レビューメディア「ジグソー」

ドコモでP20Proが発売されるが半年落ちで半額で購入

ドコモで世界初3眼、しかもライカ監修カメラを装備したHW-01K(P20Pro)が発表され、購入受付を翌日に控えた14日、まさにその日に始まった楽天スーパーセールの半額(黒青各220台限定)にチャレンジし、無事購入できました。

 

一向に進化を見せないXperia。そこからの乗り換え先を模索して落ち着いたのがMate10Proでした。

 

なぜP20Proではないのか。なぜ今さらMate10Proなのか。そして肝心の使い心地は。

 

しばらく使用したので、レビューをアップデートします。

更新: 2018/12/18
いい点

魔法のような電池もち

Samsung>Samsung>Sonyと乗り換えてきて、実は中華端末は初めてですが、いろんな面で驚きました。

 

まず、プロセッサがHuawei独自のKirin970で、Androidの高機能端末でほぼデフォルトのSnapdragonとは違いますが、通常の利用で非力と感じる場面がありません。たまにゲームなどでSnapdragon系に最適化されたと思われるグリグリ系では、若干のひっかかりを感じることもないではありませんが、個人的にそういうゲームはあまり好んですることはないので、マイナス面にはなりません。

 

さらにびっくりしたのは、バッテリーもちが異常といえるほどいいということ。前機種Sony Z5 Premiumが、こちらも異常ともいえるバッテリードレイン端末で、減りが激しかったため、異次元の感覚があります。結構使ったなと思っても、90%台後半のままだったり、1日中使いまくっても8割を切ることはほとんどありません。

カメラも「おお、Leicaだ」と思うことはほぼありませんが、それでも自然にきれいな写真が撮れるので、スマホのカメラとしては十分すぎるほどです。

 

また、SIMフリーを買った大きな理由ですが、キャリア販売ものと違って、余計かつ削除不能なアプリがアホのように入っていないのも、当然ながら好ましいですね。

 

そして、ウェブサイトのスクリーンショットが長いページでも取れるのが便利です。他機種でも対応しているものがあるけど、あるとないのとでは大違い。

更新: 2018/11/15
改善すべき点

LINE通知、ポートレートモード

前機では、スマホ+Fitbit Altaアプリ+通知アプリで、LINEの着信通知を手首のFitbitに送ることができました。スマホをかばんに入れていたり、スマホから離れていたりする際、それでもLINE通知に気づくことができ重宝していましたが、Mate10Proでは、それがかないません。

 

先人たちの知恵をいろいろやってみました。

  1. LINEアプリ自体を自動的にタスクキルしないよう、アプリ履歴画面でロックする
  2. バッテリー管理で、LINEとFitbitアプリ、通知アプリを端末側が制御しないようにする

などですが、設定した後しばらくはいいのですが、いつのまにか通知が届かなくなります。強力すぎるタスクキルが働くためと思われます。まあ、その一方で魔法のようなバッテリーもちが得られているので、ここはトレードオフなのでしょう。

 

加えて、せっかくのLeica監修レンズですが、ポートレートモードは「ああ、こういうものか」と勉強させられました。

 

私はモノクロフィルムからカメラを使ってきた世代ですが、フィルムレンズの「ボケ」(Bokehと英語にもなっている)は、言ってみれば光の状態をそのまま写し取ったものです。しかし、当機に限らず、iPhoneでも何でも、スマホのボケとは、レンズから得たデータの中から、主要被写体を切り取り、それ以外の背景をぼかすという画像処理を内部でするもので、言ってみれば擬似的ボケです。

 

従って、画像を拡大してみれば、細かい部分などで背景がボケず、そのままのことがあります。フォトショの投げ縄ツールで選択しきれず残った部分、というイメージです。

 

高性能スマホとそれ以外では、おそらくこの「抜き取り」が巧みかどうか、メインの被写体と背景の境目が自然かどうか、といったプロセッサの処理能力の違いだと分かります。

 

Mate10Proは、まだ上手な方だと思います。スマホ上で見る限り、不自然に見えることはほとんどありません。ただ、フィルムカメラと同程度のボケを求めると、そもそもボケの作成方法が違うため、「ああこんなものか」と思うことになります。いい勉強でした。

 

あとはオマケでついてきた画面保護フィルムは、すぐに傷や汚れがつき、落ちなくなります。現在、ガラスフィルムを発注して到着を待っているところです。

更新: 2018/12/18
総評

いい買い物でした

惜しいと思う点がないわけではありませんが、しかし全体的に見れば、メイン=普段使いのスマホとして、高い完成度にあると思います。

 

Sonyが旧態依然のデザインを使い回していることに嫌気がさして選んだ初の中華端末ですが、これなら、同時に購入を検討していたXiaomiなども、同様に高い満足度が得られそうな気もしています。

 

一方、現状の最新機種は3眼のP20proですが、全面下部にホームボタンが残っているのが何ともちぐはぐです。また今月、Mate20Proも発表されましたが、こちらは「流行の」ノッチあり。全面が非常に端麗なMate10Proをまだしばらく使い続けることになりそうです。

 

(2018年12月18日更新)

  • 購入金額

    96,984円

  • 購入日

    2018年06月14日

  • 購入場所

    楽天スーパーセール

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