コンデジに求めるものといえば、文字通りコンパクトなことがあげられる一方。レンズ交換が不要なことから、明るい高倍率ズームと、4Kでの長時間録画が可能かどうかが製品選択の大事な要素だと個人的に考えている。
そこで、候補機としてあがったのが、PanasonicのDMC-FZH1。
コンデジとは言えない大きなボディーだが、その分、妥協がない。
センサーは、1インチ。レンズはフルサイズ換算で、24-480mm、しかもf値は、f2.8-4.0。
写真だけでなく、動画撮影の仕様も優秀で、4Kの動画撮影を29分29秒の制限無く続けることができる。
また、NDフィルターを内蔵しており、明るすぎる環境でも、絞りを開いたり、低速シャッターを使った表現が可能。
欠点をあげるとすると、バッテリー容量と稼働時間。
また、バッテリーグリップのオプションが無い点。
稼働時間の短さは、ズーム操作を手動でおこなったりすることで、若干緩和できる。
また、サードパーティー製のカプラーがあり、サポート外だが、モバイルバッテリーを利用した長時間稼働も可能。
この機種で満足できない場合は、マイクロフォーサーズのDC-GH5を選択することになるが、価格が跳ね上がり、また、広角から望遠をカバーするレンズは、28-280mm 相当(H-FS14140 14-140mmの場合)となり、その画角を超える撮影をしたければレンズ交換を強いられることになる。
実売13万円程度で、写真も動画もOKな機種として、DMC-FZH1は期待に応える機種だと考える。
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購入金額
138,000円
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購入日
2017年09月20日
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購入場所
マップカメラ
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