ふつうのタオルです。
ロハス* な方に好まれそうな「生成」で「オーガニックコットン」です。
*LOHAS = Lifestyles of Health and Sustainability (地球環境保護と健康を重視する生活の仕方。)
生成(きなり)というのは、本来、その素材そのままで染めたり脱色していない状態を指すのですが、このタオルなどは生成っぽい色に染められているのかもしれません。
商品名に「オーガニックコットン」とあってなんとなく肌にやさしそうですが、そこを期待して選んだわけではなくて、実物の肌触りとか吸水性とか耐洗濯性能などが無印良品だけに良いかなと思いました。
余計なロゴとかタグがなくてよいです。
柄もありません。
真っ白でなく、温かい感じのする清潔感のある淡いベージュ色です。
未使用時点では、きめ細かくふわっと柔らかい手触りです。
薄手・中厚手・厚手 と3バリエーションがあるうちの中厚手です。
ベトナム製です。このブランドのことですから、原料の綿花がどの圃場で採れたのかまでトレースできるのかもしれません。畑や工場がどんなふうか想像するのが楽しいです。
年の単位で使用継続したときどうなるかは、使ってみないとわかりません。
洗い方なのか、水との相性なのか、ゴワゴワになったりパイルが取れたりするストレスフルなタオルがありますが、このタオルはどうでしょうか。
評価コメントに「柔軟剤を使わなくても、洗濯するたびに厚みが増す」などとあって、使うのが楽しみです。
「オーガニック」または「有機」のこと
商品タグに「オーガニックコットン 78% 使用」とあります。
無印良品のFAQに「・3年間以上無農薬、化学肥料を使用しない土壌で、農薬・化学肥料を使用せず生産された綿花のこと。」とありますが、効果効能的なことは書いてありません。
そこで、さらに調べると、オーガニックコットン とふつうの綿花では糸になった状態で分析しても区別がつかないようです。つまり、栽培・製糸加工段階までの違いのようです。
「オーガニック」などと商品説明にあると、食べ物では体に優しいのかなという程度の漠然とした認識でしたが、綿製品の場合は栽培(または製糸まで)の段階で人や地球に優しいということがわかりました。
ちなみに、以下のように生糸となったあとの染色、織り加工の段階まで含んだ定義もありますが、無印良品のこのタオルはこの協会の定義よりもゆるやかに オーガニックコットン と言っているようです
。
日本オーガニックコットン協会のブックレット;
http://joca.gr.jp/main/why-organic-cotton/
食べる用の農産物の「有機」や「オーガニック」については、JAS(日本農林規格)がありますが、綿花は対象外とありました(農水省資料:「有機農産物 検査認証制度ハンドブック」)。
無印良品では価格の見直しを行っているようで、このタオルは 2019/08 までは790円だったようです。
商品ページ;
https://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549738979432
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購入金額
590円
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購入日
2019年11月01日
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購入場所
LOHACO
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