-8Gを購入しましたが、メモリエラーで使えませんでした。よくよく調べるとVostro 15 3000 (3582)ではシングルランク（1R）のモジュールしか使えないとのことで、メーカーによるとD4N2666PS-8Gではシングルとデュアルが混在しているため指定できないとの事でした。販売店のソフマップさんの好意で、D4N2666PS-8Gは返品して貰えましたが、本来なら「相性保証が必要」と言われても仕方無いでしょう。

そこで、Vostro 15 3000 (3582)で使えるシングルランクのDDR4-2666 SO-DIMM 8GBを探したところ、3000円台の低価格で(結局価格か（笑））メーカーの商品ページにランクの表示が有るものが少なく、調べた限りではCrucial、Transcend、シリコンパワー、キングストンでした。

とかく使えないと「相性」でかたづけられるメモリーモジュールですが、メーカーがしっかりした情報を出すことで使えるモノが選定できるというのも重要ですね。

購入したTranscend製1Rメモリーモジュール

CPU-Zとタスクマネージャで交換前、交換後を確認します。

CPU-ZのSPD表示　4GB時

CPU-Zのメモリ表示　2400MHｚ駆動

タスクマネージャ表示　4GB時

4GBではメモリはほぼ使い切っています。

CPU-ZのSPD表示　8GB時

CPU-Zのメモリ表示　2400MHｚ駆動

タスクマネージャ表示　8GB時

8Gになることでかなり余裕があり、キャッシュが増えて応答が早くなります。

今回、メモリの仕様を確認することが出来たので、安心して購入出来ました。

これからも「安物買いの銭失い」にならないよう、仕様は良く確認してから購入したいと思います。