今回のBluetoothヘッドセットレビューは、Dudiosというお初なメーカーの製品でございます。
先ずは簡単な仕様から。
・Apt-X対応
・防水機能はIPX6基準
・Bluetooth4.1
CVC6.0規格の通話ノイズ・キャンセリング機能(BOSEとかの再生音声に関するノイズキャンセリングとは違いますので留意してください)付き
・連続使用時間は約8時間(アマゾンの製品紹介による)
とまぁこんな感じです。
連続使用時間は、新幹線のぞみで東京から博多に行ってもまだ3時間以上の余裕がありますね。
他の特徴としては、左右のヘッドフォンスピーカー部背面にマグネットが取り付けられており、磁力でもって互いにくっつくようになっています。
ボタンは、電源ボタンも兼ねたマルチ・ファンクション・ボタンと、曲飛ばしやボリューム調整を行う+ボタンと-ボタンの3ボタン・タイプ。
インナーイヤータイプの音質の大きなポイントの一つとなる、本体の耳へのフィット感ですが、出来るだけ使用者の耳に合わせられるように結構な数のイヤーピース、イヤーフックがついています。
マルチ・ファンクション・ボタンの長押しで電源を入れ(Power onという英語音声で機械状態を知らせてくれます)、そのまま長押しを続けることによってペアリングモードに入ります。この時、青色LEDランプの点滅状況によって「ペアリング・モード」か否かの判別が出来るようになっていますが、他メーカーで私が体験してきたような「ペアリング中です」とか「Pearing」といった音声で知らせてくれることはありませんでした。
ま、取説も読まずにいきなりペアリングを始めた私も悪いんですが、音声が出るとすっかり思い込んでいたため、始めは「ペアリングに入らない!?」と戸惑ってしましました。
今回も、他機種のレビュー時同様、ロック、ハードロック/へヴィ・メタル、ジャズ、ボサノバ、落語、ポップスなどで聞き比べてみました。
まとめて言うと、元の音源に対して、高音部と低音部を少し強調した音になります。
でもだからといって中音域がないがしろにされているわけではなく、そこもしっかり聞こえてきます。低音部に関して言うと、目立ちにくいベースラインが、「くっきり」とまでは言わないけれども「ちゃんと」聞こえるようになる感じ。
高音部は、シンバルの高い音が強調されて、曲によっては少しだけ「シャカシャカ」した音の残像が残る感じです。
古い曲で、元音源だと聞こえにくいから高音を大き目にミックスしてある曲や、アクセントとなる楽器の音を強めにミックスしてあったりするとそれがかなり目立つ感じになりますね。
昔、カーステレオなどで流すテープを作成する際に、「騒音の中でも聴きやすいように」とイコライザーをいじって高音と低音を強くした、なんて経験のある方は実感が出るかもしれませんが、ようするにこういう音って、多少雑音のあるところでも聞きやすいんですよね。
ですからウォーキングを屋外でしたり、運動をしたりする時なんかにも向いていると思います。
左右の音の分離感もしっかりしていますし、音の広がり方も十分に感じられます。
私が入手した時点でのアマゾンの売価が2999円ということで、まぁ3000円ですよね。
最近はさらに安いヘッドセットも出回ってはいますが、一応これだけの仕様ですから、上記したような音質がお好みであれば、アリかと思います。
個人的には、しっかりしたポーチと多彩なイヤーピース群に好感が持てました。
最後にまとめて画像を載せておきます。
-
購入金額
2,999円
-
購入日
2018年07月頃
-
購入場所
Amazon.co.jp
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。