シャープの時短調理家電、ヘルシオ ホットクック KN-HT24B のレビューです。
赤色が映える
内容物一覧。ホットクック本体に、お鍋の蓋(保存専用ふた)に何かのパーツ(まぜ技ユニット)、電源ケーブル、取説。
内鍋を取り出してみると……内鍋の外装色も赤色!この統一感は良いですね!
前述の何かのパーツ。これは「まぜ技ユニット」という物で、ホットクック本体の蓋に取り付けると……お鍋の中身をかき混ぜるユニットに!
うちはオーブンレンジもシャープのヘルシオ(赤色)なので一緒に置くと色の統一感もあって、なかなか良い感じです。
最近の調理家電は色のバリエーションも豊富になってきているのが良いですね。
家族4人分の調理って事で2.4Lの方なので筐体サイズは大きめ。
ぶっちゃけ炊飯器より場所取ります(w
材料入れてメニュー選択して時間設定して放置するだけ!
実際に調理してみるとどんな感じなのか。って事で、いざ調理を!
とりあえず作ってみた2品を紹介。
あんかけかた焼きそば
先ずは「あんかけかた焼きそば」。
全部入れ終わったら内鍋をホットクック本体にセット。
「まぜ技ユニット」もセットして、調理途中に自動で撹拌もして貰います。
メニューは自動の煮物、2-13。
メニュー番号については付属の「メニューガイド」を見て選びますが……
個人的には冊子は使わずに公式サイトからpdfファイルダウンロードしてタブレットに入れて、タブレットでpdf閲覧する感じで使ってます。
これで「あん」の方は準備OK、スイッチ押したら後は勝手に調理してくれる訳ですが……
作るのは「あんかけかた焼きそば」なので、かた焼きそばが必要。
こっちはオーブンレンジのヘルシオで作ります。
調理トレイの上のクッキングシート敷いて、その上に焼きそばの麺を広げます。
麺の表面に軽くごま油を塗っておくと香ばしく焼けます。
こっちも「まかせて調理」の「炒める」を選択してスイッチ入れたら後は放置(w
標準設定のままなら、こちらも調理時間が20分くらいなので、ホットクックと同時に調理開始すれば、概ね同時に出来上がるって寸法です。
そして20分後……
お皿に麺を乗せて、上からあんをかければ、あんかけかた焼きそばの完成でーすっ!
食材切る以外に調理らしき調理が無いと言う(w
材料切って鍋に入れてスイッチ入れるだけ。
まったく・簡・単だ!
うん、本当に凄く楽♪
和風ポトフ
今度は「和風ポトフ」
ホットクックに内鍋をセット。
今回は「まぜ技ユニット」は使いません。
そして今回は調理時間を指定するのではなく、出来上がりの時間を指定する予約調理。
調理時間自体は1時間との事ですが……夏場に放置したままだと腐ったりしないの?って疑問も。
そして、そこがホットクックの凄いところ。
以下はシャープのホットクック公式サイトの「予約調理の流れ」なのですが……
シャープ ホットクック公式サイトより画像引用
ホットクックの予約調理の場合、完了予定時間の1時間前から調理を始めるのではなく、スイッチを入れた時点から調理を開始、調理完了後に食品が腐敗しやすい温度帯を避けて上手く保温。
その上で、予約時間の少し前に仕上げ調理を行い、予約時間には美味しく出来上がっているという寸法。
これが意外と難しいらしいです。類似的な調理家電で言えば圧力調理鍋系のものになりますが、それだの多くは事前に材料を炒めてから入れる、等の工程が必要になったりするようです。
ホットクックの場合は、材料入れてスイッチ押すだけ。なので簡単。
今回は事例として紹介してませんが、カレーを作る場合はカレールウも最初に放り込んでおいてOKだったりします。
自動調理なんだから当たり前じゃないか、って思うかもしれませんが……
最初からカレールウ入れておいてOKって自動調理家電、意外と少ないんですよ。
さて、そんなこんなで出来上がった和風ポトフ。
うん、いい感じに出来てますね。
水は一滴も入れていないのにお汁たっぷり。無水調理なので、出来上がった時にたっぷりあるお汁は全て野菜から出てきたお汁って事。なので、とっても野菜の味が濃いんですね。
今回はホットクックだけ使用した調理なので、本当に材料切って鍋に入れてスイッチ入れただけ。
あんかけかた焼きそばも簡単でしたが、あれ以上に手がかかっていません(^^;
忙しい共働きでも時間に余裕が出来る!
ホットクック一台あるだけで調理の手間が大幅減ですね。
勿論、得手不得手ありますので、ホットクック導入したらご飯の準備から開放される!なんて事はありませんが。
基本的に「無水鍋」なので煮込み料理に威力を発揮します。
逆に言えば焼き物とかは無理です。当たり前ですけどね。
なので、焼き物とかはオーブンレンジの方のヘルシオとかを使うと、そちらも調理の手間を軽減出来ます。
流石に毎日煮込み料理とかは嫌だと思いますが、例えば終末は煮込み料理、とかにすれば、その日は時間に余裕が生まれます。
共働き家庭だと帰宅してからご飯の準備、となると慌ただしくなりがちですが、ホットクックがあれば朝少しだけ早く起きて材料仕込んで、帰宅時間に合わせて調理予約いれておけば、帰ってきたらご飯が出来ている、という嬉しい状態に。
ただ全ての料理が予約調理出来るわけでもなく、その辺りは少し残念な点ですね。
後、内鍋の内側にはテフロン加工とかはありませんので、食材が焼けてこびりつくことも儘あります。
なので、出来上がった料理を盛り付けて、内鍋空いたら水張っておきましょう。
最初にも書きましたが、本体サイズが大きめなので置き場所が大変かも。
公式サイトとかにサイズは書いてあるので、置くスペースが確保できるかどうか、もしくは使わない時に片付けておくスペースが取れるかどうか、ですね。
収納スペース用意できるんなら、使うときだけキッチン台の上に出して、終わったら収納して、でも良いわけですし。
と言う訳で、デメリットが無いわけではないですが、その程度のデメリットが消し飛ぶだけのメリットがあります。と書いてみても、たぶん実際に使ってみないと便利さが実感できないかも。
小さいサイズの1.6Lの物もラインナップされているので、夫婦だけとか一人暮らしだとかなら、そちらの方が良いかもしれません。
正直2.4Lだと家族4人でもカレー作ったら1回分で、余った分を翌日に、なんて事は無いんですね。
なので、カレーなどの作り置きには適してない感じ。
ホットクック、調理時間自体は短いわけではなく寧ろ時間は普通にかかるので厳密に時短調理器具かと言うと違うような気もしますが、調理の間立ち会う必要は無いので自分が自由に使える時間が捻出できるという点が非常に優れていると言えます。
また、材料切って入れてスイッチ押すだけという手軽さなので、料理が苦手な人でも何とかなるのもメリットかも知れません。
-
購入金額
0円
-
購入日
2016年12月20日
-
購入場所
シャープ
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。