Nikon D5300を使用していたが高感度耐性や連続連射性能がさらに欲しくなったのとシグマの150-600mmとの相性が悪くタイムラグが大きかったりしたのでD7500に更新することにしました。なお、D500も検討しましたが値段が高すぎるし赤外線リモコンが使えないので見送りました。
今後、飛行機や鳥の撮影はミラー一眼APS-CのNikonで行うことにします。
価格.comで最安値をウォッチしていたら90800円で1週間ほど一定で、お店の在庫がじりじり減っていくので注文したところ、翌日に2000円も安くなってしまい、最安値でゲットできずチョット悔しい。
何故か、D5300には付属していたアクセサリシューカバーが無かった。
使用するレンズ
テスト撮影結果や評価は、今後に追記していこうと思います。
望遠ズームレンズを使用した連射テスト
SIGMA Sport 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM を使用した40枚の連射テスト結果です。
絞り優先で解放,ヘアピンカーブを向かってくるバイクにズーミング
見えづらいですが、赤枠で囲ってある17枚目と最後の40枚目にピントが合っていません。なお18枚目はピントを追いかけるも少し甘い感じです。
以下は、高速連射した枚数です
- 秒目 8枚
- 秒目 7枚
- 秒目 6枚
- 秒目 7枚
- 秒目 7枚
- 秒目 4枚
- 秒目 1枚(シャッターオフの為)
D7500高速連射した場合のカタログ値は8枚/秒ですが、カタログ値を達成しているのは最初の1秒目だけで後は微妙に遅れています。これはズーミングしたためフォーカスが大きく外れてピントを追いかけているのが原因かもしれません。なお、35枚撮影して5秒を過ぎたころから連射速度が大きく低下しています。
欲を言えばキリが無いですが、一応5秒間は高速連続連射可能なので十分な性能でしょう。
使用しているSDカードの仕様は以下となっています。
もっと早い書き込み速度のSDカードにすると、どうなるのか試してみたくなりました。
連続撮影枚数は、シャッターボタンを半押しすると表示パネルに「r33」と表示されていました。すなわち33枚連続撮影可能と表示されているので、表示通りと言うことです。しかし、カタログを見るとRAW(14bitロスレス圧縮)の場合は50枚となっているので、この差が不明でした。なお、カタログには状況により少なくなりますとの但し書きがありましたが、その設定状況が不明でした。
連写33枚中3枚ピントを外していますが、AFエリアモードをダイナミックAF9点にして被写体をちゃんと捉え続ければ外す可能性が低くなることが判明しました。それでも外した場合、僕の腕が悪いと言うことでしょう。
航空祭での実写テスト
11月18日岐阜基地祭の前日及び当日に撮影に行ってきました。撮影枚数は合計で2556枚でバッテリ残量は3/5でした。仕様を見ると連続撮影モードに置ける撮影可能枚数は3880枚となっていましたのでバッテリ1個でも十分と言えるでしょう。
SIGMA Sport 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM を使用した感想では、D5300よりは少ないもののタイムラグをわずかに感じます。やはりシグマとNikonは相性が悪いのでしょうか?
予測できる範囲なので実質的には実害はありませんが、今後カスタマイズで解消するか確かめてみようと思います。
タイムラグと言うよりは単にオートフォーカス駆動時間のようです。従って、カメラ側の設定をAF-C,ダイナミックAF9点,シャッター優先にしました。さらに、レンズ側にもAF速度には速度優先と標準と品位優先があることが判明しましたので、C1が速度優先とのことでSWをOFFからC1に変更しました。オートフォーカス駆動速度が遅いのは単にレンズ側のモーターのパワー不足なのでしょう。
また、33枚までしか連続連写出来ないからか連写して再び連射しようとするとシャッターボタン押下を無視されたことがあります。一瞬置いてからシャッターボタンを再押しすると撮影できました。この辺が連続撮影枚数の多いD500との差別化なのでしょうか。
夜景写真撮影
期待していなかった夜景撮影でしたがビックリの結果でした。フルサイズのILCE-7RM3を立体感で上回っているような気がします。解像度では負けてもダイナミックレンジが勝っているのかもしれません。それとも画像処理の旨さかも知れません。常用感度の最高が51200は伊達ではなかったと言うことです。
Nikon AI 20mm F2.8 S使用,ISO:800,露出15Sec,縮小率:20%
SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM使用,ISO:400,F2.8,露出:20Sec,縮小率:20%
フルサイズと言えども、このカメラを確実に上回る高感度耐性を持つカメラは、D5,α7S,α7SⅡ等でしょう。
コスパ抜群で高感度耐性はAPS-C最強かも
- 高感度耐性はAPS-C最強レベル
- コスパ抜群
同じセンサーと画像処理エンジンを持つD500は、158980円(2019年4月23日現在、価格.com) - 動体捕捉性能も十分良い
上位機種のD500との差は僅か(多分) - 星景撮影でもバッテリは十分持つ
背面液晶を多用してもミラーレスと同レベルに良い(α7RⅢより良い) - 上位機種のD500に無い物がある
赤外線リモコン,内蔵フラッシュ - 欲を言えば、連写枚数が後10枚+の50枚欲しかったな
-
購入金額
90,800円
-
購入日
2018年10月16日
-
購入場所
ウインクデジタル
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。