レビューメディア「ジグソー」

着て歩く勇気は…

先日参加させていただいた「Synology 2019 Tokyo」。これはNASでお馴染みのSynologyが自社製品や技術の紹介を行うイベントで、私はごく普通のコンシューマーユーザー向けとなる第2部の方に参加させていただきました。

 

イベントそのものについては後日レポートをどこかで掲載するつもりではありますが、このイベントにはSynologyだけではなくパートナー企業もそれぞれ小さいデモブースを用意していて、自社製品のアピールやユーザーとの情報交換などを行っていました。

 

パートナーとして参加していたブランドを以下に並べてみましょう。

 

 

・Seagate (HDD)

・Western Digital (HDD)

・Crucial (SSD)

・Schneider Electric (APCブランドのUPS)

・OMRON (UPS)

・ソニー・マーケティング (サイネージシステム)

 

 

この中では、間もなくCrucialからNVMe対応のM.2 2280向けSSDが発売される(但しそれほど速度性能は大したものではないらしい)など、なかなか耳寄りな情報をいただくことも出来ました。

 

Western DigitalはWD Red、WD Red Pro、WD Purpleを並べていましたが、SSDなどは持ってきていませんでしたね。SynologyでもM.2 SSDに対応したNASもアピールしていましたので、SSDのWD Black辺りでもアピールすれば良いのにと思いましたが、率直に言ってここはあまりやる気を見せていませんでした。

 

 

さて、私が最も長く話し込んだのはSeagateのブースでした。私自身、SeagateのNAS向けHDDであるIronWolfはST8000VN0022を2台使っていますが、それでちょっと気になっていた点があったためです。

 

 

 

 

 

 

それは、IronWolfシリーズの大容量モデルには回転数が7,200rpmのモデルしか存在しないということです。速度性能を要求されることが多いNASでは、確かに7,200rpmにする必然性はあるのかも知れません。シーケンシャル速度はともかく、ランダムアクセスは回転数に左右される部分も大きいですからね。

 

しかし、NAS向けのHDDは、必ずしもSynologyやQNAPのようなNASだけで使われる(有力メーカーのNASではIronWolf専用モードを持っていたりもします)だけではなく、PCベースのファイルサーバーなどでも使われることが多くあります。私の場合この役目をMini-ITXのPCに負わせていることで問題となっているのですが、IronWolfはWestern DigitalのWD RedやWD Purpleと比べて結構発熱が大きいのです。IronWolfは60℃でも安定動作するという耐久性がメリットではあるのですが、周囲の温度が上がってしまうのは小さい筐体では結構困ります。

 

この指摘に対しては、確かにその視点はあまりなかったと先方も仰っていまして、フィードバックは上げておくとのお話をいただきましたので、次世代モデル以降に少し期待を持っておきます。

 

そのような話をしていて、「今まで発売記念キャンペーンなどでこれ貰ったことはありますか?」聞かれ、素直にないと返答した結果いただいたのが、今回取り上げるTシャツとなります。

更新: 2018/10/21
総評

出来は良いが普段着られるかは…

渡される際に「あまり残っていないのでサイズがMしか無いんですが…」と仰っていましたが、私の場合はMで丁度良いので問題はありません。現物を見てみましょう。

 

 

 

 

 

分かりやすく首の部分に「M」と書かれていますね。

 

 

 

 

 

 

こちらは表面。リブランドが行われた際に設定された統一名の「THE GUARDIAN SERIES」と、それぞれ「BARRACUDA」「IRONWOLF」「SKYHAWK」の名称及びイメージロゴがプリントされています。私自身、リブランド後のモデルはIronWolfを好んで買っていて他は買っていないのですが…。

 

 

 

 

 

背中側はシンプルにSeagateのブランドロゴだけがプリントされています。

 

 

デザイン的なまとまりはなかなか良いのですが、普段着られるかといわれるとちょっと難しいかな、という気はします。PC関連の仲間内で集まるようなイベントであれば着ていっても良いかもしれませんが。

 

Tシャツ自体はこの手のものとしては生地もまずまずしっかりしていて、安っぽさはありません。ただ、そのメーカーの信者というわけでもないのにブランドロゴを背負って歩くかといわれると、それは難しいという程度の話です。

 

夏場であれば部屋着程度に着る分には充分ですし、前述の通り意外としっかりとした作りですから洗濯を繰り返してもある程度は耐えられると思われますので、時期によっては家の中で着るのはアリかも知れません。

 

まあ、今回は頂き物ということで、素直にありがたく受け取るべきものですね。

  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    2018年10月18日

  • 購入場所

    Synology 2019 Tokyo会場

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