ついに我が家も仮想生活が始まりました。異世界へようこそ俺。
実はコツコツとレビューは作っていたけれど、真っ白に消えちゃって頭も真っ白毛。
すっかりやる気という木が枯れていました。そして今ようやく再起動です。
今でもViveを買おうと思っても中々個体が見つかりません。2018年5月時点
国内正規品で欲しかったのでツクモさんに相談し確保させて頂きました。
予約注文という形で2~3週間おきに数セット取り寄せている格好な様です。
Proも発売になりましたけど現在でも価格は10万です。それにあくまでもアップグレードなんでそれだけでは遊べないんですよね。遅れてProフルセットが出ましたが17万じゃ初期投資にしては高すぎます。という事で初代のViveにしました。
小物が多い
機器の納め方が変わったのか箱の大きさは思ったより大きくなかったです。
2層構造になっており、開けると上の層にはケーブル付きのヘッドセット、コントローラー、アンテナになるベースステーションが有りました。
上部を取り出して下の層になると他小物が詰め込まれていました。
全部引っ張り出してみると、思った以上に小物が多かった。
1)ベースステーション x2
2)ベースステーション電源アダプター x2
3)コントローラー x2(ストラップ付)
4)コントローラー充電器 x2 + microUSBケーブル x2
5)ヘッドセット(ケーブル付き)ケーブルはリンクボックスに繋ぐ
6)リンクボックス(PCとヘッドセットの中継に使う)
7)リンクボックス電源アダプター
8)リンクボックス固定用パッド(粘着性のあるゴムパッド)
9)同期ケーブル 5mくらい(必要に応じて使用との事)
10)交換用フェイスクッション予備(1個は取付済)
11)イヤホン
12)クリーニング布(レンズ用?)
13)HDMIケーブル 1m弱(PC~リンクボックス接続用)
14)USBケーブル 1m弱(PC~リンクボックス接続用)
15)ベースステーション固定用金具 x2
8~12項は使う事が無いので箱に戻しておいても構いません。
他は全部使う事になります。
という事で、電源アダプター5個使用する事になります!
コンセントの位置がカギ
という事で予想外に5個ものコンセントが必要となりました。
強いと言えばコントローラーの充電器はゲーム中には使いませんので必要な時だけ使用する事から対象外にして構わないかも。それでもゲーム中は3個は必ず必要になります。ベースステーション2個、リンクボックス1個です。まずはベースステーションの設置を考えないといけません。
ベースステーションとは早く言えばGPS衛星みたいなものです。
その衛星でヘッドセットやコントローラーの動きを測位しているので常時監視されないといけません。逆に言うとステーションから監視できる範囲でしか遊べないという事になります。
説明書には「対角に設置」と表現されてあるのは片方隠れてももう片方で測位できるという事でしょうね。
ここで部屋のレイアウトを書いてみました
コンセントの位置が偏っておりC点方向にはコンセントが無いと今頃部屋作りに失敗したと後悔しています。今は健康の為いずれ使うであろうスピンバイクや釣り道具が占領しており全く設置出来ない状況であります。はははのはー
理想的な配置はA・C点かB・D点かになりC点は使えない事を考えると後者であるB・D点と決定。
そしてこのベースステーションには2m以上の高さから見下ろすように設置する必要があるのと、スイッチがないと毎回コンセントから抜き差しする必要がある。という事でした。
しかしB点はエアコンがあるためコンセント上部に。D点はベットが邪魔なので延長する計画です。
設置位置を上記のように考え必要材料を揃えました。
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まずはB点
別途準備した物はこれ
片方はリンクボックスの電源となります。
カーテンレールの上に設置。
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そしてD点
別途準備した物はこれら
あれとーこれをー使いながらーと思いながら組み合わせました
でこうなる
見ての通りつっかえ棒も追加し縦に設置。これが割としっかり支えられて使えます。
これで電源ON/OFFもばっちり。設置完了です!
