スマホでもPCでもない「タブレット」
12.9インチのiPad Proを購入して二週間くらい経ったので、色々レビューしてみようかと。
購入する前に1ヶ月くらい悩んだんだけど、その間に参考にしようとググってでてきたページが発売日前後に書かれた記事やら、アフィ目的じゃないかと思われるような同じようなことしか書いてない提灯記事ばかりだったもので。高い買い物になるし、悩んでる人の参考になれば幸い。
12.9インチを初めて手に取った時の感想は「たしかにこれはデカイ」
色々使ってみて今の感想は「これくらいがちょうどいい」
電気屋で初めて手に取った時は「デカイw」と思った。
写真を見る、映像を見る、Kindleで本を読むといった用途なら迫力があって良いが、それはスマホの延長としてのタブレットの使い方。「大きさ=重さ」なので12.9インチのiPad Proは確実に持て余す。ググった時にiPad Proの端を持って「重い」とか書いてるページをちらほら見かけた気がするが、ああいうのはスマホ感覚で書いてたんだろうなあと思う。
そういう用途なら10.5か9.7インチのiPadで十分だろう。10.5インチのiPad Proは軽いしね。
だけど、キーボードで文字を入力したりApplePencilで手書きで書いたりすると、この大きさがちょうどいい。なんかやたらと「クリエイティブ」用途なら、とこれを推す理由に書かれている気がするが、別にお絵描き用途でなくてもお仕事用途でもとっても便利。要するに「入力する」ってのをしばらくの時間するのならお勧めということだ。
では、お仕事をするPCの代わりに完全になるか、というとそれは微妙。
たしかに様々なことができてsplit viewとか使えば2分割で調べ物しながら書くこともできる。
だけど2分割は正直狭い。12.9インチでの2分割でギリギリな気がする。正直言ってもう少し広い画面が欲しくなる。1画面を占有している時は十分なんだけど、並行してなにかを行う時は必要最低限という印象。
でもノートPCの大部分を置き換える印象はある。タブレットとしては重くてものノートPCよりははるかに軽い。いままでNECのLavieGを持ち歩いてたんだけど、はるかに軽くて大体のことはこなせる。立ち上げも一瞬だし、終了もサクッと終わってもデータが飛ぶ心配はない。
スマホやPCを置き換えるのではなく、スマホとPCと共存する「タブレット」としての位置を築いているんじゃないかな、というのが二週間使ってみての感想。iPadから電話かけられるようになってもスマホが要らないとは思わないし、処理能力が上がったとしてもPC要らないとも思わない。
重くて高いので、目的に合ってなければ明らかに失敗したと後悔するものだと思うけど、使用目的が決まってて合致するなら満足度は高いだろなあ、という人によって評価が両極端に分かれるものだとは思う。
これからもアプリ入れたりもうちょい使ってみて色々レビュー上げていこうと思います。
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購入金額
140,000円
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購入日
2017年11月18日
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購入場所
Apple.com
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