非常に質感の良いセミハードケースが付属しております　

ファスナーで完全に開きます　蓋側にネットがあり、イヤチップなどの備品を収納可能

ケーブルは撚り線　シースは透明合成樹脂　

絶妙な太さと柔軟性が、絡みにくいケーブルとして提供されます。

ジャックはヘッドセットとして使うため　リモコン操作を可能にするための４P端子です

金メッキが施されております。

プラグに走る２本のシルバーリングが昭和の高級オーディオを彷彿とさせます。

筐体は木製ハウジングと金属製キャップで構成されます。　

耳垢がハウジング内に侵入しないようにネットが貼られておりました。

その金属部は金メッキ　なんとなく高級感があります。

大中小３種類のシリコンゴム製イヤチップ　

異なる素材を組み合わせたハイブリッド仕様です

赤い部分が本体との密着を受け持ち　灰色系透明部は耳孔との密着を受け持ちます。

赤の素材はハウジングとの脱着が容易　少し緩めの印象

透明の素材は　他社製品のそれより　少し大きめに感じます。

普段はLサイズを利用するのですが、この製品に関してはMサイズを選択します。

ブランド名は　moniko　　メーカー名も　同じで良いのでしょうか？　モニコ　可愛い名前です。

木製のバックキャビティがそうさせるのでしょうか？　響きが少し乗るからでしょうか？

音場は頭外に大きく広がります。

FMやラジコで聞く二人のパーソナリティの立ち位置　マイクへの距離　スタジオの広さなどを感じることができます。

バイオリンやギター　トランペットやサックスの音　それを評する時によく感じることがありますが

そもその各楽器によって音色は違いますし、スタジオによる差もあります。

録音現場に居合わせたわけではないので、原音を知らずに「なんとなく」キツイとか柔らかいとか評するわけですよね。

それをお断りした上ですが、弦や管の音のキツさは感じません。

でも、どこか、すこし、なにか引っかかりを感じます。

自分なりの表現ですが、水彩画でもなく油彩画でもなく、ペン画でもなく、それは墨彩画。

筆と墨が生むハミダシ　それがある方が良いじゃないか　と思える人には

このイヤホンが持つ　ほんの少しの癖が良い方向に作用するのだと思いました。

サウンド全体は低音が充実しており　音量を上げなくてもグルーブ感を楽しめる設え。

前述の癖を嫌だと感じなければ　聞きやすいサウンドに分類できます。

一定の分解能　定位感　分離感があり　高域に感じる少しの癖が低音部の音階を伝えてくれるように

感じております。

これらは１万円クラスの製品と比べて感じるものであり、１０００円そこそこのイヤホンとしては

及第点以上を与えることができると思います。

私が購入した価格は１２５８円　ケースだけでも１００均では売っていない質感です。

少し昭和の薫りが漂う各部の設えも　気に入ってもらえる方には堪らない魅力かもしれません。

普段使いとして　買って損はないイヤホンだと思います。

丈夫そうなケーブルですが、衣服と触れるとタッチノイズとして伝わります。

しかし絡まりにくいケーブルでもあります。　

リモコン・マイクの性能は普通だと思います。　

このあたりもおまけとして考えれば充分満足出来ます