こんにちわ・こんばんわ。Takahiroです。
以前このような物(自作KB用ケーブル)を作ったのですが、覚えていますでしょうか?
以前から””USB-DAC(=ミキサー用)に適したUSBケーブルを作りたいなぁ~””と考えていました。
それでREALFORCE用KBケーブルで実績のあるモガミ2799というオーディオ機器の内部配線用ケーブルを使って実験したのですが、それだと細いので『扱いが悪い(引っ張る)とすぐ断線』『外装チューブ(=編組チューブ)が必須!!』という問題が浮上しました。
USB-DAC用なのでKB用と違い『太さに制限はない!』ということで以前から目を付けていた””モガミ2948 MIDI SYNCHRO””を手に入れたのでUSBケーブルを作ってみました。
材料と必要工具
材料をご紹介します。
工具なんかはケーブルの自作をやるようになると
『いつの間にか勝手に揃っていく』
ので大丈夫だと思うのですが一応・・・
1,ケーブル
メーカー/名称:モガミ電線 PART No.2948 MIDI SYNCHRO(用途:MIDI用)
仕様
芯数⇒4芯
導線の太さ⇒26AWG(黒・白・赤・緑)
シールド⇒横巻シールド
全体の太さ⇒5.0φ
モガミ電線のカタログに『こうやって結線しろよ?』と書いてあります。なのでハンダ付けの際はこれを参考にしたいと思います。
2,USBコネクタ
秋月電子で売られているコレを使います。外見や金メッキ製がいいと言う方はオヤイデや千石電商で購入(300円~500円/個)するといいでしょう。俺は『外見よりコスト優先!!!』主義なので秋月の70円/個の格安コネクタにしました。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-07664/
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-07665/
3,その他
①熱収縮チューブ(2φ、5φ、8φ、10φ)
②はんだ
③半田ごて、はさみorニッパー、ペンチ、ライター(熱収縮チューブの処理用)
~あると便利~
ヒーティングガン、細線用ケーブルストリッパー(30AWG対応品)、バイス
作り方
オーディオケーブル(ラインケーブル・マイクケーブルなど)と途中工程は同じです。
なお、USBコネクタのハンダ付けはこれを参考にするといいですよ。
モガミ2948だと黒と白がペアですので、俺は『USBのデータリンク線(2番・3番)』に使いました。
作り方
①丁度いい長さにカット(今回は取り回しの良い1mにカット)
②両端のジャケットを剥いてシールドをまとめる、そしてシールドに熱収縮チューブを被せて封印。
③導線の被覆を剥いだ後に予備はんだをする(*画像参照)
④コネクタにも予備はんだ付けをする
⑤片側をハンダ付け。そして熱収縮チューブを適度な長さに切って入れる。
そしてヒートガンやライターなどで処理
⇒根元は断線しやすいので熱収縮チューブでガッチリ固めるとGood!!
⑥上が済んだらもう片方にも同じように熱収縮チューブを入れて、その後にコネクタをハンダ付け。そしてチューブを処理。
⑦完成!!!
⇒「これだとさみしいなぁ~」と感じた方にお勧めなのは、コネクタのハンダ付け前に『外装チューブ(編組チューブ)』を入れると良いでしょう。
例えば、ヘッドフォンやイヤホン用と色や柄を揃えばUSB-DAC付ヘッドフォンアンプをお使いならば統一感も出せます
音の違い
わかりません!www
これだけは言えるとすれば『モガミ2799より被覆が厚くなった』ので強度自体が高くなり手荒な扱いしても断線しなくなりました。・・・2948は2799と違いNEGLEX OFCじゃ無いのが唯一残念な点ですけど。
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購入金額
300円
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購入日
2017年10月頃
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購入場所
トモカPROSHOP&秋月電子
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