地球上に生命が発生してから現在まで、進化の過程のなかで、30億年の記憶をすべて引き継ぎ持っている少女エマノン。次の世代を産むまでの間、彼女は「地球の記憶」とともに生きることになる。1979年「SFアドベンチャー」誌で発表された、梶尾真治の短篇『おもいでエマノン』は、壮大なスケールと一人の魅力的な少女という組み合わせの魅力が支持され、日本SFの代表的なヒロインとして知られてきた。
梶尾真治原作のエマノンシリーズを、鶴田謙二がよるコミカライズした「さすらいエマノン」の第3弾、「續々さすらいエマノン」です。
いつも行かない書店に「よつばと!⑭」を買いに行ったときに発見。
よつばと!オリジナルコミックカバーもらえるのよね。
今回はTUTAYAはカバー付かないんだもの。
鶴田謙二のコミック版「さすらいエマノン」シリーズは、原作の「エマノン」シリーズ全体からエピソードを拾っています。
できるかぎり時系列順にエピソードを並べていますが、それによる破綻も見受けられます。
本作は前巻からのお話の続きを本線に、その間に別のエピソードを挟むという構成になっています。
今回の「續々さすらいエマノン」も、いまいち原作がこれっていうのが特定しにくいです。
はっきりわかるのは、去年出でたばかりの原作最新刊「たゆたいエマノン」のヒカルとのエピソード。
「おもいでエマノン」を含めると4冊目
前々作の「さすらいエマノン」は「かりそめエマノン」のベースのお話でした。
前作の「續 さすらいエマノン」は「おもいでエマノン」収録の「ゆきずりアムネジア」ベースです。
なーんか前3作に比べてざつな感じです。
お話が投げっぱなしなのはいつもと同じだけど。
背景がやたら黒い…。
「冒険エレキテ島」と同時進行で制作きつかったのかなー。
原作読んでない人には意味不明かと、読んでいてもよくわからん(汗)
作中では、高校教師「ツチノコ」との再会シーンで終了しており、そこには「to be continued...」とあります。
ただし、あとがきによると「連載再開はキャンセル」だそうです。
鶴田版「エマノン」は本作で終了なんでしょうか。
うちに帰って確認して1,620円てのを知って驚いた(汗)
まあ、確かにカラーページ多いけどさ…。
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購入金額
1,620円
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購入日
2018年04月26日
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購入場所
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