座って遊ぶか動いて遊ぶか
セットアップについてはHTCサイトよりSteamのアプリをダウンロードする必要があります。(登録もした方が後々便利なのでシリアルNoの登録も済ましましょう)まずはヘッドセットとベースステーションの電源を入れてインストールされたアプリ「SteamVR」を起動するとコントローラーのペアリングが済んでいないので「使用不可」と表示されますのでペアリングを先に行います。(画像はペアリング完了したものなので利用可能となっています。コントローラーの電源落としているのでコントローラー2つは暗くなっている状態です)
ここで左上のSteamVRタブから「デバイス」→「コントローラーのペアリング」に進み
コントローラーの電源を入れて言われるがままにすると認識します。
ペアリングが済むと、今度は遊ぶ範囲の大きさの設定です。
「ルームセットアップを実行」で進みます
遊び道具が多いことから部屋が狭いので動き回ることはしなく椅子に座って遊びたいので「立位のみ」の設定で入りました。はい次。
まずは通常使う範囲のところでヘッドセットを置いて「次へ」進みます。
動き回りたい設定のときはその動ける範囲をコントローラーで囲って登録する作業が増えます。
モニター正面にヘッドセットを向けて方向の設定を行います。はい次・・・
ヘッドセットを机に置いた状態で床面との高さ設定です。なんセンチかを計って入力して次に進むと・・・
あら簡単。セットアップ完了です。
まぁ画面の流れる通り進んでいけば完了します。
全てのセットアップが完了すると利用可能と表示が変わります。ついに仮想世界にようこそです。
遊び方はSteamにあるゲームから選んだりできます。ものすんごく沢山あるので的を絞って選ばないと時間がいくらあっても足りません。朝になります。
遊ぶ前にパフォーマンスを調べてみたりしてしてみた。(ツールをDL必要)
あ~れ~?折れ線グラフになるはずだけど・・・・全くグラフが出ないので相性かなぁと思っていたら
天井一直線で「非常に高い」というクラスでした。よく見たら▲マークも右端に行ってますね
値段だけに細かく作られている
VRがしたいといっても何があってどう繋ぐのか、手に取らないと調べても良くわかりませんでした。ヘッドセット、コントローラーの他に大きく4つの分類に分けられます。
【1】まずは「リンクボックス」
PCからのケーブルとヘッドセットセットからのケーブルを、このリンクボックスで中継をする必要があります。上の写真はヘッドセットからのケーブルを刺したものです。3本ありますがもう少し手前で1本に束ねられヘッドセットに繋がります。5mはあるんじゃないかと。
と言うことでヘッドセットには1本のケーブルで繋がるだけになります。シールドされた5φ程度のケーブルです。ちょっと固め。
ケーブルを抜いた状態。
HDMIとUSB、あとはヘッドセットを駆動させるための電源です。
反対側のPC側に繋がるポートです。
左から供給電源・USB・minidisplayPort/HDMIです。付属のHDMIケーブルを使うのであればdisplayPortは使いません。どちらか1択という事になります。
USBケーブルも付属の物を使うのであれば同じ長さですので無理にdisplayPortを使う事は無いと思います。2本ともケーブルが1mもないので自然とリンクユニットはPC側に設置という形になってしまいますね。
【2】はい次「ベースステーション」
電源を入れた状態です。
固定用金具はカメラの雲台並みにクルクル回ります。ザラザラした表面なので絞めるとしっかり固定できて優秀です。その雲台にベースステーションを固定。ボルトの大きさはカメラの三脚と同じサイズの大きさですので他の物で固定する事も可能です。
上部の緑LEDは通電中。9個の赤LEDは測位センサー発動中?って事でしょうか。
左下の「b」はポート番号となります。2つ設置するのでもう片方は「a」表示をしています。
後ろ側にスイッチがあり「a」「b」切り替える事も可能ですし、セットアップ時に同じ番号だったら変更する必要が出てきます。初期値は別々でしたので変更することはありませんでした。
【3】はい次「コントローラー」
割と大きめのコントローラーですがカッコいいです。あまり重くありません。
充電部はストラップの付いている根元にあります。転がして充電する形ですが専用のスタンドもきちんと売られていました。
基本、操作はトリガーを使います。手が現れたりするゲームではトリガー引けば摘まむ感じです。
シューティングでは発射がトリガーだったりします。
