充電式のディスクグラインダーです。
いろいろ別売りで、本体のみとなっています。取り外し用の工具とオマケの研磨用ディスクが1枚付いています。
これ以外に最低限必要なのは、18Vのバッテリーと充電器。あると良いのはハンドルとケースです。
業務で使用する場合は、「自由切削といしの取替え等の業務に係る特別教育」という資格が必要です。これはディスクを取り替えた場合や作業開始時の試運転を行うための資格なので、使用するだけなら必要ありませんが、会社で誰も持っていないと何かあった場合に言い訳も出来ません。3日間で1万円程度の講習を受ければ誰でも取れます。3日も必要な内容とは思えませんが、法律で決まっているので…。
それ以外に、必須ではありませんが、あった方が望ましいのは「チェーンソー以外の振動工具取扱作業者安全衛生教育」です。これは1日で取れます。
趣味で使用するなら、特に資格は要りません。何かあっても労災にならない自己責任ですので、資格を取らないのであれば、安全な使用法についてよく調べてから使ってください。回転中にディスクが割れると銃弾並みの速度で飛んでいくような工具です。これを車輪にして車を作ったら、10cmのタイヤで時速200kmで走る…くらいの回転速度です。11000回転までキッチリ回っています。
ワイヤレス+変速=最強
昨今、いろんなものがワイヤレスですので、ワイヤレスの便利さは言うまでもないと思います。
グラインダーでもそれは同じで、いちいちケーブルを引っ張る必要がないというのは、非常に有り難いことです。電源が近くにない場所でも使えます。
それだけでなく、ケーブルがなければ「断線、過熱、転倒」等のケーブルに係る事故が起こりません。便利ですね。
その反面、どうしてもパワーや使用時間では劣ります。パワーはそれでも大きく劣るほどではないようですし、作業時間はバッテリーを複数持てば済むことです。本当の欠点は重さと値段だったりします。
ワイヤレス以外で便利な点は、回転速度が変更出来ることです。回転速度固定の場合は、大抵11000回転程度ですが、これは3000~8500回転を5段階のダイヤルで変更出来ます。最高速度が低めなのは充電式だからなんでしょうね。
回転数が変えられると何が便利かといえば、用途が劇的に増えます。グラインダーで出来るのは、切断と研磨です。1万回転固定で出来るのは、火花を散らせながらガンガンやるのみです。それだと焦げることもありますし、相応に危険な作業になります。
速度が変えられれば、高速で回せば同じようなことも出来ますし、低速で回すことで細かい研磨を安全に行うことが出来ます。焦げることもありませんし、緩めのバフでも綺麗にかけられます。
「刃物研ぎ用」として低速回転固定のグラインダーも売られていますが、そういう用途にも使えます。
使用するディスクに困らないというメリットもあります。ディスクを購入する場合は、ディスク自体の適応速度とグラインダーの回転数を見なければなりません。ディスクの方が高性能なら良いのですが、そうでない場合はディスクが割れる可能性があります。
そのあたりは売る方も考えているようで、一般的なグラインダーの回転速度が11000回転程度なのに対し、ホームセンターで売られているディスクは大抵13000回転くらいまで対応しています。しかし、全てのディスクがそうではないので、ちゃんと回転数は確認しなければなりません。
ディスクの速度が低い場合にも、変速機能があれば速度を落として使うことが出来ます。そのまま最高速まで上げてしまうと危険なので、そこは注意しなければなりませんが。
そんなわけで、ワイヤレスはともかく変速機能は是非とも欲しいです。
いろいろ高い
変速機能だけでも値段が多少上がる場合が多いですが、充電となると更に倍以上の値段になります。
バッテリーも決して安いものではありません。ケーブルに妥協出来るのであれば、変速機能のみの物を買うのが良いかもしれません。本体だけでももう少し安くなってくれると良いんですけどね。
これは本体のみなので、これ以外にこのへんを一緒に買いました。
純正品は付属していないので比較は出来ませんが、普通に使えています。
そのうちケースも適当な物を買うつもりです。大きめの工具箱なら全部入りそう?
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07WCTCNTJ/
値段以外は最高
とにかく便利です。
本職の人が長時間ガンガン使うのでなければ、これは最良の製品だと思います。
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購入金額
18,165円
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購入日
2019年09月23日
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購入場所
amazon
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