レビューメディア「ジグソー」

入門機として、生涯の友として

7年前に長男の友人が大学を卒業して京都を離れる時に、このギターを残していきました。

ソフトケースに京都の楽器屋さんの印が押された保証書が残っておりましたので

おそらく10年ほど前に購入された個体だと思われます。

 

ヤマハのFS720S

現行モデルは700番台から800番台に移行しているようです。

おそらくFS820が 手元にある720Sに相当すると思われます

希望小売価格37,000円(税抜き) 

数字の後のSはサンバーストのSなのか、他の意味なのかはわかりませんでした。

 

当時も今も、筐体表板の仕上げは多岐にわたり、ヤマハらしい白いスプルースを活かした仕上げから

このサンバースト、ターコイズ、レッド、ブラック などなどから選択可能

還暦前後のおものだちが好きかもしれない白いギター仕上げはラインアップされず でした。

 

私がそうだったのですが、37,000円のギターには少々懐疑的な気持ちを抱いておりました。

しかし

「その先入観を恥じる」 そんな衝撃を受けたことをお伝えしたいと思います。

更新: 2017/10/30
施工技術

伝統と新技術の融合

 

ヘッドデザインは、ひと目でヤマハと判る伝統を継承しております。

全体はグロス仕上げ YAMAHAの文字とペットマークは蝶貝象嵌仕上げ

ペグは刻印無し バックラッシュを感じないスムースな動き 十分な品質だと思えます

ローズウッドの色目を活かした指板 ポジションマークの蝶貝は小さめ 

フレットの素材はおそらく安価なステンレスだと思われます(価格なり)

側板と裏板はおそらくマホガニー材突板仕上げの合板

ブックマッチ仕上げですが、木目が単調なので、それを主張しておりません 少し残念

響板はスプルース単板が奢られております

ブリッジの形状はヤマハ独自のデザイン ピンは樹脂製です

ピックガードはべっ甲風の樹脂製 

サンバースト仕上げ故に目立ちませんが、ピックガードのデザインもヤマハのオリジナル。

遠目にヤマハと判る マーチンやギブソンに間違ってもらおうとしていない その姿勢だけでも

充分に評価するべきだと思います。 かっこよいぞヤマハ!

響板裏にはヤマハ独自のノンスキャロップ・Xブレイシングが施されているそうです

それは上級機のLシリーズと同じ思想の配置だそうです。 

一般的なドレッドノート型フォークギターに比べると10%ほど小ぶりな印象を持ちましたが

このギターの鳴りの良さは、上記のブレイシングが効いているのかもしれません。

 

ヤマハ      Kカントリー   Sヤイリ

真ん中のKカントリーは合板スプルースの普及品なので比較対象とするには気の毒なのですが

とにかくヤマハの鳴りの良さに驚きます

ヤイリは指板も含めた木目の綺麗さ、所有する喜びでは上を行きますが、その響きや音量は

ヤマハが健闘を見せて、好みの差といえる範疇です。

実売価格3万円中盤 ヤマハのロゴも誇らしげなソフトケースは標準付属

昔は音叉 今はデジタルチューナー それも千円前後 

弾き語り用に、また楽にコードをマスターするためにカポを 弦はライトゲージか、より柔らかいコンパウンドゲージ 好みのピックを何枚か

このギターで始めて、いつか憧れのマーチンやギブソンを狙うのも良いですが

一生の友だちとして付き合える資格も備えた銘器だと思いました。

デジ村君(息子の友人のニックネーム) 大事に使ってるよ〜。 良いヤマハをありがとね〜。

 

 

  • 購入金額

    37,800円

  • 購入日

    2010年頃

  • 購入場所

    ワタナベ楽器

14人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • タコシーさん

    2017/10/30

    いろいろ出てきますね 
    私は調子笛で調律?らしきことをしていました
    本を読んでの独学ですから大変でしたし最初は弦を合わせられませんでした 
    笛吹ながら合わせるのは慣れが必要で結構大変でしたよ 音叉も同じかな
    デジタルチューナーなんて無い時代でしたからね 絶対音感も当然無いですしね


    https://www.amazon.co.jp/TOMBO-%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%9...
  • フェレンギさん

    2017/10/30

    調子笛は私も持っていましたが、あれでチューニングするのは難しいと感じました。

    音叉はピックガードにくっつけると「プ〜ン」と音が大きくなります。
    後に前歯で咥えることを教わりました。
    5弦5フレットに軽く触り、弦を弾くと脳内で鳴っているA音と同じ音が出ます。
    5弦を決めてから、6弦5フレット=5弦7フレット(3弦のみ6弦7フレットと3弦12フレット) このハーモニクスチューニングを覚えてからは とても簡単に調弦できるようになりました。

    ヤマキというメーカーの12弦ギターが手元にあった時期があるのですが、それも同様の手法で簡単に調弦できております。

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