「芋づる式洲崎綾 Part5」。Webラジオのキャラクターの面白さと天使の歌声のギャップ萌えですっかりファンになった洲崎綾(あやちゃん/ぺっちゃん/あやっぺ)関連。12月といえばあやちゃんのバースデイということで、それに向けてこの1年で増えてきた彼女の直接参加した作品や楽曲、ラジオCDなどから、参加作品の主題歌や演じたキャラクターのグッズ、イベントグッズなどの関連商品まで芋づる式にご紹介するシリーズレビューの5回目。
シーサイド・コミュニケーションズ制作のWebラジオ番組は、ある程度人気が出てくるとイベントを行う。最初合同トークイベントに参加して様子見...というパターンもあるが、人気が爆発している番組は最初っから単独イベントという場合もある。
この2番組はそうだった。
「洲崎西」と「あどりぶ」。現在でもニコニコ動画のアーカイブの再生数が他の番組と比べて最低2倍~20倍と他を圧倒しており(ザキニシとあどりぶは、ザキニシ>あどりぶで2倍弱の差)、エース番組2枚看板と言うか西の横綱・東の横綱というか。
洲崎西は、キャパ700のニッショーホールで2014年にあの伝説の初イベント「洲崎西 養豚場ミーティング2014 〜真夏の盛りガール!WOW!!〜」
を行い、元は5千円以下のチケットがオクで10万を超えたとか、物販に並ぶ列がホールを二重に取り巻いたとかの逸話を残す。あどりぶも、同じニッショーホールで翌年「あどりぶグランプリ2015」を行ったが、初の単独トークイベントでキャパ700を埋めたのは結構な偉業(他番組の単独イベントは、結構なベテラン組でも科学技術館サイエンスホールなど400名規模のものがほとんど)。
そんなシーサイド・コミュニケーションズのエース格の2番組が、2016年5月に2000人収容規模の中野サンプラザで合同イベントを行った。
まず先にあどりぶのイベント「あどりぶグランプリ2016」。この番組は「世の中に溢れる無茶ぶりという敵に立ち向かうべく、私たち二人(巽悠衣子と大橋彩香)が、どんなことにでも前向きに且つ心を折らずにアドリブで挑戦していく番組」なので?、台本見た二人が「前回よりも圧倒的に芸人ぽさが...」「声優らしいこと何もしない」というアドリブ(笑)ばかりのイベント企画。
とは言っても、最初は「テーマトーク」で前イベント=あどりぶグランプリ2015からの1年間を振り返る企画で「準備運動」。
姉妹感が増してきた二人、だんだんへごちんが懐いていくのがわかる
つづいて「合同イベント」らしい企画、ライバル番組?洲崎西に関するクイズ。実はこの「洲崎西クイズ」は前回もあったらしいのだが、今回は本人達が出てきてクイズを出す趣向。
...んで、初っ端から脱線して、この4人の中で唯一ある部分がおっきいゆっこさんがいじられる流れにw恥ずかしがるゆっこさんに、あやちゃんが「なにがだめなんだ?わたしなんて最近おっきくなってルンルンなのに」「なんでかわかんないけど、三十路を手前に第三次性徴期があるのかなと」「めっちゃウレシイから、しょっちゅう鏡の前でこうやって寄せてる」って、おい!w するとへごちんが「カワイイ~よろこんでこうやって(寄せるポーズ)寄せてるのを想像すると」と言って大笑い。本来クイズをやる流れだが、この昼の合同トーク部分はこうした脱線トークの方が面白かった。
そして最後はメインコーナー、「第2回あどりぶクイーン決定戦」。2人が出されるお題に対してボケをしたりしたあと、ついに「中野アドリブシアター」。一応設定と台本があるけれど、採点対象となる側は所々セリフが抜いてあって、アドリブでそこを埋めなければならないという番組内でも「土曜あどりぶシアター」としてときどき行われているもの。
へごちんがいじられ側の「ペットショップ」では、「マル秘ペットも取り扱いしてます。詳しくは店員まで」という表示をみたゆっこさんがそれがなんなのかを質すと、へごちんが「当店には恐竜がございます。今はちっちゃくなるライトを当てているので、ちゃんとディスプレイに入っていますけれど、お家でライトを当てていただければまた巨大化します」と応えたことで話が変な方向へw 最後に「(今一歩ペット購入にはフン切りがつかないので)買いたくなるおまじないみたいのしてもらってイイですか?」の問いかけには、最初催眠術風に「あなたはだんだん当店のペットが欲しくな~る」と言っていたのが「...ゆっこさんはワタシにペペロンチーノたくさん作ってくれて...これからもよろしくお願いします!」と最後にはへごちんの欲求とホンネがww(←カワイイ
