給電はmicro USBからアダプタ経由で3Aだが、モバイルバッテリーの2Aでも動いた。USBに変な負荷をかけなければ何とか行けると思う。
　動作は8インチのWindows タブレット程度の動作と考えてもいい。並列処理させてくるとまた違ってくるだろうけれど、単にウェブブラウジングや動画を見る分には全く問題なく使える。
　負荷を掛けなくても冷却のファンが常時回り続け、なかなかにうるさい。環境にもよるが、テレビ直挿しで動画を見る分には気になることはないだろう。すぐ横にあって、静かな環境ならうるさいかもしれない。キーンという音はないので、そこまで耳障りではないと思う。
　内部容量32GBはなかなかに工夫を強いられる。microSDは必須で、もしかするとソフトウェアもSDの方にインストールするつもりでないといけないかもしれない。半年ぶりに起動したらWindows 10 Creators Updateなど多くのOS更新が実行され、ほとんど使ってないはずの内部容量が残り500MBくらいまで達してしまった。容量はできるだけ空けておいた方がよいようだ。

　HDMIを挿しても認識してくれず画面に出力されない現象が様々なテレビ、ディスプレイで発生した。解決方法は、ディスプレイなどに接続してからDiginnosの電源を入れることであった。

　さて、平時にはなかなか使う機会が見いだせないこの製品、買って正解だったのか。モバイルスピーカーよりも使用頻度が少ないが・・・