以前購入したハサミ

だが、封筒の開封から、食品の袋を開けること、車関係のリード線の皮むき、リサイクル用に牛乳パックの開封や卵パックの分解など、なんに使っても結構な切れ味で重宝していたのだが、先日酒のパックを分解しようとしたときに、糊付けの部分が強すぎて刃とグリップを痛めてしまった。

特にグリップは破断して使い物にならなくなってしまったので、ハサミを新調することにした。

自分にとってのハサミの使い道を考えると、カッターナイフなど他の切断用品で代用できない一番の用途は、リサイクルにあたっての牛乳パックの解体や、結束バンドの切断など、「力はかかるが、繊細な作業ではない」ということに気が付いた。

そこで、「どんなにものでも切断できる強力な解体用ハサミを買おう」ということで。

色からして「工具」してる

買ったのは、あの「ネジザウルス」の株式会社エンジニアの「鉄腕ハサミDP（PH-57）」。

曰く、

■同軸ケーブル5C（軸芯Φ1mm以下）
■ビニルキャブタイヤVCT2mm²×4
■綿芯・綿被覆コード各種
■ロープ各種（Φ10mm以下）
■PP板（1.2mm以下）
■皮革・コルク板（5mm以下）
■ナイロン・ケブラー繊維各種
■編組織各種

をバシバシぶった切ることができる。

「文房具」のハサミではなく、「工具」のハサミイメージ。

結構ごつごつしていて硬いが、力がかかりやすく、切りやすい。

刃元にはギザギザ（ピラニアセレーション）があり、ケーブルのような丸いものを逃がさない

ブレードはマイクロセレーションと呼ばれるのこぎり状になっている

牛乳パックよりもはるかに接着面が分厚く硬い、酒類やみりんなどのフィルムが入った紙パックもガリガリ切れる。

グリップの部分は力をかけて切るときに指を挟み込みづらい形状

これでハサミが負けることはなくなったかな？

刃先カバーつき

【仕様】

材質：刃物用特殊ステンレス（ブレード）、ABS&エラストマー（グリップ）、ABS（キャップ）
サイズ

　全長（㎜）：210
　全幅（㎜）：98

　刃厚（㎜）：3
重量（g）：136