レビューメディア「ジグソー」

ホンダ インターナビ対応で最新機能満載のカーナビゲーション

 

先日購入したN-BOXにディーラーオプションで純正ナビを取り付けました。

N-BOX自体が、買い物及び家族送迎用なので、知らない所に行く可能性は低く、これまでも、検索して目的地に設定してカーナビゲーションの指示に従い運転することは年に数回有るか無いかというところでした。
むしろ、複数の箇所での買い出しのために、移動する経路の渋滞状況が分かれば良いというのが私のカーナビゲーションに期待するところです。

市販のカーナビゲーションをカー用品店等で購入して取り付ける事も出来ますが、比較的低価格で純正ナビゲーションが取り付けられたので、通信型ナビゲーションを試してみたかったこともあり、純正のカーナビゲーションにしました。

 

純正カーナビゲーションを取り付けることで、N-BOXに標準で取り付けられていたリアカメラやETC車載機更には、N-BOXへの時間情報やコンパス情報の提供などが可能になります。
シフトレバーと連動してカーナビゲーション画面にリアカメラの撮影画像を表示させ、更に、リアカメラの画角(ワイド/ノーマル)変更や、上方からの俯瞰表示に切り替えられたりできるようになります。また、リアカメラ表示時に表示されるガイドラインも、リアハッチを全開できるラインが表示されたりしますので、自分で細かな設定をしなくても良く、私のようなものぐさ者にはうってつけです。

カーナビゲーションと云っても、いわゆるAVN(オーディオ一体型)です。

 

液晶はノングレアの7inchのタッチパネルです。

オーディオは、50Wx4のアンプを搭載していますがエントリーナビということで、基

本的には、FM/AMラジオとCDがメインソースです。

買い物クルマとしては、これでも充分なのですが、カーナビゲーション本体にSDXC対応SDカードスロットがあり、更に、エアコンコントロールパネル下に、カバー付きUSB端子が付いています。

また、Bluetoothオーディオ接続にも対応していてい、手持ちのSONY Xperia XZ Premiumとペアリングすると、ハンズフリーとBlurtoothオーディオが使えるようになります。

 

カタログを見ると、USB端子やSDカードスロットに刺すメモリは、オーディオとビデオに対応していて、音楽再生では、MP3/WMA/AAC/FLAC/WAVに対応していて、ビデオファイルがMP4/AVI/WMV/FLV/F4Vに対応しています。

 

エアコンコントロールパネル下のUSB端子は3つありますが、右と真ん中は充電専用で2.5Aの出力に対応しています。

一番左のUSB端子がUSBメモリに対応しているので、出っ張りの少ないSanDiskの64GB USBメモリを挿し、このメモリの中には、FLACで圧縮したCDやハイレゾ音源をアルバムで80枚程度入れています。

USBメモリを刺した状態でも、上記写真のようにUSB端子カバーが閉められますので見た目も悪くありません。

上記は、ソースをUSBメモリにして、楽曲を再生しているものですが、アルバム写真も表示され、FLACも問題なく再生可能でした。

カーナビゲーション本体には、同じくSanDiskの64GB SDカードを指して、フルHD解像度のMP4ファイルを入れてみました。

これも問題なく再生できますが、走行中には走行規制がかかるため、音声のみの再生となってしまいます。

 

更に、Bluetoothオーディオも試してみました。

音源のXperia XZ Premiumには、ジャケット写真が表示されるのですが、Bluetooth経由では表示されません。

しかし、音声は問題なく再生されますので、エントリーナビと云いながら、結構なオーディオソースが扱えます。

上記でアクティブになっていないiPodは、USB端子に接続するものなので、USBメモリとの排他設定になります。

一昔前のCDチェンジャだと一つのマガジンにCDが10枚しか入りませんが、USBメモリにCD80枚分入れてもまだまだ余裕なので、CDの利用頻度は減りそうです。

 

オーディオ系設定では、グラフィックイコライザのプリセット(6種)+ユーザー(4種)の設定が可能ですが、現在は、デフォルトで使っています。

 

カーナビゲーションの機能ですが、エントリーナビの製造メーカーが、JVCケンウッドなので、タッチパネル操作がスマートフォンと同様に、地図の拡大/縮小もピンチイン/ピンチアウトで操作でき、フリック/スワイプも可能なので操作性は良いです。

この操作に慣れてしまうと、以前のカーナビの操作体系には戻れません。

 

勿論、従来通りの拡大/縮小ボタンが画面に表示されていて、そのボタンをタッチしても従来のカーナビゲーション同様の操作も可能ですが、操作ボタンを消去して、操作性の向上及び視認性の向上を目指した表示モードもあります。


目的地の検索等は、特段変わったものはありませんが、自宅設定等は、販売店の方が行って戴いたようで、納車時には既に自宅が正確に設定されていました。
カーナビゲーションの操作メニューはカスタマイズすることもでき、使用頻度に合わせて、画面に表示されるメニューボタンの大きさを変えたりできます。

個人的には、住所検索,電話番号検索,周辺施設検索があれば、ほかのカテゴリーから検索したりするモードはほとんど使いません。

 

