レビューメディア「ジグソー」

「6年ぶりの最新シリーズ。」「連載再開はキャンセル」

 

地球上に生命が発生してから現在まで、進化の過程のなかで、30億年の記憶をすべて引き継ぎ持っている少女エマノン。次の世代を産むまでの間、彼女は「地球の記憶」とともに生きることになる。1979年「SFアドベンチャー」誌で発表された、梶尾真治の短篇『おもいでエマノン』は、壮大なスケールと一人の魅力的な少女という組み合わせの魅力が支持され、日本SFの代表的なヒロインとして知られてきた。

 

 

梶尾真治原作のエマノンシリーズを、鶴田謙二がよるコミカライズした「さすらいエマノン」の第3弾、「續々さすらいエマノン」です。

 

いつも行かない書店に「よつばと!⑭」を買いに行ったときに発見。

 

よつばと!オリジナルコミックカバーもらえるのよね。

 

今回はTUTAYAはカバー付かないんだもの。

更新: 2018/05/03
内容紹介

鶴田謙二のコミック版「さすらいエマノン」シリーズは、原作の「エマノン」シリーズ全体からエピソードを拾っています。

 

できるかぎり時系列順にエピソードを並べていますが、それによる破綻も見受けられます。

 

 

本作は前巻からのお話の続きを本線に、その間に別のエピソードを挟むという構成になっています。

 

今回の「續々さすらいエマノン」も、いまいち原作がこれっていうのが特定しにくいです。

 

はっきりわかるのは、去年出でたばかりの原作最新刊「たゆたいエマノン」のヒカルとのエピソード。

 

 

更新: 2018/05/01
シリーズ作品

「おもいでエマノン」を含めると4冊目

 

 

 

前々作の「さすらいエマノン」は「かりそめエマノン」のベースのお話でした。

 


前作の「續 さすらいエマノン」は「おもいでエマノン」収録の「ゆきずりアムネジア」ベースです。

 

更新: 2018/05/03
総評

なーんか前3作に比べてざつな感じです。

 

お話が投げっぱなしなのはいつもと同じだけど。

 

背景がやたら黒い…。

 

「冒険エレキテ島」と同時進行で制作きつかったのかなー。

 

原作読んでない人には意味不明かと、読んでいてもよくわからん(汗)

 

作中では、高校教師「ツチノコ」との再会シーンで終了しており、そこには「to be continued...」とあります。

 

ただし、あとがきによると「連載再開はキャンセル」だそうです。

 

鶴田版「エマノン」は本作で終了なんでしょうか。

 

 

うちに帰って確認して1,620円てのを知って驚いた(汗)

 

まあ、確かにカラーページ多いけどさ…。

 

  • 購入金額

    1,620円

  • 購入日

    2018年04月26日

  • 購入場所

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