握りこむ個所にも左右にスイッチがあり私がやったゲームでは出番がまだありません。
表面のスイッチは
Aボタン:メニュー
Bボタン:1プッシュ電源ON,長押しで電源OFFです。
親指を充てる面は上下左右への移動や、作りがタッチパッドにもなっており、なぞったりする事も出来ました。このパッド部分の操作もゲーム次第となるようです。ちなみにわずかに感じるバイブレーションを搭載しています。
【4】ヘッドセット
コントローラー同様、くぼみのあるデザインが特徴的です。測位用のセンサーが多く仕込まれているそうです。確かにわずかな動きも見逃しません。
中央下のほうにはカメラもあります。透かして現実と重ねるゲーム等に使うのでしょうか。
用途が今のところ分かりません。
後ろ部分と横から見たところ。
汗でべとべとするかなぁと思ってVive購入の際に一緒に買ったフェイスクッションカバーを付けています。
後頭部から出るケーブルです。
1本はリンクユニットから来ているケーブルで、もう1本はヘッドフォン用のコネクターとなっており自分の持っているヘッドフォンを使う事が出来ます。
フェイスクッションに使われているクッション材です
汗でベトベトすると思ったら意外にサラサラした質の良い肌触りです。予備もあるしカバーを買う必要もありませんでした。とても柔らかく長時間使用していても顔に型が付くこともありません。
フェイスクッションは交換も可能
本体、クッション両方にマジックテープが接着されており交換も容易になっています。フェイスクッションは顔の大きさに合わせた2種類のサイズがあります。
鼻あてとなるノーズレストです
鼻あてと言っても着用中は鼻が干渉する事はありません。湿気でレンズが曇ったり光の侵入を防ぐ遮光効果に役立ちます。
取り出すことも可能
簡単に外れます。ゴム製なのでとても柔らかく洗って何度でも使えます。
これも顔の大きさに合わせてサイズ違いのタイプがあるようです。
ジャンルによりリアル感や投入感がハンパなく倍増する
そこに居ます。凄いです。鼻血が出ます。
普段のゲームは画面があってそれを見ながら楽しんでいますがVRは違います。目を閉じた真っ暗な状態で、いかにも自分がそこに居る状態になります。主役ですよ主役。
右を見ても左を見てもその景色の中心にいるのでコントローラーを置いたり目をそらして時計を見たりすることが出来ないのであります。触ろうとすると机にドン!こっちか?と手を動かそうとするとPCにガン!という感じです。現実の空間が見えないので当然です。ヘッドフォンすればさらに倍増します。SAO状態。しゅごいー
1か月以上使って思ったことはジャンルによりリアルさが半端ないということですか。
元々やりたかった事は海中探査をしたかったのとGoogleEarthVRで世界中に行ってみたい。という動き回らなくて良い老後にやさしいジャンルでした。いくつかお勧めの物と意外に残念な物を私なりに紹介しようと思います。
<the Blu>鑑賞ソフト 980円
これはすごい。マジすげー。よくできています。
本当は海中の柵に入ってサメが襲ってくる奴がしたかったのですが、PSVR専用だったようですw
あれもしてみたいです。
代わりに探して見つけたのがTheBluでした。でもこれ凄い。クジラがこっちくるー!うわこっち見てるー!とか入り込んでしまいます。コントローラーに対応しており近づけると魚は逃げイソギンチャクは驚いて小さくなったりする所はよくできています。VRを初めて経験する人には絶対見せたいソフト1番かと思います。
無料でDL出来ますが1シリーズしかなく有料版をDLすると3シリーズ映像となります。
その3シリーズとも驚くくらいよくできていますよ。Viveを持ったら必ず見たほうが良いです。
<GoogleEarthVR>鑑賞ソフト 無料
世界中に飛んでいけます。行った事のある海外をもう一度。あそこどうなったかなぁ、行ってみたいなぁとかある目的の人には楽しめるかも。
ただ一言でいうと、PCで見るGoogleEarthとそう変わりません。それがただ360℃になっただけ。
街中はPCで見る平面な画像を360℃見れるってだけでした。お情け程度に有名な観光地は3D映像になっているくらいです。無料だから仕方がないけど期待してただけにちょっと残念。有料にすればもっとすごいのかな?有料にしても地球規模の映像を3Dにするって流石Googleでも大変だろうから無理ぽそう。有料の他の似た物で楽しんでみたいです。
<War ThunderVR>戦争バトル 無料
