念願のRyzenの逆襲に加われて非常にうれしく思う
今までブルドーザーとかいう筋肉モリモリマッチョマンの変態野郎(FX8300)を使っていたので、
私が高校生のころ発売されたAthlon64x2を思わせる快適かつ先進的なスペックのCPUが出てきてワクワクしている
しかし一般用途でいえばFX8300もエンコードではCore i7、ゲーム以外ではCore i5並みの性能があったので特に困ることはなかったので何か買い替えるきっかけがないかとレビューキャンペーンに応募したのだった
ただ、時期は最悪でDDR4のメモリ高騰時期の買い替えとなってしまったのが唯一悔やまれるところか
使い方は無限大
今回は予算の関係で組わせたパーツは下記になる
メモリ高騰のど真ん中にこのキャンペーンに当選してしまったが実質メモリ代が浮くくらいのブツが手に入ったので気にしていない
<スペック>
CPU:AMD Ryzen 7 1700
メモリ:CORSAIR DDR4-2666MHz 8GBx2(CMK16GX4M2A2666C16)
GPU:HIS Radeon RX580(HS-580R8LCBR)
SSD:WD SSD 128GB(WDS120G1G0A)
PCケース:サイズ 静寂(SCY-DFR5-BK)
電源:ENERMAX PLATIMAX 1350W(EPM1350EWT)
スペックはお財布と相談してAMDな構成となった
このマイニングの嵐が吹き荒れる中なんとかミドルハイエンドなRX580を3万を切る価格で点に入れられたのはかなり大きかった
が、やはりメモリが2万越えと高くつき全体でトントンというところだ
チップセットは他社と同じX370なのであまり本質的なスペックに関しては控え
このマザーに乗せた部品のスペックをとりあえず並べた
以降の使用感の項目でベンチやソフトの使用性についてまとめて書きたいと思う
LEDはゲーミングらしくやはり派手
白色のカバーはハイエンドモデルらしい尖ったデザインで今までローエンドマザーにミドルハイエンドなCPUを組むことがほとんどだった私には初の世界だ
組付けに安心感があり、すべてのコネクタが堅牢で長年使ってもコネクタの割れやマザー自体のひずみは発生しないだろう
そのデザイン性は派手なデザインの多いミドル以上のGPUを刺したときにマッチングするので、全体の統一感が出てきて満足度が高い
私の場合はほとんどオーディオや映像をPCで見るため、PCケースは静音ケースを使用してサイドパネルは当然ガラスではない
しがってLEDの細かな調節機能は不要だしマザーがそこら中光るのも不要
ただ、今回AMD公式といっていいリテールファンがLED制御対応を付けてきたのなんだかんだで光らせたうえでケースにぶち込んでしまっている
色の細かな調節やLEDリボンケーブルの制御を専用のアプリで行えるのでガラスケース派はイルミネーションに全力を注げるがおそらく他社マザーも同じような機能があるのだろう
付属アプリ無しでも効果を実感
各種OCツールやアプリが存在するが私はそのほとんどを使っていない
ただBIOSのファン設定はカスタムで弄り倒している
温度特性グラフをなぞるようにマウスで簡単に設定し静音性と冷却性能の絶妙なバランスをとれるのが非常に気に入っている
今までのローエンドなマザーでは閾値1つでファンの簡単なコントロールしかできなかったが、ハイエンドらしい細やかかつグラフィカルな操作性で楽しくPCの設定ができるのは素晴らしかった
市場価格2万・・・
今までローエンドなマザーを使用してきた私にとっては高く感じるが、細かくゲーム設定を追い込む、OCを突き詰めるユーザにとっては安いのだろう
私がもし一から機材をえらぶとしたらX350のAsrockあたりで無難に済ませていたのかもしれない
丁寧な老舗らしい仕事
ゲームスペックのハイエンドマザーということで非常に頑丈かつ放熱が考えられている設計、
「結局は他社と同じX370ポン乗せだろ?」と思うかもしれない
ちょっと待ってほしいギガバイ子ちゃんは拘りが隅々まで生きわたっている
まずはLANポートに違うチップセット(IntelとKiller)のハイエンドモデルを2チップ乗せてきているということに注目してほしい
