以前車のタイヤをパンクさせられて以来、24時間体制で防犯カメラを動かすようにしました。
最近ではAmazon辺りでカメラとHDDステーションのセットでそのまま使えるものも比較的安価に売られていますが、折角手持ちの部材が色々とあるのだからと、差し当たって防水型のネットワークカメラを設置しています。以前1号機のカメラについては掲載しましたね。
実はほぼ同等のカメラがその数日後にタイムセールとなっていましたので、バックアップ用にともう1台購入していました。今回はそちらを取り上げておきます。
箱がかなり潰れていて心配でしたが、一応動作確認では問題なかったためクレーム等は入れませんでした。
内容物です。以前のものとほぼ同じ同梱物です。まあ、メーカーが同じなので当然かも知れませんが…。
一応音声記録にも対応しているようですが、これは特に使う予定はありません。映像さえ記録できていれば充分です。
同梱されている12V 1000mAの電源アダプターです。暗所撮影時は自動で赤外線照射を行うということもあり、意外と出力が大きいアダプターが使われています。
カメラ1~2台なら標準ライセンスで運用できる
ここからはSynology製NAS、DS713+にこのカメラを接続して活用するという話です。
このDS713+には、暫定的ではあるのですがSeagate製小規模NAS用HDD、IronWolf ST8000VN0022を1台だけ装着しています。
DS713+などのSynology製NAS主要製品には、IPカメラ運用ソフトウェアであるSynology Surveillance Stationが用意されています。
これは監視カメラ統合管理ツールであり、NASに添付されているライセンスで2台の監視デバイス(主にカメラ)を利用することが出来ます。なお、3台以上のカメラを管理したい場合には、別途有償で「Synology Surveillance Device License Pack」を購入する必要があります。ちなみにこのライセンスは1台もので約8千円前後だそうです。
生憎今回利用しているszsinocam製のカメラは、かなり豊富な筈のSurveillance Stationのサポート機種には含まれていません。しかしながら、大抵のこの類のカメラはONVIFという標準規格をサポートしていて、ONVIF互換デバイスとして利用することが出来るのです。
Surveillance StationはWebベースのツールであり、ここからカメラの動作設定やライブビュー、録画データの閲覧や管理を行うことが出来ます。
NASのツールらしくストレージ回りの細かい設定も可能で、現時点ではフルHDのH.264形式の録画映像を100GB分のストレージを確保して記録するように設定されています。記録映像のデータ量が100GBを超えた場合には、自動で古い方から順にファイルを削除していきます。これで数日分24時間連続録画を保管しておくことが出来ますので、気になる映像があれば他の領域にコピーして保存しておけば良いというわけです。
一応カメラ自体にmicroSDメモリーカードスロットが用意されていて、最大64GBのメディアをサポートしていますので、これでも数日分を保管しておくことは出来ます。しかし、あくまでカメラ本体に内蔵している形ですので、カメラを破壊されたりメディアだけを取り出されてしまうと記録が残りません。
その点、カメラから離れた場所のNASで保管しておけば、映像の保全は遙かに確実となります。元々使っていたNASにSurveillance Stationを導入しただけで防犯設備として機能してくれるのですから、特に使うつもりだった機能では無くても、結果的にとても助かっています。
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購入金額
4,751円
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購入日
2018年07月05日
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購入場所
Amazon
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