つづくゆっこさんがいじられ役のパートでは、恒例?通りシーサイド・コミュニケーションズ社長の植木さんが参加、さらに「西明日香のデリケートゾーン!」や「春佳・彩花のSSちゃんねる」などシーサイド系番組を手掛ける構成作家テムシステム氏も参戦。この二人がへごちんとともにヲタク役になり、ゆっこさんが「新しい」コンセプトカフェの店員という配役。カフェのメニューの「ラブコーラ」を注文した植木さんからは、それを美味しくする呪文を唱えてほしいとムチャ振りがw すると「一緒に唱えてもらっていいですか?」と植木さんを道連れに呪文を唱えることに。「キュンキュン♡コーラ、キュンキュン♡コーラ、ちゅ~にゅ~」と手でハートマークを作りながら一緒に唱えることになる植木さんwww テム氏からは「他はなにがあるんですか?」と訊かれ、「二人で仲良しいちごパフェ」があると口走ってしまったゆっこさん。それを注文され、ゆっこさんがテム氏の耳元で色っぽ可愛く「い・ち・ご・パ・フェ♡」とささやき、テム氏悶絶w
こんな爆発力が見られたので、ゆっこさんが無事?2015年度に続き「第2回あどりぶクイーン」に輝き、昼の部はおわり。
夜の部は今度は洲崎西のイベント、「洲崎西presents糸~縦の糸はあや 横の糸はあすか~」。シーサイドの合同イベントだと、影ナレ(非常の際の案内や禁止事項などの伝達)は会場の係の人がするが、単独イベントでは出演者が行う。一人ずつ10分前と5分前にアナウンスするのだが、ふたりともこのイベントの題名となった中島みゆきの「糸」を歌う(影ナレなのに)。あやちゃんは普通に上手いが、あっちゃん(西明日香)が中島みゆきの声真似をして、ムダにクオリティが高いので本番前から笑う(このシーンは本DVDでも特典の「Back Stage Vision」の部分に収録されている)。ちなみに「洲崎西」の影ナレはいつも面白いんだ。
始まると開演前にネット経由で募集した「豚リスナーに聞いてみよう」。今後どういった番組をしてほしいか、という質問では「飲酒回」や「ギネスに挑戦」などにならんで「ポッキーなしのポッキーゲーム」というフリが。当然?実演するふたり、最初は1m以上離れてスタートしたはずが、一瞬であやちゃんが至近距離に間を詰める。あっちゃんはおもわず「だるまさんがころんだだと思っていない?」と確認がw そして結果は当然のようにk...
続くコーナーは「合同イベント」らしく「あどりぶ」の二人が登場。ここがチョ~やばかったw
その「あどりぶクイズ」では「へごちんが髪を切った理由」⇒「排水口を掃除するのが面倒くさい」という驚きの理由だったが、髪の毛って溜まりますよねー...という話から、へごちんがせっかく排水口の網に溜まった髪の毛を、網から取って排水口にダイレクトイン!しているという驚愕の事実がw
(ノ゚ο゚)ノ
へごちんの「排水口の網の存在価値」を無にする行為に衝撃を受ける二人
つづく「ゆっこさんが夜に1人で外でやっていること」⇒「ひとりでブランコに乗っている」という回答(闇(闇(闇...どうやら寒いのでしばらく控えていたそうだが、そろそろ暖かくなったので再開したとかw さらに夜のジャングルジムなどでも遊んでいることが発覚、ザキニシ二人もドン引きw
ザキニシの二人からは「排水口に髪の毛流す女と、ブランコ立ち漕ぎする女だよ」「うちらは“造った”ヤバイ人だけど、あっちはマヂでヤヴァイ」と、ヤヴァイ人認定をいただく始末。
次はザキニシイベントでは恒例?の「ダーツ獲得チャレンジ」。何度か賞品をダーツで決めたこともあるけど、ほとんどはDJCD付属の撮り下ろし音源収録のためのロケ地決め(そしてロケ地に沿った企画をする)。しかし、今回は初の地方イベントを行うということで、その行先を決めるためのダーツの矢の本数を決める企画。
箱に入ったものを当てる触感クイズや、12星座を全部言う知識を問うクイズなどもあったが、おかしかったのが玉入れ。関係者では一番背が高いふかわげんき氏(あどりぶと洲崎西の構成作家)が玉入れの籠を高く上げていると、最初は2人してそれを狙っていたが、途中であやちゃんがふかわ氏に玉を投げつけ、ひるんだすきに棒にしがみつき、籠を引き摺り下ろす作戦にw あやちゃんがふかわ氏と格闘して2mほどの高さに下がった籠に、背の高いあっちゃんがガンガン玉をいれる共同作戦。
このダーティなやり方には司会の植木さんも「早くおわんねェかな、コレ」と呆れ顔。入った?玉のカウントでは、当初舞台上から客席に向かってカウントが終わった玉を投げ入れていたのだが、これじゃ手前側しか届かない、とあやちゃんここで客席通路に飛び降りる(あっちゃんも続く)。持った玉を客席の後ろの方まで投げ込み、まんべんなく愛?を振りまいて、満足して舞台に戻る。このあたりは、あやちゃんの自分のファンを信頼しているが故の行為(あとから怒られたかもだけれど)。客側も声優イベントの一部で報道されたような殺到も起きることなどなく、きちんと着席してるし。彼女のイベントはこういう自分から近づくというパターンが多く、警備上の観点から言うと大変だろうけれど、一段高くなっているくらいしか演者席との差がなく、しかも酒が入ったイベント「あや飲み会(2016年10月1日開催)」ですら、最後列まで回り込んで客弄りをしたりしていた等、ファンとの接点をホントに大切にしている。ただcybercatはあどりぶは後方23列目とはいえ1階だったけれど、こちらは2階席だったのでさすがに玉をキャッチするチャンスはなかったw