PCでも遊べるWar ThunderのVR版。戦車に乗ったり戦闘機に乗れたりしますよね。ダウンロードするとVRソフトも一緒にダウンロードできるので試しにやってみたら遊べました。
ただ操作の仕方がなんか変。PCで遊ぶのと勝手が違うので頭痛くなりました。これが酔ってしまうってことなのか。PCだとマウスで方向を決めるのですけどVRでは向いている方向に進みます。飛行機だと下を見て攻撃する事が多いので目線も下を見るので飛行機も下降していき地球に突き刺さります。気づいて上昇する物なら無駄に顎を突き出す必要があります。振り向いて後ろ見ようとすると旋回始めるし、そういった意味で使い勝手が悪く素直にPCで遊んだほうが楽しめるかも(設定があるのかもしれませんが)
しかし360℃の世界は自分が飛行機を操縦しているようで楽しめますよ。
<ホラー系>きっとどれでもだと思う 無料~有料
ちびります。ちょちょきれそうです。マジです。
息子にさせたら「これやべー」「うわ、なんか近くにきてる・・・」「うわやべー」と叫んでいました。
ヘッドフォンしてるので余計にその場の投入感がハンパなかったようです。ちなみに私もしましたがホラー系はヤバイです。ゲーム始めてもスタートする部屋から出る事が出来ませんでしたw
それくらいリアルなんです。薄暗い映像と音が怖さを倍増させていますね。初期のバイオハザードもビビったけどそれ以上の怖さです。
ということで一番のお勧めはホラー系かと思います。
<YouTubeVR映像>鑑賞 無料
VRで見るにはいくつかの段階が必要ですがYouTubeにもVR映像が沢山落ちています。
スクリーン映像となりますけど大画面で見ることが出来ます。サイズもコントローラーで変更できます。ジェットコースターも良いですが私は鳥と一緒に飛ぶ映像が気に入りました。
斜めになっているのはPCモニターに出ている映像をピクチャーしたもの。ヘッドセット内では正面に大画面で見れています。3Dなので目の前に鳥がいて一緒に飛んでいる感があります。良く撮れてるなぁーと感心するばかりです。
<3DMark VRMark>ベンチツール
使っている人は見たことがあると思います。でもVRで見るとぶったまげます。
Time Spyの人が横を通り過ぎるのですけどリアルすぎて現実と勘違いしてしまいます。とにかく綺麗に作りこまれており何十分も見てしまいます。FireStrikeはケースの中で戦っていたのですね・・・
長く使うと見えてくる部分もでてくる
「ヘッドセット」
ヘッドセットは長時間使っていくとやはり重く感じてきます。
それと垂れているケーブルですか。私は椅子に座ってのプレイなので大きい負担にはなりませんが、それでも肩に絡んだり引っ張られたり振り向く動作にケーブルを気にすることが多いです。動き回るプレイでは負担になってくると思います。おそらく体に絡まるんじゃないかと。そう言った人は無線にした方が良いかも。
「画質」
期待するほどでもありません。War Thunderの紹介もしましたけどモニターでプレイしたほうが断然綺麗です。また無料・有料の物では有料のほうがお金がかかっている分綺麗に作りこまれています。
満足したいなら有料版で遊びましょう。
「測位範囲」
私の設置が悪いのですけど2個のベースステーションでも測位出来なくなる死角が存在する事があとでわかりました。
黄色い部分が死角になる部分。PCの高さでB点からのステーションでは見えなくなるし、椅子に座れば自分の身体でD点からも見えなくなるのでコントローラーやヘッドセットを外して机上に置いた時に見失う事があります。D点の物をA点に移動しようか考え中です。
遊ぶには少々高額でしたけど、これから更に軽量化高画質化になってくると思われるVR。投入感の凄さは桁違いで遊ぶに新しいアイテムとしては良いものです。もっともっと進化していって欲しいですね。既にSteamでもアプリの数は何千とあるので色々探して楽しもうと思います。
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購入金額
69,390円
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購入日
2018年05月15日
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購入場所
ツクモ
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