毎年の楽しみで買換え、が、SONYが…
何年か前にdocomoを契約し始め、同時にdカード(当時はDCMX)で支払をしています。dカードで毎年いくら以上と利用すると、5月頃に利用額特典の一つとして、ケータイ割引クーポンがもらえるのです。これを使って多少なりオトクに新機種を入手するのが、毎年の楽しみなんですよ。
実はこの機種を買う前は、Xperia Z4 -> Z5 Premium -> XZ Premiumと、ずーっとSONYを使っていました。で折角なら、上位機種を買うというのも楽しみに含まれています。
ところが今年は、XZ2 Premiumがまさかの発売延期…だけなら発売を待ったんですが、そもそも背面の中途半端なところに指紋センサーとか、真ん中カメラとか、丸みデザインとか、余計なことばかりしくさりおってからにぃ!と思っていたところに、Huaweiの新機種がdocomoオンリーで発表されます。他キャリアは無い、そういうオリジナリティに弱い意志を突かれて、初めてのHuaweiに手を出しました。
あとSONYのスマホには私として、一点弱点があります。私はFitbitを使っていまして、使用機種のBlazeには音楽操作のシステムが付いています。ところがこれ、SONYスマホ内蔵のThrow機能に干渉してしまい、Bluetoothプロファイルを認識してくれないのです。おかげで一時停止や早送りはスマホを取り出して一々操作。面倒です。この点も、SONY離れをしてしまった一因ですね。
有機EL(OLED)が凄い! カメラが凄い! 性能は若干惜しい!
随分前ですが、Galaxy Tab S 8.4を使っていた時期があります。その際の有機ELの高発色には、目を奪われたものです。その記憶が蘇ってきますね。やはり有機ELは、綺麗だ…! 初期レビュー用に入っている写真が15枚ほどありますが、一番違いが分かるのは"マカロン"の写真ですね。食紅系の鮮やかな発色をそのまま表現できています。
また、CMやHuawei全般のモデルではカメラを押す傾向が強いですが、それが正に現れるような写真が撮れますね。5倍ズームでもあまりジャギーが入りませんし、4kムービーを撮影して有機ELで見ると、実体験の色と綺麗さが鮮明に現れますね!
若干の惜しい点としては、性能でしょうか。いや、あくまでも一般の方には何ら不自由のない高性能です。ただ、ゲームもそれなりに楽しみつつ、ガジェットが好きな身の私。折角高級機を買ったなら、それに見合う性能が欲しかったのです。
Huawei製は一般的なスマホによく使われるSnapDragon CPUではなく、Kirinを使っている。これは想定内ですし、十分な性能なので大丈夫。問題は、GPUでした。Mali-G72という中堅モデルで、いわゆるゲームに強いスマホに入っているAdreno 630より半分くらいの性能、ですかね。
今この記事を書きながら調べて知ったのですが、CPUとGPUはセットのようなので、Kirinを選んだ以上は高性能GPUは得られなかったということですか…。難しいですね、スマホ選びは。
感度が良すぎてちょっと困るくらい、不満な部分はない! なお、音ゲーする人は注意!
使い始めて、気付けば半年くらい過ぎていました。何をどう書いていけば悩んだので、Huaweiの公式HPの仕様に沿って、使用感をさらっと書いていきます。
・本体サイズ -> 今までもSONYの4Kスマホを使っていましたので、至って普通ですね。
・カラー -> どこかのレビューにもありましたが、海外のsimフリータイプにはトワイライト色があるそうで、あれは綺麗でしたね。でもミッドナイトブルーも、落ち着きがあって良い色ですよ。
・Android OS 8.1 -> 9に上がる約束がされているそうなので、期待しています。
・メモリ6GB / 保存容量128GB -> 十分な性能ですね。保存容量が多い代わりにmicroSDが刺さらないですが、そもそも内蔵メモリタイプの方が転送レートに優れていますし、1GB前後の動画を15本ほど入れて通勤時間に見ていますが、圧迫感はないですね。大容量です!
