取り敢えず今回は「閃の軌跡」の方を購入しました。割引販売は11月13日までとなっていますので、その間に「閃の軌跡II」の方も買うかどうかは考えます。

Steamで購入すると、12GB以上のダウンロードが必要となりますので、ある程度セットアップ時間は長くかかることは覚悟しておいた方が良いでしょう。ダウンロードが済むとプレイ可能となります。

このゲームにはDLCが用意されていますが、DLCを購入しようとすると「貴方の利用言語に対応していません」と警告が表示されます。しかし、試しに「セピス詰め合わせ」を購入してみたところきちんとゲーム内に反映されているようですので、恐らく他のDLCも問題ないのでは無いかと思われます。

▲タイトル画面

コンシューマー機のゲームを移植しているためか、標準状態では1,280×720という解像度が選択されています。PC向けの移植版だけあり、解像度のカスタマイズは可能ですから、必要があれば設定ツールから変更すると良いでしょう。

▲ゲーム画面

元々PlayStation3向けのタイトルですから、最新のゲームと比べると描き込みのクオリティでは少々分が悪いかも知れません。とはいえ、前作（「英雄伝説 碧の軌跡」）の2Dベースの画面よりは大幅に現代的なものとなっていますね。

私の環境はXeon E5-2670＋GeForce GTX 1070Tiですが、それくらいのPCで充分快適に動作します。ゲーム向けを考慮したPCであれば恐らく快適にプレイできるのではないでしょうか。

ただ、実は最初は操作に苦労しました。というのも標準状態のキーマッピングが、これまでのWindows PC向けの日本ファルコム製タイトルとあまりにも異なっていたためです。PlayStation系のコントローラーのボタンをそのままPCのキーに置き換えたせいなのだと思いますが、最初は何処を押せばカーソルが動くのかすら分かりませんでした。

何とか設定にたどり着けば、後はキーマッピングが自由にカスタマイズ出来ますので、お好みの操作スタイルに合わせて設定すれば良いでしょう。私は極力以前の「空の軌跡」シリーズに準じた設定としています。

日本語ローカライズについては、ほぼ問題は無いのですがごくまれに英語のままとなっている箇所があります。まあ、内容を理解するのには支障ないとは思いますが…。

後はゲームを進めていくのみですが、今のところ「閃の軌跡III」以降のタイトルが移植されていないことは気がかりです。また、「空の軌跡」シリーズと「閃の軌跡」シリーズの間をつなぐ「零の軌跡」「碧の軌跡」も移植されていないことから、ストーリーの理解度にも不足が生じてしまうでしょう。私は一応Windows版の「零の軌跡」、PSP版の「碧の軌跡」はクリアしていますので、ストーリー自体は追うことは出来ていますが…。

▲現時点での軌跡シリーズ配信タイトル一覧

なお、一応「空の軌跡」シリーズは登録されていますが、こちらは日本語非対応となります。日本語版は日本ファルコム自身のパッケージ版が用意されていますので、そちらでプレイすることになります。