第２次大戦時代、英軍で使われていたWireless Set No.19（No.19無線機）のスペア真空管一式を格納するための箱。

このボックスに15本もの真空管が格納可能です。

増える真空管をどうにか格納する方法を考えていたところ、eBayでNOS（New Old Stock、未使用デッドストック品）のこいつを発見。

15本のうち、13本がUSオクタルソケットだったので、これは収納用に使える！しかも6V6Gが２本付いてくる！ということで早速ポチってみました。

この無線機、1940年代に登場したものですが、実に1970年代頃まで現役だったようです。
今回購入したのはデッドストック品で、真空管の作りを見る限り、1950～1960年頃？という印象です。
真空管の原産国はアメリカで、購入したのもアメリカですから、イギリス軍向けにアメリカで製造し、そのまま使われなかったもののようです。

中身はこのような感じで、みっちりと真空管が収まっております。
この布の裏はフェルト地が貼り付けてあるので、衝撃にも強い作りとなっています。

さっそく、あまりの真空管を装着してみました。
箱の中にはこのような板？にソケットが取り付けられたものが入っており、ベルトを引っ張って取り出す仕組みです。
土台の下にも横向きで真空管がセット可能。

13本のオクタルソケットがあるので、6ペアの真空管を格納可能。
インテリアとしてそのまま置いても良し、これはいいものを見つけました。