昨年、宅配業者各社が行った送料改定により、何を買っても送料無料という通販ショップが激減してしまいました。以前はUSBメモリーが必要だと思えば、その場で注文して終わりだったのですが、最近では他の買い物のついでという形でないと、送料がかかって通販の価格面での優位性が無くなってしまうのです。
そんなわけで、ちょっと久しぶりに買ったUSBメモリーの性能を計測してみました。今回購入したのはADATA UV150の32GB版です。
各国語共通パッケージであり、手がかり等はありませんが、一応国内代理店経由の品であるはずです。
外観は地味というか安っぽいというか微妙なところですが、一応USB 3.0対応品であることが印刷文字等から判別できます。
書き込みは遅めだが、価格を考えれば上々の結果
それでは速度計測の結果です。PC側の環境は以前のレビューと同様にCore i7-970を搭載したASUS P6X58D-EのUSB 3.0端子に接続したものとなっています。
以前はCrystal Disk Mark Nano Pico Edition(Crystal Disk Mark 3系互換)とCrystal Disk Mark 5系の結果を掲載していたのですが、最近のトレンドに合わせて今回はCrystal Disk Mark 5.1.0とCrystal Disk Mark 6.0.0で計測した結果を掲載します。
データサイズを5.1.0では100MB、6.0.0では1GBとしたことが影響しているのでしょうが、シーケンシャルリードの値にある程度差が生じています。6.0.0の方では110MB/sを超えるという廉価品としては優秀な結果なのですが、5.1.0の方では95MB/s程度で頭打ちとなってしまいました。それでも思ったよりは結構良い結果でしたが。
一方、ランダムアクセス系の値はそれほど大きな変化は無く、シーケンシャルの値と比べれば少々物足りない水準、価格を考えればそこそこ優秀という辺りの値に落ち着きました。
今回は32GBで980円という購入価格でしたので、この性能であれば十分合格点と言って良い結果を出してくれました。安く売られていなければ特に魅力は感じられませんが、この辺りの価格であれば丁度手頃な製品ということが出来るでしょう。
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購入金額
980円
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購入日
2018年06月18日
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購入場所
NTT-Xストア
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