久々にM.2 SSDを新調しました。これまでは同じくSAMSUNGの950PRO容量512GBを使っていました。
特にメインPCで使ってる950PROの速度に不満があるわけではありませんが、前回のAMD Ryzen™ 7 1700XのPremiumReviewで利用したMSIのX370 XPOWER GAMING TITANIUMもに速いM.2 SSDを搭載してメインのPCとして使おうと思っています。
今回購入したのはSamsungのM.2 SSD 970 EVO で型番はMZ-V7E1T0B/IT、容量は1TB 、規格はType2280の PCIe3.0×4、NVMeは1.3です。 5年保証となっています。
常に最速のM.2 SSDを目指すSAMSUNG
Samsungが4月25日に発売したSamsung SSD 970 シリーズですがこれまで同様、PROとEVOの2種類があります。いずれも、一昨年末に発売された960の後継となり、今回レビューするEVOシリーズはパーソナルユース向けで、読み込み性能に大幅な性能向上は無いものの,シーケンシャルライトとTBW(書き換え可能容量)は大きく性能向上しています。
前シリーズの960EVOと950PROとの仕様比較です。MVNeのバージョンも1.3に上がっています。これにより高効率なマルチスレッド書き込みも実現されています。
CドライブとGドライブがM.2 SSDですが、ダントツに温度が高いですね
AMDのマザーはグラフィックカード下にM.2スロットがあるので廃熱が心配です。
速い!
ベンチマークをいくつか実施してみました。970EVOの性能を遺憾なく発揮するためには当然マザーボード側でPCIe Gen 3.0 x4, NVMe 32Gb/sの接続をサポートしてる必要があります。
使用したマザーはASRcckのX99 TaichiとMSIのX370 XPOWER GAMING TITANIUMです。
いずれのマザーもM.2スロットを2箇所搭載しPCIe Gen3 x4 に対応しています。(X370 XPOWER GAMING TITANIUMは1箇所のみ対応)
結果から分かるとおり、カタログスペック以上の数字が出ています。また、シングルスレッド(T1の表記が有る項目)では古いIntelCPU(8C/16T)での差は出ませんがマルチスレッドの4KiBQ8T8では、新しいAMDのCPU(8C/16T)が速いようです。AMD側の処理に差があるのかも知れません。
因みに、X370 XPOWER GAMING TITANIUMでは2つめのM.2スロットはPCIe2.0×4ですが、こちらのスロットに970EVOを指してベンチマークをしたところ以下のような結果でした。
シーケンシャルはPCIe2.0×4の速度いっぱいですが、4KiBQ8T8はなかなか速いですのでPCIe2.0×4のマザーボードでもそこそこの恩恵は受けそうです。
こちらもAMDのCPUに軍配が上がりました。
因みに、950PRO(IntelCPU)
という感じです。かなり差がありますね・・・950はOSが入ってる起動ドライブなので仕方有りません。
早く、OSを入れて起動ドライブにしたい
1TBと言う容量もさることながら、やはり価格がEVOで5万円台は、コストパフォーマンスが良いとはお世辞にも言えません。ただ、950もProで512GBが5万円でしたので、容量当たりの価格は半分近く性能は倍近くですからそれなりの評価はできます。
また、折角の投資をするならAMD Ryzen™ 7 1700Xの起動ドライブとして是が非でも使ってみたいですね。
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購入金額
53,800円
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購入日
2018年05月11日
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購入場所
DOSPARA
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