ウェスアンダーソン監督 米独製作にして、舞台は近未来の日本 メガ崎市という架空の都市
イヌインフルエンザの蔓延が人間社会に悪影響を及ぼすとして
すべての飼い犬をゴミの島へ放逐する政策を推し進める小林市長
列車事故の唯一の生き残りは、その小林市長の遠縁にあたる アタリ少年
彼は行政のやり方に異を唱え、単身「犬ヶ島」と名を変えた「ゴミの島」へ乗り込みます
予想より うんと面白かった
小林という姓は判るけど、アタリっていう名前の日本人は居ないよ とか
2040年の日本で流行っている歌謡曲が「東京シューシャインボーイ」ってどうゆこと?
なんでTVがブラウン管なの? とか
ツッコミどころは数え切れません。
でも その理由は、監督のウェスアンダーソンが黒澤映画が好きだから。
「七人の侍」や「悪い奴ほどよく眠る」が大好きだから。
クロサワ映画の日本が好きだから だと 呑み込んで楽しむ映画です。
犬のボイスキャストとして
ついこの間アカデミー主演女優賞を勝ち取ったフランシス・マクドーマンド
ビル・マーレイにジェフ・ゴールドブラム、スカーレット・ヨハンソンにオノ・ヨーコ
渡辺謙に夏木マリ すごい名前が並んでいます。
席は同じストップモーションアニメ映画としてKUBOと比べると、おそらくお金の掛かり方はKUBOの圧勝だと思います。
でも、私は犬ヶ島の方が面白かった。 音楽も良かった。
ただ一緒に観に行った家内は KIBOの方が良かったそうです。
欧米で公開されているオリジナルバージョンでも、日本人は日本語を話す設定
ただし犬は英語を話すという設定
私は英語版を日本語字幕で楽しんだのですが、日本版として付け加えられる日本語のフォントは十分に大きいのに対して、本編に予め収められている 日本語に対する英語字幕のフォントがとても小さいんです
だから 画面全体から情報をしっかり取り込むためには、劇場の席は 真ん中より前目をお選びください その方が よく見えると思います。
50歳以上の夫婦割引 2人で2200円で楽しみました
-
購入金額
2,200円
-
購入日
2018年05月27日
-
購入場所
MOVIX京都
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。