カスタマイズということでは、カーナビゲーションの起動画面をWEBサイトから選択してダウンロードし、SDカードを使って、変更することができます。

私は、N-BOXが表示されるようにしました。

そのほか、利用頻度は少ないと思いますが、カーナビゲーションは、表示が日本語/英語/韓国語/中国語(2種)での地図表示が可能で、音声案内は、日本語/英語に対応しています。

 GPSアンテナはダッシュボードの中なのか、見ることはできませんが、準天頂衛星"みちびき"にも対応していて、今後も精度を含め安心です。
ダッシュボード上は極めてすっきりしていて、GPSアンテナも、ETC車載機用アンテナも見当たりません。純正の良いところですね。


純正のカーナビゲーションを付けると、車載の時計表示もGPS衛星で得られた原子時計からのデータで表示されますので、設定/調整する必要もなく、極めて正確です。
クルマの色々なところ(ナビ/オーディオ/クルマ)に各々の時計表示がなされていて、それが微妙に異なった表示になるということもありませんので、精神衛生上も良いと思います。

 

カーナビゲーションの主な機能である、検索,探索,誘導に関しては、一般的なカーナビゲーションと変わらず、既に枯れた機能なのかもしれません。
検索/探索に要する時間もストレスを感じることもなく、快適に操作できます。

検索においての文字入力は、従来通りタッチパネルで操作をするのですが、QWERTキーボードに慣れていると、いきなり50音順でキーが表示されると、頭の中で、「あかさたなはま…」を繰り返しながらキーを目で探してタッチする作業がちょっと面倒です。


私の場合、目的地の検索より、最寄検索の方が利用頻度は高いのですが、文字入力は複数の入力インターフェイスが選択できるように改善して欲しいところです。
ナビゲーション地図の操作はスマホライクなのですから、入力インファーフェイスもスマホライクに切り替えられるようにして欲しいものです。

 

私の購入したエントリーナビは、ホンダ インターナビ対応で、通信モジュールでセンターと通信して様々な情報を受け取ることができます。

このUSB通信ドングルは、エアコン下のUSB端子とは別に、グローブボックス内にUSBケーブルが出ていて、そのケーブルに挿して使っています。

 

受信データで一番多いのは、渋滞情報です。

カーナビゲーション自体には、FM VICSを受信する機能しかありませんので、その他の渋滞情報は、インターナビ経由で受信することになります。
また、天気予報もインターナビ経由で受信できるため、ナビゲーション画面や、クラスタパネル内のマルチインフォメーションディスプレイに天気予報を表示させることができます。

時々、エンジンをかけると、天気関連の警報等の案内を音声合成で行います。
更に、インターナビの運営やクルマを購入した販売店からのメールも受信します。


メールを受信するとカーナビゲーション画面上の、インターナビアイコンがメールのアイコンに変わり、メールを表示させることや、音声合成によるメールの読み上げ等も行ってくれます。
走行中は、表示規制が行われるので、音声合成でのメール読み上げは助かります。

更に、目的地周辺の駐車場情報は、満空情報や料金情報も含めてインターナビ経由で得ることができます。
また、マニュアルを読んでいないので分かりませんが、どうも走行履歴をインターンナビに定期的にアップしているようで、PCやスマートフォン用アプリで自分のクルマの累計走行距離が更新されて表示されます。

 

トップ画面の写真は、本来モーニングミストブルー メタリックのN-BOXが表示されています。

iPodですら、シリアル番号を入力すると、自分の所有しているカラーが表示されるのに、ホンダはちょっと手抜きだと思います。

ユーザは自分の好きな色のクルマを選んで購入しているのに、他の色が表示されると幻滅すると思うのですが…

 

このページには、ぼかして非表示にしていますが、私の名前やクルマのナンバーも表示されているのに、ボディカラーは反映されていません。

 

スマートフォンから、この画像を切り替えられるということで、自分が所有しているクルマのカラーでデータを作り、スマートフォンに転送して、スマートフォンからアップしてみたのですが、すこぶる画質が劣化し、N-BOXロゴなどもボケてしまいます。

 

色々なサイズを試してみたのですが、良い結果が得られないので、ホンダ トータルケアにメールで問い合わせを行って、一ヶ月以上経過しましたが、未だに返答がありません。

累計燃費,月毎の燃費,1日の燃費や月内の日毎の燃料消費量等が表示され、エコ運転を心掛ける方には大いにモチベーションが上がる機能ではないかと思います。

 

上記は、PCサイトの表示ですが、スマートフォンアプリでもレイアウトは異なりますが、同じ内容が表示可能です。

 

私の場合、走行距離が一般の方と比較して少ないので、燃費向上によるガソリン代の金銭的なインパクトも少ないので、大きなモチベーションにはなりませんが、面白い機能だと思います。
また、PCサイトでは、インターナビを経由して、購入した販売店での定期点検の予約等のメンテナンス予約も可能なので、昼間カー販売店の営業時間に時間の取れない方には便利な機能ではないでしょうか。メンテナンス時に交換が推奨されるパーツの時期も表示され、安心です。

 

以下は、スマートフォンアプリ画面です。

 

最低価格のエントリーナビゲーションですが、最新の通信型ナビゲーションの機能を満喫できます。

  • 購入金額

    114,588円

  • 購入日

    2018年02月11日

  • 購入場所

    ホンダカーズ 神奈川北

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