久しぶりの投稿です。
今回は
『2.5mm4極(オス) ⇔XLR4ピン(メス)変換ケーブル』
というアイテムになります。
最近のハイエンド音楽プレイヤーの特徴は「2.5mm4極プラグ」を使ったバランス接続となっていますが、据え置きヘッドフォンアンプだと「XLR(キャノン)4ピンコネクタ」を使った物がかなり増えています。この2つは残念ながら互換性が一切無いので変換ケーブルを買わねばなりません・・・が!!案外この変換ケーブルが売っていないのです。
そこで、今回作ってみました。
なお、今回はSHANLING M3Sと改造済みMDR-V6で使用すること前提で作ってあります。
必要な材料
・ノーブランド 段差付き2.5mm4極プラグ(@千石電商秋葉原店2F)
・ノイトリック NC4FXX(@サウンドハウス)
・モガミ電線 mogami PART No.2893 x300mm(@トモカプロショップ)
・オヤイデ SS-47極細タイプ 糸ハンダ 0.3mm(@オヤイデ店頭)
・住友電工 スミチューブFZ 5.0mm
使った工具
・半田ごて(40W)
・こて台
・ワイヤーストリッパー(AWG30対応)
・ハサミ(エンジニア鉄腕ハサミGT PH-55)
・ラジオペンチ
・テスター(通電チェック用)
2.5mmプラグのはんだづけがとても難しい。
XLR(キャノン)コネクタの方は俺のような初心者でも2~3個作ればすぐ作れるようになるのですが、2.5mm4極プラグとなると話は全く変わります。ハンダ付けする縦・横共に2~3mmほとど極端に狭くなる上、こてを当てる時間を絞らないと絶縁部分が溶けます。
しかも凄く集中してもちょっとのミスが命取りになります。今回は運良く?1発でクリア出来ましたが2.5mmプラグのハンダ付けに初めて挑戦する人は安いプラグを3本~4本用意して事前に練習してからやるべきだと思いました。
逆にXLR(キャノン)4ピンのアッセンブリはとても簡単
上でも使ってるので4ピンキャノンは結構簡単です。ノイトリックのHPにもアッセンブリの仕方がpdfファイルでアップされていますので初めての方はそちらを一読すれば初めてでも出来るはずです。
キャノンコネクタは「ブッシュさえ入れ忘れなければ!!」アッセンブリはとても簡単です。入れ忘れると凄ーく面倒くさいので、ハンダ付け前にブッシュを入れたか指さし確認をしましょう。
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ちなみに俺の知ってる限りでは、キャノンコネクタ用のカラーリングを店頭でバラ売りしてるのは東京だとトモカプロショップ、大阪だと共立エレショップとなっています。
完成したのがコチラです
そういうことでハンダ付けをした物がコチラです。
あとは、2.5mmプラグのシェルを締めて、XLRのブッシングとハウジングを締めて完成したものがこれになります。
では、2.5mm4極ジャックに差し込んで音出しをします。プレイヤーはSHANLING M3Sです。 ・・・この瞬間が一番楽しみ&緊張するんですよね~
テスターでチェックしたので音が出るのは分かってるんですが音出しチェック完了です。MDR-V6側もモガミPART No.2893を使ってるのでモガミ2893らしいフラットな傾向は何も変わりません。
しかし、プレイヤー側(旭化成AK4490EN x2 + 新日本無線MUSES8920 x2)の傾向?のようで音の広がり・キレはとても良く、3.5mmジャックの方で聞いているよりとても気持ちがいいものとなっています。このプレイヤーは3.5mmジャックだけの音質だけで評価はしちゃいけないです。2.5mm4極ジャックも試して欲しい・・・むしろこっちを聴かないと始まらないです。
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購入金額
0円
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購入日
2018年05月10日
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購入場所
自宅(自室)
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