2019.10.04 【静音性】追加
自分でハンドドリップしてコーヒーを飲むようになると、最初はコーヒー粉を買って飲んでいたのが自分でコーヒー豆を挽いてみたくなりました。
豆は淹れる直前に挽いた方が美味しいと言われますし、何より昔兄貴が学生の頃コーヒーに凝っていた時に木製のミルでゴリゴリ豆を挽いているのがカッコよく見え憧れだったんですよねぇ。
そんな事を思ってコーヒーミルを買ったのは 2年前ですが、
全自動コーヒーメーカーで淹れたコーヒーが美味しいと分かるとつい楽な方に流れてしまいます(^^;
ただし手間なくコーヒー豆もセットしっぱなしに出来る代わりに、違う豆で飲みたい時には豆を交換するのが大変なので別途コーヒーミルで豆を挽いてハンドドリップして淹れていました。
それまでは良かったのですが、水出しコーヒーを飲むようになると
使用するコーヒー粉の量は倍になり、更に上記コーヒーポットでは一回で 80gも必要になるので手動のコーヒーミルで挽くのは苦痛になっていました(--;;;
そこで電動ミルで良さそうなのを探してみたのですが、なかなかこれと言ったモノが見つかりません。
豆を均等な粒度で粉砕する事を考えると安いカッター刃のモノではなく、せめて臼式のモノにしたいところです。
またコンセントの場所に縛られず挽くためにコードレスだとカッター刃のモノばかりです。臼式のモノもありましたが、ちょっとサイズが大きくなってしまいます。
既にコーヒー用品をいろいろ揃えてきたので、あまり場所を取るようだと家族の目が厳しい(^^;
なんて事を考えていてなかなか購入する事が出来なかったのですが、今年(2019年)の 7月にクラウドファンディングサイトの Makuakeで良さそうのが出てきたので、すぐに支援しました。
全高が 175mmで、一番太いガラス容器の底で直径 85mm、本体は直径 75mmとコンパクトです。
探していた通り臼式刃を採用しており、充電式です。
一度に 20gまでしか豆を挽けないようですが、手動で豆を挽く事を考えたら何度かセットし直さなくてはいけない事なんて何の問題もありません。
リターンは 9月末までとの事でしっかり期日内に届いたのですが、ちょうどこの間に選出していただいた水出しコーヒーサーバーのプレミアムレビューに絡めなかったのは残念です。
ただ今後は上記の水出しサーバー用にフル稼働する事になりそうです(^^
【外 観】
本体の他、クリーニングブラシ、メジャースプーン、充電用USBケーブル、滑り止めシート、取扱説明書が付属してきました。
メジャースプーンの後ろにはクリップが固定されており、コーヒー豆の袋を閉じておけます。
滑り止めシートは静音の為にも貼っておきたいところですが、ガラス容器を洗う度に剥がさなくてはならないので使う事はないでしょう。
シリコンカバーとかで被せるだけとかだと良かったんですけどねぇ。
ただ防音を考えウレタン素材となったのか分かりませんが、この点だけ少し残念です。
そして真ん中の銀色の部分(セラミック刃ユニット)を持って本体(上部)を捻るとロックが外れ、本体を外す事が出来ます。
同様に真ん中の銀色の部分を持ってガラス容器を捻る事で、容器も単独で使えます。
更に本体の上部も捻る事でキャップが外れ、
このキャップをガラス容器の蓋として使う事が出来ます。
よく考えられています(^^
本体の下側はこんな感じになってます。
セラミック刃ユニットの上側はこんな感じで、これ以上分解する事は出来ません。
下側はこんなんなってます。
粒度の調節は5段階で出来、銀色部分のメモリに上部の矢印を合わせます。
この時ユニット下部の刃が上下します。
そして充電は microUSBケーブルから行い、電池残量は 4段階で分かる様になっています。
空の状態から満充電まで 3時間ほどで充電出来、 豆15gを中間の粗さで挽いた場合に約20回ほど使えるようです。
【コーヒー豆を挽いてみた】
挽いてみたコーヒー豆は、先の水出しサーバー用に購入した澤井珈琲さんの「アイスコーヒーdeマンデリン」で主にインドネシアとブラジル産のブレンドのようです。
付属のメジャースプーンはすりきり1杯約10gが目安のようですが、今回の豆では 8gでした。
