これからは10Gの時代
普段使い(ローカルストレージ)の代わりとしてNASを使うには、やはり10Gがほしいところです。1517+を試してみましたが、AtomなせいかローカルSSDの置き換えにはもう一つというところでした。ReadyNASはだいぶ前にPro6を買ったきりで、ほとんど使ってなかったのですが(性能に不満があったのではないですが、デスクトップPC用の部品をそのまま使ってるせいか消費電力がかなり高かった)たまたま本製品が(いつもの)某店で激安だったのでつかんでみました。
ReadyNASはお手頃価格の製品にもAtomじゃないので、本製品もBroadwellベースのPentiumを搭載しています。
最新ドライブは一工夫必要?
パッケージはやっぱりちょっと大きめ。なぜかBluetoothのドングル(USB)みたいなものが同梱されていましたが、特に使いませんでした。
6ベイとしては割合コンパクト。比較しても意味はないですが、Pro6との比較だと幅が少し大きい以外はほぼ同じ(でもHDD搭載が2段×3列から縦6台になってるのになぜ横幅が増える?)
ドライブのマウンタは(最近のReadyNASはみな同じみたいですが)3.5インチの場合プラスチックのパーツで挟み込むねじレスタイプですが、最新の多プラッタドライブによくある「穴の少ないタイプ」には対応できないようです。プラパーツを削るかあるいはマウンタに直接ねじ止め(2本しか使えない)するしかないようです。
NICは10Gが2本、背面には拡張スロットぽいものもあります。
PC側はRyzen一式
526Xには850EvoをRAID5
接続PCにはX370を使ったRyzen一式に、玄人志向の10Gを組み合わせて直結しました。
かなり優れたワットパフォーマンス
最大:42W
ベンチ中:37W
アイドル:25W
とかなり優秀です。
AtomなSynologyDS1517+と5Wぐらいしか違わないかも
BroadWell搭載ですが、世代が新しいせいかなかなか省電力です。
(HDDだと1台7~8Wですからその分追加になるでしょう)
設定次第
静穏モードにすると、そこそこ静か(自分の部屋においてもそれほど厳しくない)ですが、CPUやシステムの温度はそれなりにアップします。逆に冷却モードでは負荷が高まるとかなり騒音は煩いです。室内温度が30度前後のそこそこ高い状態だと
CPU/System
静穏 60度/55度
冷却 48度/43度
ぐらいです。
10Gに相応しい性能。遅いSSDの代替は可能かも
CDMのベンチ結果です。遅めのSSDぐらいのランダム性能は出ていると思います。
なお、MTUの調整や、PC側のスロットの調整とかいろいろ調整した結果の値です。
抜群のCP、単純なストレージとしてなら良い選択枝
アプリの出来や機能を比較すると、Synologyなどのほうが一段高いと思いますが、ただのストレージとして使うなら、このコストでこの性能は素晴らしいと思います。
まだまだHUBが高価でファン付きでは全面移行は難しいかもしれませんが、メインで使うPCだけ直結するような使い方で、とりあえず今もっているデータはすべてNAS移行することを真剣に考えられる製品かなと考えます(ただのストレージとしてみた場合)
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購入金額
77,800円
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購入日
2017年09月20日
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購入場所
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