Zik1のレビューを書いてすぐにZik1が使用に耐えない状態になり、なくなく引退させることになりました。できれば修理もと、問い合わせたのですが、なんと、保証期間内の現品交換しかしていないとのこと。修理できないんですねー。環境に優しくありません。
じゃぁこの際、他のヘッドフォンにしてやると、いろいろと聴き比べて見たのですが、手を出せる金額帯でこれが良いと納得できたのが悔しいことにZik3でした。たぶん、ブラインドテストしてもそうだったでしょう。すっかり、慣らされているようです。
万人にオススメできるヘッドフォンではありませんが、私はこれの音、好きです。
iPhoneの良き相棒として
そこそこのノイズキャンセルや、Bluetoothのヘッドフォンなんて別にZik以外にも選択肢はいくらでもあります。
タッチセンサーでのオーディオコントロールは他に真似されてしまいましたし、ノイズキャンセルもある程度は効果がありますが、最上位ではないと思います。iPhoneのアプリによるカスタマイズも他社もやっていそうです。
DSPによるイコライザーや音場制御はここまでやってるところは多くないかもしれません。
Zikの機能性で評価できるのは、これらがすべて載っているところでしょう。音量をさほど上げずにしっかりとした低音を鳴らすとか、定位を頭の中から少しでも前に追い出すとか、DSPを使って心地よく音楽を聞かせようという工夫が見られます。
Zik1に比べれば重量は軽く、クッションは厚くなりましたが、電車に乗っている時のトンネルの出入りでは、圧力の変化にスピーカーが過剰反応して鼓膜を叩かれるような不快感が出ることがあります。ノイズキャンセルの応答速度とかの影響かもしれません。
かなり前、そうZik1の頃からBluetooth使用時の音切れにはイライラさせられました。ここのところのiOSのアップデートでやっと改善されたのかBluetoothでの音切れがやっと軽減されました。
聴き心地はいいと思います
Zik1に比べ、音の解像度はずいぶん上がりました。「この曲、ここでこんな音してたんだ」なんて思うことがけっこうあります。Bluetoothで聞いている限りいわゆるハイレゾではありません。でも、アプリの設定で自分好みの音にすることができると思います。
聴き心地のいい音・聴き疲れのない音だと思います。
通勤でハイレゾに憧れがないわけではありませんが、これはこれでありだと思います。
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購入金額
0円
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購入日
2017年09月10日
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購入場所
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