本体はどんぐりを思わせるサイズと形状。筐体はつや消しのアルミニウムで冬場は持つとやや冷たい。購入したのはWHITEだが、アマゾンでは他にBLACKとBLUEを販売中、ほかにもカラーバリエーションがあったようだ。

iPodに直接つないだ場合、普段自分が聴いている音量まで上げるとボリュームのマージンがあまりなかった。やや大きめの音なので、普通は問題にならないはず。ケーブルは直付けで通常の3極タイプ。ケーブルは細めだが、絡みにくい被覆になっている。

気になる点はLchとRchの区別がややつきにくいところ。見た目での判別はちょっと難しい。簡単に見分けるには、本体につながっているケーブル根元に装着時の外側に向けて小さな突起がある方がLchになる。

ケーブル根元に小さな突起がある方がLch

音質は高音・中音・低音のバランスが取れており、まとまっていると思うが、手持ちのHeavenⅥと比べると、情報量が相当少ないことがよくわかる。アコースティック系の楽器やボーカルの生々しさもだいぶ差があるが、価格差を考えると、相当健闘していると思う。プレーヤーよりもポータブルアンプのほうが、躍動感が増すが、プレーヤーでも充分に鳴っている。