そして 20g分をセラミック刃ユニットに入れようとしたのですが、入りきりませんでした。
まぁ重量より体積が問題ですから、付属のメジャースプーン 2杯分が最大容量でしょう。
ただプレミアムレビューした水出しコーヒーサーバーの使用するコーヒー粉は 40gが指定ですので、今回 10gずつ挽いてみました。
本体操作は、全面の電源スイッチを押すだけで挽き終わると自動で止まるようになっています。
途中10倍速にしており、一番細挽きで 2分弱かかりました。
仕様では 10gで中粗さの場合、約50秒程度だそうです。
粒度を一番細挽きから 3段階で比べてみました。
細かい順から 左下 → 中央上 → 右下 になっています。
こちらが一番細挽きのアップです。
こちらが 5段階中の真ん中の粒度になります。
どうしても業務用のミルと比べてしまうと粒度のバラつきは否めませんが、家庭用としては十分な精度ではないでしょうか。
コンパクトでコードレスなのでどこでも使える
探していた通りコンパクトでコードレスですので、正に思っていた通りです。
プロペラ式の刃に比べ臼式は回転速度が遅いですが、このためプロペラ式よりは若干静かになってます。
ただ木の机の上に直接置いて映像を撮ったところ、やたら音が響いてしまったので下に何か敷いて使った方が良いでしょう。
それこそ添付のウレタン製の滑り止めを貼り付ければかなり音は軽減されるのでしょうが、洗うのにいちいち剥がすのは面倒ですからもう少し考えて欲しかったところです。
そしてメンテナンスに関しては、本体以外は水洗い出来、セラミック刃ユニットに関しては普段は付属のブラシで掃除する程度で良いでしょう。
コンパクトな事以外でも本体の上の蓋が外れガラス容器のフタになったり、メジャースプーンの後ろにクリップが付いていたりとよく考えられています。
私は外に持ち出す事はないでしょうが、アウトドアで挽きたてのコーヒー粉でコーヒーを飲んだりとこれだけコンパクトなら色々妄想が広がりますね(^^
【静音性】
Amazonの製品説明には書かれていませんでしたが、Makuakeのプロジェクト掲載ページには静音性について次のように書かれていましたので、計測してみました。
「高速回転するプロペラ式の刃に比べて、臼式刃は回転速度を落とし一定に挽くため静音性を可能にしています。付属の滑り止めシートを使えば更に静音に。」
電動ミル使用時に一番気を遣うシチュエーションで、家人が居間でテレビを見ている横で使ってみました。
テレビから 1.5mほど離れた場所での計測結果です。
見ていると、50~55dbくらいで推移していました。
そして電動ミルを卓上のタオルの上に置いて、10cmの位置で計測しました。
大体 74~77dbの間で推移していました。
大体地下鉄の車内や掃除機の音相当です。
あくまでプロペラ式よりは静かってだけで、すぐ横で動かしてたらテレビの音は全然聞こえませんね(^^;
電動ミルからちょっと離れた場所で見ている人が集中してテレビの音が聞こえる感じで、小さい声のセリフは聞こえません。
まぁ手動のミルでもテレビの音が良く聞こえない位の音が出る上、挽き終わるまでの時間はもっとかかるので、それに比べたらマシですが、出来上がったコーヒーを飲まない人がいる場所では気を付けねばな。
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購入金額
4,520円
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購入日
2019年09月26日
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購入場所
Makuake
atsuo@tokyoさん
2019/10/04
増税前に若干上がりそうだけど、私が探していた時にこの価格でも十分手を出していたでしょう。
いやぁ楽ちん楽ちん(^^
atsuo@tokyoさん
2019/10/04
。
2019年10月10日が発売予定日になったようです。
最近クラウドファンディング後すぐに販売される製品が多くなったなぁ。