皆様、少々久しぶりです。Takahiroです。
今回は店頭に猛烈な台数のガチャが並んで居ることで有名な「トモカPROSHOP」にて発見したジャンク扱いのキャノンコネクタ(4極・オス)です。
最近のヘッドフォンアンプだとフォステクス社『HP-A4BL』が4極のキャノンコネクタを採用していますので見る機会は増えたかな~~~~~???なコネクタです。
今回はそんな4極タイプのキャノンコネクタの紹介になります。このキャノンコネクタは”ネジを開けないと中身がどーなってるのか分からない”、”使ってる人が全く居ない”、”メッキの強度が分からない”と手の出しにくさ全開なので、そこら辺を触れようと思います。
ちなみに同じだろうと思われるものが音屋のコレとなります。
http://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/25307/
画像の商品は標準的な3極タイプを使っていますが、ゴムブッシュの色が同じ・ネジ止め位置も同じですし、たぶん・・・同じメーカーが作ってるんじゃねーかなと思います。
ネジを開けて中身を見よう
調べたところ、キャノンコネクタは大きく分類すると2種類あるようです。
1種類目は『ネジ止めタイプ(ITT社タイプ)』、2種類目は『非ネジ止めタイプ(ノイトリック社タイプ)』です。
そりゃ~買うならば業界標準!電子機器用コネクタの世界トップのリーディングカンパニーNEUTRIK(→ノイトリック)のキャノンコネクタが一番に決まっていますが、カネが無いので・・・。
先ず、このキャノンコネクタですがネジを開けるには『1.5~2.0mmのプラスドライバ』が必要です。無いなら精密ドライバーセット(1セット1,000円前後)を買うといいでしょう。
*ハンダ止め後の画像で申し訳ございません。
ハンダ付けする前に「ゴムブッシュ」「ハウジング」を先に通しましょう!そうしないと面倒くさい事になります。
コネクタは金メッキです。
しかし、6~7回くらい?抜き差ししただけで「金メッキ剥がれまくり」で品質的に宜しくありません!!
ちなみに
『シールドのハンダ付けってコレで正解なんでしょうか?????????』
3極、5極キャノンコネクタのハンダ付けに関しては結構あるのですが『4極はかなり少ない』『あるとしてもノイトリックしかないw』と壊滅です。
もしも、分かる人が居たらコメントを下さい。
結着ですが
「1番:黒、Lch+」
「2番:青、Lch-」
「3番:赤、Rch+」
「4番:クリア、Rch-」
「その他:シールド線(GND)」
と言うようにしています。
GNDの取り方はたーぶーん!!これだと思うのですが・・・・・。再度書きますが
『分かる方が居ましたらコメントをお願いします!』。
メッキの強度を見ていただくべく、新品の3.5mmステレオミニコネクタ(AmphenolAudio KS3PC-AU)があったので写真に収めてみました。
比較していただきたいのですがキャノンコネクタの方は6~7回抜き差ししただけで、ここまでメッキが剥がれます。
正直、、、品質は良いかと問われれば「厳しい」と答えざるをえません。ただし、ノイトリックのキャノンコネクタ(NC4MXX-B)と比較できていないので・・・なんとも。
あとはノイズですが「常用レベルであれば問題ない」と思いますが、「最大まで引き上げると結構ノイズが入ります」ので業務用途には絶対に向かないと思います。
-
購入金額
350円
-
購入日
2017年08月26日
-
購入場所
トモカPROSHOP
タコシーさん
2017/09/01
昔マイクケーブルのキャノンコネクターでハンダ処理をした事があるのですが(標準プラグをキャノンに変換とか 不平衡?)キャノンコネクターのメーカーは何処だったんだろう 自分で購入した訳じゃないので覚えていません...HIROSEかな
Takahiroさん
2017/09/01
話は逸れますが、他のヘッドフォンでも中~最大音量時にノイズがバカスカ乗ってしまっているのでミキサーが原因の可能性.....