銀座ミツバチさん提供の銘酒3本のプレミアムレビューをお受けするにあたり、普段は嗜まない
お燗での味わいを確かめるために、実家から取り寄せてまいりました。
より日本酒に合う柄行の香蘭社の徳利も良いのですが、お酒の色や風味を写真でお伝えするには
ボーンチャイナの白が良いだろうと考えました。
古代中国では、ボーンチャイナの白は あまりに茶の色を暴くということで嫌う茶人も居たと聞きます。
透けるほどの薄さながら、それ自体は粘りがあり丈夫。
業務用品番9000番代の鳴海製陶製 徳利と盃のレビューです。
薄さの功罪
画角の関係で異なる製品に見えるかもしれませんが、左右の盃は同じ製品です。
薄く軽い カタログには老酒杯と記載される製品です。
コーヒーカップの場合はボーンチャイナ製でも、比較的厚く成形したモノが多く、それなりの保温性が保たれております。
この酒器は、日本茶用のそれほどではありませんが、かなり薄く仕上げられております。
口当たりはとても良いのですが、反面保温性の劣りますので、お酒が冷めやすいと感じます。
グラスで頂戴する冷酒に限っては、グラス口部が熱処理されていない非強化クリスタルグラスにとどめを刺しますが、酒器においては分厚目の呑口をもつ酒器にも味わいを感じます。
好みの問題ですので、できれば数種類の分厚さ、柄行を揃えて、季節に合わせて、またお料理に合わせて選択できるように揃えるのが楽しみに繋がると思います。
徳利は2,800円 盃は900円 鳴海製陶のデジタルカタログ価格
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購入金額
4,600円
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購入日
不明
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購入場所
大丸




がじおさん
2017/10/14
手持つの猪口はたくさんありますが、見た目の好みとはまた別の好みが出て来ました。
フェレンギさん
2017/10/14
若い頃は手鍋のままでインスタントラーメンを食べたりしてた人が
良い食器を使うようになったり。
目でも触感でも 楽しみましょう。