プレミアムレビューで頂いたAMD Ryzen 7 1700で新しくPCを構築することになり、新しく購入したメモリーになります。
Ryzenは、メモリー相性に厳しいという前評判だったので、マザーボードのQVLに載っていて比較的高速で入手しやすい&個人的に好きなメーカーであるCorsairを選びました。
簡単な外観及び仕様説明から、ベンチマークまで網羅してレビューしていきたいと思います。
Corsairはパッケージからして格好良いのが良いですよね。所有欲を満たしてくれます。笑
CPUクーラーと干渉しづらいアルマイト仕上げのヒートスプレッダを使用しており、使いやすそうです。色味も他のパーツの色と合わせやすい黒色で良い感じです。
規格 :PC4-24000(DDR4-3000MHz)
容量 :16GB(8GB×2枚)
転送クロック :3000MHz
レイテンシ :15-17-17-35
定格電圧 :1.35V
ヒートシンク :ロープロファイルヒートスプレッダ
保証 :永久保証
メモリー自体は最新鋭というわけでは無いのですが、公式的にはAMD Ryzenへの対応も謳われています。基板は、高耐性8層PCB基板が使われており、ノイズを受けづらい構造となっているようです。
シングルランクですね。
チップは調べてみましたが、Hynixが使われているようです。
RyzenとHynixの相性はあまり良くないので、最初買うか迷ったのですが、サムスンのB-Die品は非常に高額(3万円以上する)なのと、メモリー自体はQVLにも載っていて、Corsair公式の互換メモリーにも型番が載っていたのでXMP通るかな?なんて思って購入することにしました。
なのですが・・・、
XMPが通らない・・・っ (涙)
2133や2666まではマザーボードの自動設定で、簡単に通ったのですが、2800やXMP(D.O.CP)の3000となると、レイテンシを緩めても全然通りません。(涙)
AmazonにはXMPが通ったという報告が多数されているので、恐らくは今回購入したマザーボードの設計やメモリーコントローラーがあまり宜しくないという事なんだと思います。
UEFIのアップデートで改善することを願うばかりですが、そろそろZEN+の足音が聞こえてきているので、メーカーもこれ以上のメモリー相性に対してのアップデートはしない可能性があります。
やっぱり、サムスンやMicronのチップを使ったメモリーを買えば良かったかなぁ~。(グスン
Ryzenはメモリーの速度によって、性能がかなり変わるという話がありましたので、CINEBENCH R15を廻してみることにしました。
今回準備したPC構成は、
【OS】Windows10 Pro
【CPU】AMD Ryzen 7 1700
【CPU cooler】サイズ 虎徹 MarkII SCKTT-2000
【MB】ASUS PRIME X370-PRO
【RAM】Corsair CMK16GX4M2B3000C15 [DDR4 PC4-24000 8GB 2枚組]
【SSD】SAMSUNG SSD 830 512GB RAID0・・・合計1TB
【GPU】MSI GeForce GTX1060 GAMING X 6G
【CASE】Antec DF-85
【PSU】Antec HCP-850
になります。
5回廻した結果が上記グラフになるのですが、前評判通りかなりスコアが変わりました。
CINEBENCH R15で25cbも変わるとなると、メモリー速度はかなり重要だということが分かります。
(体感レベルでは分からないとしても)
残念ながら、私の環境においては本製品の本領を発揮させることが出来ませんでした。
やはり、Ryzen環境においてはHynixチップは避けておくべき鬼門なのかもしれません。
OCメモリーの中では値段も安く入手しやすい本製品ですが、Ryzen環境においてお勧めできないと言えると思います。
今現在、 メモリー価格が高騰しており、新しくメモリーを揃える事は難しいですが、安くこなれてきたら、買い直しをするかもしれません。
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購入金額
23,980円
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購入日
2017年12月22日
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購入場所
ワンズ
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