今回はShenzhen Yuanze ElectronicsからKZ ZS5というイヤホンとなります。
(”Yuanze”ってなんて読むのか気になる方は自分で調べて下さい。)
実は中華イヤホンデビューです。最初は同じメーカーのZST(紫の方)を考えていましたが、ヨドバシアキバで試聴した際にもの凄く鳴りが良い曲とスカスカで気分が悪くなるような鳴りをする曲に綺麗にわかれました。
そんなイヤホンは使いたくないので、一か八かの賭けでZSTでなくZS5を購入することにしました。
5~6時間くらいしか鳴らしていませんが、その間に感じたことを書いていこうと思います。
ロットを見極める
KZ ZS5ですが「パッケージでロットが分かる」ようになっているとのこと。
現在だと白箱に入ったパッケージになっているようですが、俺のは黒箱でした。
パッケージ正面
パッケージ裏面
「黒パッケージ=第1世代」「白パッケージ=第2世代」とでも言いましょうか。
その中でも俺の商品は「第1世代(後期)」という感じになるようです。同じ黒箱なjive9821さんやSandbagさんZS5とはパッケージが若干違います(→イヤホンの色は全く同じw)
左上に『KZ ZS5』という印刷が入っていません。そういう所でロットを見極めるようです。
PC業界のように『Rev.2』とか『Rev.3』などと末尾に付けてくれたら楽なんですけどね~。
商品概要
さて商品概要です。
同梱物は『イヤホン1セット、ケーブル(1.2m/Unbalanced)、イヤーピース3セット、説明書(英語)』と極めてシンプルです。サイズの合わないイヤーピースを大量に貰っても困るだけなんでこれくらいでちょうどいいと思います。
タイムセールだったとは言え、2BA+2DDなイヤホンが2,900円・・・いやぁ~凄い時代だと思います。これで品質が日本並みだったら日本メーカーの製品は殆ど駆逐されますね。
ちなみにCampfireAudioの製品に似てるらしいですが、メーカーを知らないんで・・・うん。
REALFORCEのように簡単に分解できて元に戻せるならまだしも、分解したら2度と戻せなさそうなので、コチラを使いながら中身について。
KZ ZS5は『2BA(=BalancedArmature)+2DD(=DynamicDriver)のハイブリッド方式』です。
帯域の割り振りは
ダイナミックドライバー①・・・低域用
ダイナミックドライバー②・・・中域用
バランスドアーマチュアドライバー①・・・高域用
バランスドアーマチュアドライバー②・・・超高域用
のようになっているそうです。4つのドライバーが綺麗に役割分担することでバランス&効率良く音を出せるようになっているように見えます。
試聴ッ!
ケーブルはこんな感じに差し込むみたいです。もし、ボリュームがおかしいと思ったらケーブルの向きを1度確認してみるといいかもしれません。
困ったら初心に戻れ!です。
イヤーピースは付属品では無く、オーディオテクニカATH-IM50の付属品を使いました。
どーも、俺には付属品のイヤーピースは合わなかったみたいで・・・。
試聴に使う曲はこれらです。下に出てる曲全部聴きました。
再生ソフトは『foobar2000(ASIO再生)』
使用ハードは『エレコム製EHP-AHR192SV、Digi-Fi No.22のオマケヘッドフォンアンプ(MUSES 8920D・ハイインピーダンスモード)』を使いました。
1曲ずつ感じたことを書いていくと日が暮れるので
「GATEⅡ~世界を超えて~(24ビット96KHz)」
「残光ルミネセンス」
この2曲に絞りました。
ツクモ新橋店でオーディオテクニカATH-LS400を試聴したときにこの2曲のVoが凄く遠くに聞こえて軽くショックだったのでこのZS5で再チャレンジします!!
*普段聴いている曲達(趣味が合う方は是非メッセージを~)
①、「GATEⅡ~世界を超えて~(24ビット96KHz)」
ZS5付属のイヤーピース(Mサイズ)、オーディオテクニカのイヤーピースどちらを使ってもVoが後ろに下がりすぎています。もう2周りくらい前に出したいというのが俺の感想です。
Gr、Ba、Drの定位はこれでちょうどいいと思ったので、Voの定位をどうにか出来ればと感じました。
10時間しか鳴らしていないのでもしかしたら鳴り方としてはこんなものなのかもしれません・・・それか最初からこういう鳴り方なのかのどちらかですよね。
②、「残光ルミネセンス」
この曲はバンド演奏曲ではありません。アングラなゲームやアニメのOPによくある曲調のものです。
この曲でも先ほどと同様にZS5付属のイヤーピース(Mサイズ)、オーディオテクニカのイヤーピースどちらを使ってもVoが遠いです。やはりこれは固有の病気なんでしょうか???
そこで男性Voの曲で試してみました
③、「久遠の冀求 / milktub」
こちらは1曲目と同じバンドによる演奏曲です。
この曲だとVoが遠い現象は1曲目・2曲目ほど感じられません。もしかして女性Voの帯域が出にくくなってる仕様なのか?
曲のまとまりもATH-IM50よりも断然上でよく気持ちよく聴くことが出来ます。
①・②・③の共通点
『ケーブルのタッチノイズがとにかく凄い』
イヤホンに金をかけすぎてケーブルを忘れていた・・・。そんな印象です。
机に触れるだけでとにかくタッチノイズが乗ります。なのでBluetooth化するか、別売りケーブルを買うか、自作するかの3つの内から選択すべきです。
高級なモデルと比較できないので・・・なんとも。
海外メーカーのウン万円、ウン十万円するような高級モデルとは無縁なので比較できませんが、普段3,000円とか5,000円くらいのイヤホンを使ってる人ならコレでも充分満足出来るレベルに仕上がっていると思います。
あとはリケーブルやイヤーピースを交換して遊んだりしながら自分に最適な物を探っていくのが良いのかなと思います。
100~200時間ほど使い込んでからケーブルの自作(使うのはモガミ電線一択!!)をしたり、アップグレードケーブルを購入をしたいと思います。このタッチノイズは宜しくないので。
その際に、どうなったかを逐次書いていきます。
見てくれた皆様、ありがとうございました~!
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購入金額
2,880円
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購入日
2017年12月頃
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購入場所
Amazon
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