・バッテリー -> ゲームをしているとちょっと早い気もします。
・Wi-Fi、テザリング、Bluetooth -> Wi-Fiが凄く早いです。部屋のサーバーから動画を取り出すときに、実測240Mbpsは出ていますね。下手にUSBで繋いで転送しなくても良いほど、高速です。
・カメラ -> 先ほどの初感に書いたとおりです。
・生体認証 指紋・顔 -> 顔認証がとても早い上、視野も広いです。ちょっと時間が見たくて斜めの方向から電源ボタン押したら顔認証されてホーム画面まで行っちゃった。くらい早いです。指紋認証もXZ Premiumに比べて認識度が高い気がします。ただ、早い分例えば認識ミスをするとかは調査していないので、その辺はノーコメントで。
・付属品 -> 付属でUSB-C=microSDリーダーが付いていますが、これは微妙に使えません。転送レートが遅い上、かなり発熱します。
・気になる点 -> 音声の遅延。iPhoneと違って、Androidは機体差によるタッチパネルのレイテンシに差がありますので、調整が必要です。ただ、いくら調整ができてもタップした音とタッチした指に明らかな差があれば、音ゲーは楽しめません。
ところがこの機種、折角美麗な有機ELを積んでいるというのに、反応がおそい!「あ、これは無理だ」と思うほどに遅いのです。感じた人もいると思います。ただこれ、回避策があります。詳しくは長いので、追記に記載しますね。
マルチメディア端末として、素晴らしい機種(ちまたで騒がれているチップ問題は除くとして)
丁度この記事を書いている12月前後、HuaweiのCFOがカナダで逮捕されたり、アメリカに続き日本でも政府関係者のHuawei使用制限、また全キャリアで通信システムからHuaweiとZTE製品を排除する動きが強くなっています。中国に監視されないため、ですね。
確かに監視されるのはいやですが、こういった噂を全部鵜呑みにしていくと、Lineは使えないし、メルカリは犯罪の温床だし、Googleは情報収集しているし…。さて、どこまで対策すればいいんでしょうね。
閑話休題
私もMade in Japanは好きです。ただ、物にも向き不向きがあると思います。小型のデジタルデバイス系は製造コストや新技術の導入速度を考えると、欧米や中国には勝てないでしょう。ノートパソコンでもNECや富士通はLenovo傘下で、東芝はSharpと一緒に鴻海。時代の流れを感じます。
そんな中、Huaweiは初代Pocket Wifiからとても発展しましたし、実際に使っていく中での快適さ、docomoのプリインストールアプリはあれど、更に無駄な機能はそんなに入っていない自由性。バランスを取りつつカメラと画面の美麗という見栄え重視のハイエンドな一台を世に送り出したと思いますね。
さぁここまで書いてみると、なんだかHuaweiの回し者みたいですね。しかしご安心ください。段々とゲームに費やす時間が長くなっているような気がするので、次に買うとするなら、Razer Phone2かROG Phoneになるでしょう! クーポン使えないから寂しいけど!
わぁ、総評が全然総評してない。
とにかく、10万円という高めのスマホでiPhoneはウィジェット出せないしちょっとな、日本語入力でATOK使いたいしな…と思う方なら、チップ問題を除けば良い機種です。一度検討の枠に、入れてもいいかもしれませんね。
ではではノシ
音ゲー遅延問題
お待たせしました。遅延問題を書いていきます。
「設定」->「音」->「Dolby Atmos」と入ります。そしてこのDolby Atmosをoffにして下さい。遅延が「なんとか遊べるマシ」な程度まで改善されます。
ただし! このモード解除や解除の状態は「USB-C=イヤホンジャックアダプタ(非純正含む)やUSB-Cイヤホン/ヘッドホンを刺してる状態でないと出来ません。スピーカーモードでは否応なくonになりますので、悪しからず。
まー正直、スマホのスピーカーなんて飾りなので、ヘッドホン使うことを素直にご推奨しますけどね!
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購入金額
83,680円
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購入日
2018年06月21日
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購入場所
エディオン
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