なぜ2チップ乗せるのかというとやはりオンラインゲームの通信遅延をゲームの特性に合わせて切り替え、カスタマイズできるというので突き詰めて1本のマイブームなゲームをやりたいという人には非常に魅力的な機能だ(もちろん切り替えて使うのは煩わしいが。。。)
この機能はネットワークオーディオにも有効でKillerの場合は専用のカスタムツールで細かくLANポート設定が可能なため、通信速度だけでなくホームオーディオの音質もNAS経由のPCオーディオ再生で調節できるのも面白いところだ
2つ目はUSBDAC接続専用の低ノイズなUSBポートを持っているということで、オーディオオタクな私には非常に魅力的な機能だ
通常のマザーであれば他のプリンターのポートと何ら変わらないポートを使用することになるが、本機種ではアナログ回路を意識した専用設計のポートを持っているためUSBDAC接続に絶大な効果を発揮している
肝心の音のほうは通常のUSB2.0ポートより静かで白いご飯のような素朴かつ、味付けの少ない音になった
つまり本来のDACの性能を邪魔しない素晴らしい性能でPC音源を言い訳にしないため、PCオーディオをメインで使用する方はぜひ検討してもらいたい本機種だ
3つ目は2つ目の機能を存分に使えば必要無いのだが、オンボードのサウンドブラスターの音質も素晴らしく、これはPCを中心にした多チャンネルホームオーディオか、ゲーム環境を構築する際に検討していただきたい
通常の環境であれば外付けUSBDACに2chのスピーカーを接続した方が音質的には優れている
ただオンチップでDSD再生対応しているのでUSBDACがDSD対応していない場合は使用者の音楽ファイルの構成に合わせて選択することがベストか
こういった風に通常の他社マザーとは差別化したハイエンドモデルらしい、高品質な接続系を意識してギガバイトは本機種を企画していることがわかった
堅実かつ丁寧な企画と設計が融合したベストチョイスな機能がユーザに安心感を与えてくれる
FX8300から夢のような進化
本機はAM4マザーでハイエンドということでAシリーズはよっぽど乗せる人はいないだろう
やはりこのマザーにRyzenを載せてこそだ
というわけで本稿ではFXとRyzenの比較を行う
比較対象はFX8300と私が今回の乗せたRyzen 7 1700と同じ役割だった比較的低消費電力(95W)なCPUだ
まずは私が長年ベンチのリファレンスとしてかけているCrystal Markだ
Before(上)をFX、After(下)Ryzenの順で示す
Before
After
2倍以上のCPU性能差… さすが逆襲のRyzen
お次はエンコード性能、ソフトはインストールが簡単なXMedia Recode
ソースは30分のフルHD動画をH264形式にエンコードした
FX
Ryzen
なんと3倍のスピード! FXちゃんぇ…
次は私のもう一つの趣味である写真撮影からPhotoshopのフィルタ速度…
ではなくSigma Photo ProのJPG書き出し速度(ファイルは50MB 約2500万画素 sdQH)
FX:36秒
Ryzen:22秒
これもやはり圧倒的ですが多スレッド最適化の怪しいSPPではまだまだ今後伸びそうです
最後にゲームベンチ とりあえずFF14でお茶濁し(3D Markは一部有料なのもあって導入できなかったよ…)
FX
Ryzen
GPU中心に差が出ると思っていましたがFXはCoreシリーズと同じで2割減で
RyzenはちゃんとCore iシリーズに追従する性能のようです
といった感じで各種ベンチをまとめてきましたが
ハイエンドな環境がこんなに手軽かつエキサイティングに導入できたのは本当に良かった
ベンチの数字を見ながらニヤニヤ、CPUモニタを見ながら16スレッドをニヤニヤできる幸せな日々が待っていると思うと非常で胸が高鳴ります
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購入金額
0円
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購入日
2018年01月30日
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購入場所
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