機種選定に際しての候補としては、1660Tiの他に、ドライバクリーニングしなくても良いAMD系や、どうせなら現行で一番良いクラスから選定するべきかなあ、と考えていました。

しかし、性能比だけを考えていたL2さんの脳裏をよぎったのは、前任であるグラボ交換の時の悲（喜）劇です。

前項のアイテムリンク先にも書いてありますけれども、消費電力の見積もりを誤った為にデータ用のHDDが愉快な採掘音を発して退役した事件がありました。

それを踏まえた結果、AMD系やGeforceハイエンドでは、消費電力が大きい為、電源ユニットをグレードアップしないで悲劇を繰り返す可能性がありますので、選外。

詳しいベンチマークなどまでは調べてはいません。

参考にしたのは、ドスパラのグラボ性能比較のページ。

前任者のXFX R9-280Xが総合判定スコア　246。消費電力は250W。

当製品が、総合判定スコア　635。消費電力は120W。

・消費電力で、前任者の半分程度を超えていないにも関わらず、格段の性能アップが見込める。

・お値段も、手頃で緊急補正予算計上が可能な範囲。

という事で、この製品に決定です。

換装を行って、劇的に変わったのは、動作音（特に通常時）ですね。

今まで、高負荷時以外にも、ある程度のファンの動作音が存在しており、環境音としてL2さんのお部屋に流れていた（就寝時やPC操作時に近くに座っている時にしか聞こえない程度ではありますが）のですけれども。

換装後、ファンの動作音がグッと大人しくなりました。

むしろ、PC本体に耳を付ける位ではないと聞こえない程に。

これ、CPUやグラボのファンが故障しているというオチはないだろうな？と思わなくはありませんが。

つまり、これまでのファン動作音は、CPUファンの音では無かったのだなあ、としみじみと思う次第です。＜マテｗ

TPS、FPSゲームの殆どはL2さんには、3D酔いという壁があるので、プレイ対象にならない事が多いですし、これならば、後十年は戦える？かな。

耐久性的には、前任者の稼働年数を考えると、まあ、同じ5年位が妥当かなあ。

五年前に換装した前任者XFX R9-280Xと比較する為に、ベンチマークは同じソフトで行いました。

FF14エオルゼアのベンチマーク、1280x720の解像度で最高品質での結果。
SCORE:14514（8313）
平均フレームレート:142.935（78.649）
評価:非常に快適

MHF大討伐ベンチマークのスコアは、
1920x1080が29992（18441）。

（）内がXFX R9-280X＋A10-5700の数値。

現在の構成は、当製品1660Ti＋Core i5-4690ですので、比較にならないかなあ。

前任者のベンチマークは気合入れて、アプリも全部閉じていましたが、今回は、艦これ（提督業も忙しい！）窓、firefox窓二つ（youtube視聴と、今書いているレビュー窓）は、まあ、閉じなくても問題無いかな、と思ったのでそのままでした。

ドスパラでの総合スコア通り、二倍近いスコアですね。

そして、FFとMHFのベンチマークを回した結果、前任者が装備されていた時の夏季通常時程度のファン音がしてきました。

ベンチマークを閉じると、急激にファンが大人しくなっていく様がボリュームを絞られていく感じで伝わってきた事に、感動を覚えました。＜一か月経って初めて実感するｗ

夏真っ盛りにこんなに静かであるとなると、冬はもう、起動していないレベルだな！

という冗談が言える位に静音化して、ビックリです。