古い木板の保護に使えるものを探してニスや塗料と悩んだ結果選んだのがこの油性ステイン。その名の通り屋外のラティス等に使うもの。
表面を保護・色付けするのがニスで、ステインは内部まで浸透させて染色する。どちらも防腐や防虫効果を謳ったものがあるが今回使用する木はだいぶ古く痛んでいたので内部まで浸透するステインのほうがいい気がした(素人)。
今回塗るのはコレ。きったない木ですね。材質はなんの木かわかりません。
金属のフレームに固定されているのでまずはそれを外すんですがネジごとガッチガチに錆びていました。外したら外したで金属との隙間に小さい虫的なものががワー。これはとっとと処理せねば。
既に雨で濡れていたのでどうせならと水洗いして1週間ほど乾燥。
はずしてびっくりなんとこれ本来は水色だったんですね。表側の白いのは木の色じゃなくて退色した塗料だったらしい。
というわけで両面ガリガリサンドペーパー等で削る。木なのであんまりやると消えてなくなりそうだからほどほどに。削ったら表側の白っぽいのもこの写真(裏面)ほどではないが茶色になった。削りカスを掃除したらステインの出番。
本体はまるで水のようにサラサラしていて、塗るというよりしみこませる感じなので雑な塗りでも大丈夫。ニス用ハケ使用を推奨とあるが一番安いハケで十分だった。
1週間しっかり乾燥させていたせいか元々古い木なせいか、ガンガン吸う。大き目のハケでじゃぶじゃぶ塗ったが吸ってくれるのでムラは殆どでない。塗装ヘタクソマンにも安心。ただ忘れちゃいけないのが油性ということ。なかなか匂うし使用したハケ等は溶剤系で清掃必須。
説明書きによると通気性を保つためこのステインを塗った上に更に何かを塗るのは非推奨。
乾燥時間は冬の場合1日~2日とあるが、確かに朝塗った後夜に場所を移動しようと持ったらまだしっとりしていて手に色がついたので今回のように特にガンガンしみこんだ場合2日どころかもっと乾燥させないといけないかも(なのでまだ二度塗りはできていない)。
色は缶の見本色より結構彩度が高い感じ。購入したホームセンターは親切で木に塗ったサンプルが置いてあったのだが、そちらとはかなり近い仕上がりだったので色が気になるならその手のサンプル置いてる店が確実。
最大の目的である耐久性は今後長い目で見るしかない。既にかなり痛んだ板がどうなるかはわからないが見た目はかなり生き返ったようにみえる。
あ、ちなみにコレの屋根についてるルーフキャリア?です。
本体は相変わらずブレーキ死んでるんで走れません。
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購入金額
1,400円
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購入日
2018年12月29日
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購入場所
ホームセンター
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