フルサイズ 全面アルミパネル
前面USB端子にはiPodやメモリーからデジタル音源ファイルを読み込むことができます
435W×86H×260Dmm 3.5Kg
このサイズの単品CDプレーヤーは、当時も今もヤマハとオンキョーとパイオニアとデノン、マランツ
それぞれの実売価格は2〜3万円だと思います。
数千円台で買うことができるパナソニックやソニーのDVDプレーヤーでも、音楽CDを楽しむことが出来ますが、昭和生まれのオーディオを趣味にしていた世代にとっては、なるだけ単品コンポで揃えたい、 そんな気持ちが残ります。
購入当時の口コミ評価ではディスクトレイに不具合が多発しているという記事が多かったので
ライバル機に相当するパイオニア製のSACD対応機に狙いを定めていたのですが、納期に数ヶ月かかる時期でした。
手持ちのSONY製5連装デッキの不具合発生を受け、急遽セカンドベストの思いで発注しております。
ヘッドホン端子は無い ディスクトレイに不具合が出た
PURE DURECTボタンを押すとそこに小さなLEDが点灯し
代わりにトレイ下のFL管表示が消えます。
信号経路に悪影響を及ぼすことを懸念する、昔からの手法ですが、聴感上、際立った変化は感じません。
ディスクリート回路が採用されていた時代なら、効果を感じることが出来たのかもしれませんが、
少なくともこのレベルのマシンでは「風習」として残されている感を持ちます。
フロントに備わるUSB端子にiPodなどを接続することが可能です。
USBメモリーをそのまま挿しても、きちんと認識してリモコン等で操作をすることが出来ます。
音楽用CD、CD-R/RW(MP3、WMA再生可)
iPod classic、iPod nano(第2~6世代)iPod touch(第1~4世代)
全面にも背面にもヘッドホン端子は用意されません。
単品コンポのCDデッキを買おうという人は、アンプとスピーカーを別途用意しているとは思いますが
時間によってはヘッドホンリスニングを楽しむと思います。
半世紀前なら、アンプやスピーカーを買うまでの間、まずはデッキとヘッドホンを用意して、来る日を楽しみに待つ そんな趣味もあったんです。
なぜ? なんでヘッドホン端子が無いの?
TEACのiPod用デジタル〜アナログコンバーターにもヘッドホン端子が備わりません。
下衆の勘繰りと言われれば言い返す言葉もありませんが、デジタル端子にiPodを繋ぐ機械が
iPodのヘッドホン端子から出力される「音」の「品質」を恐れているのでは?
と思ってます。
誰でも簡単に、しかもスピーカーでそれを行うより、うんと厳密に比較できてしまいますから。
元の音楽ファイルが「ハイレゾ」である必要は無いと思ってます。
アナログレコードをファイル化したものでも、初期のCDでも、それこそMDでも、人が聞いて良い音だと感じることができる音源を簡単に比較試聴できます。
後述しますが、このプレーヤーの天板を開けた時も
安価なDVDドライブを利用した時も
20gにも満たないディスクですが、線速度一定を保つために外周と内周で速度を変える制御を行いながら、459〜198rpmの速度で回転しております。
ディスク自体はダイナミックバランスが取られておりましょうが、それなりの振動を伴います。
各マシンは、ドライブにもケースにも脚にも防振対策を行っているので、それが機械の価格差に繋がるのだと思われます。
私の耳と感性では、mp3カスタム最上位に圧縮したファイルをUSBメモリーなりiPodなりに転送して
から、このヤマハで再生した音と、元ディスクを再生した音を聞き分けることが出来ません。
非圧縮ファイルなら原盤よりメモリの方が良い それは不思議でもなんでも無いと感じてます。
新しいCDを買った時、借りた時に使うくらいで、昔のように一日中鳴らしているわけではないのですが、購入後一年を待たずに ディスクトレイの開け閉めに不具合がでました。
見た目は悪いけど
天板を開けてドライブの様子を観察したのですが、(写真は撮り忘れ)
トレイのスライドは、ゴムベルトとプーリーが受け持っておりました。
樹脂スライダーに溜まった埃を綿棒などを利用して取り除き、食用油を適量塗布して動きを滑らかにしてます。
それでも、トレイが最深部まで入った時にせり上がるドライブメカ(レンズ部を含む)の上下運動と
トレイオープンの指令を出した時の沈み込みに確実性が出ません。
試行錯誤を繰り返してたどり着いた答えのひとつは、写真のようにトレイ上面に付箋状のつまみをとりつけること。
CLOSE時に、このツマミを押し込むことでトレイが所定位置まできちんと移動できるようになりました
OPENボタンを押しても、トレイが出てこない時は、このツマミを軽く引き出してやると、上手く出てきます。
見た目は非常に悪くなりましたが、現在のところ、音質への影響も全く無く、読み込み速度にも影響は無く 万事うまく行っております。
販売価格2万円台のプレーヤーでも、修理が一万円以下で済むとは到底思えません。
もしもこのヤマハ、もしくは類似機をお持ちの方で、どうようの不満をお持ちの方が居られましたら
廃棄する前に、一度試してみても損はないと思いますよ〜。
板状(付箋状)ツマミは、第一生命がくれた樹脂製カード型カレンダーを適当な大きさに切ったもの
トレイとの接着には厚みを出したくないので、思い切って瞬間接着剤を利用してます。
ふつ〜
ふつ〜 です
嫌な音は出ません
昔のヤマハ機器が持っていた線の細さは感じられませんが、それが悪いことではないはず。
リモコンのフォントやパネルのフォント、FL表示部のドット文字も含めて そのあたりの洗練は
ヤマハらしいもの
ただリモコンの樹脂の質感が残念
そのあたりから愛用者が勝手に音質を美化する部分も大事だと思いますが、購入価格を思うと
文句は言えません
読み込み速度や、ディスクイジェクトの反応速度もふつ〜です。
出力はRCA1系統
同軸デジタル1系統
光1系統
ACインレットはメガネ端子
壁コン側プラグのみ非メッキ型に交換してます
電源スイッチが機械式なのは疑問
読み込み・イジェクトなどが完了してから電源が落ちる電子スイッチが望まれます。
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購入金額
25,316円
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購入日
2014年08月19日
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購入場所
Amazon
タコシーさん
2018/02/07
今のベルトはゴムと言うよりプラスティック?で伸びて滑ると思います
EJECT釦を押したときモーターがぐっと動くようであれば回路は動作していて
ベルトで滑っている可能性はあります ベルトがあれば良いのですが、無い時は
若干切って瞬間接着剤で繋ぎます 瞬間接着剤で結構強固に繋がりますよ
だめな時はごめんねごめんね~...
フェレンギさん
2018/02/07
目視ではベルトに異常があるようには思えませんでした。
他の書き込みサイトを見ると、わざと滑らせて その部分の汚れを取り除くという荒業も見ましたが、カム部分に問題があるように思われます(そこまで分解してませんが)
ピックアップとモーター自体に寿命がありますので、読み込み自体に問題が出たら買い替えます。