レビューメディア「ジグソー」

20世紀の3倍ズームコンデジ

"RICOH DC-4U"光学機器を販売するリコーが1998年に発売した光学ズームを搭載したコンパクトデジカメ

DC-4の廉価モデルかつDC-4Tの後継モデルとして販売されていました。

 

 

1/2.7インチのCCDセンサーを搭載していて当時では「クラストップレベルの解像度」と評価されていました。

また、この見るからにゴツいグリップのおかげで撮影はしやすかった印象があります。

 

基本スペック

 

撮像素子:1/2.7インチ 132万画素CCD

記録メディア:スマートメディア

記録解像度:1280×960 640×480

レンズ:F2.8~4.7/5.6~16.8mm(35mm換算35~105mm)

バッテリー:単三乾電池×4本

重量:約285g(バッテリー含まず)

 

この個体は昔父親が新品購入して使っていたもので、幼少期に私が譲り受けて今も手元に保管していました。

 

 

この独特なボディカラーと液晶の小ささ、そしてなによりこの巨大なボディサイズが時代を物語っています。

しかし、20世紀のデジカメでありながらレンズを回転させることで自撮りなどもできます。

 

 

記録メディアは例のごとくスマートメディアで、バッテリーとして単三電池を4本も使用します(^^;)

乾電池4本を使用する上に光学3倍ズームを搭載しているので非常に重たいカメラです。

譲り受けた後も電池2本で運用できて比較的小型軽量なFinePix1500をメインに使用していました。

 

 

重量があって取り回しが悪くシャッタースピードも遅かったのですが、光学ズームが便利だったのでFinePixの代わりに使うこともありましたね。

操作性に関しても一年しか年式に差がないにも関わらずDC-4UはFinePix1500と比べて非常にモッサリした動作をします…(20世紀のコンデジはこれが普通の気もしますが)

 

なぜ今更こんな骨董品のレビューをするかというと、もちろん動いたからです( ー`дー´)キリッ

 

とりあえず試し撮りをしてみました、かなり縮小しているので画素数の差はでにくいと思います。

 

 

 

'98 RICOH DC-4U(105mm相当)

 


 

'99 FUJIFILM FinePix1500 (38mm相当)

 


'18 SONY α7iii(105mm)

 

 

年式の問題かかなり赤みがかった色合いになってしまいました(´・ω・`)

え?最後のやつは比較しちゃダメだって?

他にちょうどいいやつないから仕方ないだろ!

 

このDC-4U…動作はするものの時々電源が落ちてしまったりと動作が不安定です(´;ω;`)

FinePix1500と共になんとか動態保存したいです。

  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    不明

  • 購入場所

    譲渡

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