ゲームの目的は、プロテクトアーマーと呼ばれるパワードスーツに乗り込み

襲い掛かってくる敵を倒しながら各階層を探索しつつ最下層を目指し　ラスボスを倒すこと

各階でプレーヤーはエレベーターを探し出し、下の階層へ移動するのですが

できるだけエネルギー量を確保しつつ　武器弾薬を十分に持ったままで乗らないとダメなんです

満身創痍でエレベーターに乗ると　次の階に出た途端ゲームオーバーとなりかねません

プロテクトアーマーにはシールドが装備されており、被弾すると残量が減少し、シールドチャージがなくなった状態で被弾するとゲームオーバーとなるんです

幸い各階にはセーブポイントがあるので　そこからならやり直せます。

回復はリペアパーツを見つけることで行えるので　

それら検索しつつ、もう一度　各部屋を回ります

デジタルの世界を遊ぶのですが、手元にA4を用意して　地図を書き出し　ポイントポイントに目印を

つけながら　より良い状態でエレベーターを目指す

ひじょ〜にアナログな楽しみ方をしてました

暗い画面と圧迫感のある音　

当時のプレステのデジタル処理能力を最大限に発揮したゲーム

マリオに慣れていた身にはかなりきつかった

１フロアを征服するたびにぐったりとなった覚えがあります

廊下の先に居る敵に対して　向こうからの攻撃が届かない場所からマシンガンを連射すると爆発音

恐る恐る進むと敵の残骸と、エネルギーやシールドのポイントが残っている

ゲーム雑誌から情報を得ました

それを知ってから各階の探索は飛躍的に楽になってしまいました

そしてラスボスを倒すためには　危険な部屋に入らなくても　ドアの外から攻撃すれば良いことも

そのあたりの作り込みの未熟さは　

ビジュアルやサウンドを重視しすぎたことと引き換えだったのかもしれません

でもね　ほんとに面白かったんです　当時としては画期的だったんです

たとえ人にクソゲーと呼ばれても　私にとっては　思い出のゲームなんです

なにせ声優陣が　大塚明夫　堀内賢雄　納谷悟朗　です　もう映画のクオリティです

キリーク・ザ・ブラッド２　では　行動範囲が建物の外にも出ますし　

背景のクオリティも　マシンのクオリティも　視線の上下動も　

かなりブラッシュアップされておりました

プレステ内に居るバディと共闘する構造が加わり

自分の行動によっては救援を求めたり求められたり

その分　難易度が上がったのでガイドブックを頼りに進めたくなり　この本を買った覚えがあります

キリーク・ザ・ブラッド　

プレステ５とVRを組み合わせて再設計すれば　いったいどんな世界が広がるのだろう

怖くて怖くて心拍数が上がりすぎるかも　

船酔いのような症状が出てしまうかも

ひょっとしたら　現実の戦場では　数万キロ離れた場所から　

そんな仕組みで作戦が遂行されているのかもしれません