ラストのコーナー「縦の糸はあや 横の糸はあすか」では、ふたりが即興エチュードをして二人の間に「絆」があるかどうかを判定されるというもの。「お互いが悩んでいる時声をかけるとしたらどんな言葉ですか?」では問題に「仕事・男・脱毛など何でもOKです」と注釈があったので、当然?番組でも取り上げられたあやちゃんの剃毛中の身バレの話になり、「茅野カエデちゃんですか?」の流れにww「万が一、男ができたときはどうやって報告しどんな言葉を返しますか?」では、あっちゃんから⇒あやちゃん報告のパターンではショックを受けたあやちゃんの演技がリアルすぎ。逆パターンでは報告を受けた時のあっちゃんの顔演技がwww
あやちゃんから「彼氏ができた」と打ち明けられた時のあっちゃんの顔演技
挨拶に先立つ〆の企画は、獲得したダーツの矢を使って単独地方イベントの開催地決めダーツ。あやちゃんはたまこ系でゆかりがある「京都行きたいなー」と言ってたが、初っ端から沖縄にあたる!ただ一度DJCDロケで行っているのでここは流し、次のチャレンジ。岡山狙い⇒新潟でこれもDJCDで行ったので流し、3発目が青森狙いで大分。、ここでずいぶん悩むが、5本矢があるのに3本しか使わないというのは、イベント的にどうなの?ということで、4投目。4回目は石川狙いの鳥取で、あっちゃんが即否決w(関西人の山陰dis?) ラストはあやちゃんが打つことになり、結局青森!(準備に時間がかかって1年以上後の2017年8月に八戸で「洲崎西のへ~赤いりんごに豚よせて~」開催⇒遠かった~)
ラストのあいさつでは、あやちゃんからあっちゃんにプレゼントが!今回中島みゆきの歌「糸」にちなんでイベントタイトル「縦の糸はあや 横の糸はあすか」ということでマフラーを編んであっちゃんに渡そうという暴挙?に出たあやちゃん(愛が重い)。夜な夜な編んでいたそうだが、直前になっても長さが足りない。そこで、日本ふんどし協会から「ベストフンドシスト」に賞されたあっちゃんにはこれで、と寸足らずのマフラーに紐をつけてふんどしに改造!w
これをあっちゃんが素直に喜んだので、洲崎綾、逆に聴牌るwww
2番組とも色合いが違って、とても楽しめたイベントだった。
合同イベントは大人数ならではの複雑な化学反応があったり、相方取り替えコーナーがあったりとそれはそれで面白いんだけれど、個々の番組カラーは薄まる傾向にある。それが基本単独イベントベースで番組カラーを強く出しつつ、こういう絡みがあるのって新鮮でよかったな。
またやってくれないかなー...
【収録内容】
<DISC1>
■昼の部「あどりぶグランプリ2016」
1. OPENING
2. あどりぶテーマトーク
3. 洲崎西クイズ
4. 第2回あどりぶクイーン決定戦
5. ENDING
<DISC2>
■夕方の部「洲崎西presents糸~縦の糸はあや 横の糸はあすか~」
1. OPENING
2. 豚リスナーに聞いてみよう
3. あどりぶクイズ
4. ダーツ獲得チャレンジ
5. 縦の糸はあや 横の糸はあすか
6. 洲崎西地方イベント決めダーツ
7. ENDING
BONUS TRACK:Back Stage Vision
生き生きと自由にふるまうあやちゃんとファンの信頼関係がイイ
一番良かったのは玉入れかなw
・最初真面目に狙う
↓
・なかなか入らない
↓
・ふかわ氏に玉をぶつける
↓
・脇が締まり掲げていた棒が下がった時に棒に取りつく
↓
・棒を斜めに倒し籠を下げるあやちゃん
↓
・下がった籠に長身のあっちゃんが玉をいれる連係プレイ
というダーティな手法を使って目標個数クリアした二人。
カウントで玉を客席に投げ入れる時に、最後に玉を鷲掴みにして客席通路に飛び降り、うしろの観客まで投げ入れるあやちゃん。ここで誰も席を移動しない(立ち上がるだけ)なのが、よく調教されている豚というかなんというかw
最終的にはあっちゃんも協力したり同じこと(客席に行く)をするんだけれど、こういった爆発のきっかけはいつもあやちゃん。ここら辺の場の雰囲気を読みつつ、ルールギリギリを読む(あるいは半歩踏み出す)のが上手いンだな、彼女は。
-
購入金額
6,000円
-
購入日
2017年06月27日
-
購入場所
シーサイドSHOP
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。