時々書いていますが、仕事でデータの受け渡しをするときなど、いちいちお客さんとメディアの受け渡しをするのが面倒なので、USBメモリーにデータを入れておいてそのまま差し上げてしまうことがあります。
普段は16~64GB程度のUSBメモリーをよく使う(FAT16用に2GB以下も)のですが、このような用途の場合には4~8GBの格安品を利用します。そこでこの程度の容量のものも数本はストックしておくのですが、気付いたら在庫が減っていて、まあまあという安さのものを見つけたので買っておきました。
そのため自分用であれば速度性能などもある程度は気にするのですが、このような場合は価格以外は何も気にしていません。
それにしても、折角の「超小型USBメモリー」であるにも関わらず、パッケージがこれほど大きいというのはいかがなものでしょうか…。
なお、このレビューのアイテム情報は「ピコドライブマイクロ GH-UFD8GMCR」ですが、今回実際に購入したのは特定販路向けに同等品が色違いの2つセットとなっている「GH-UFDMR8GX2」となっています。
性能的にはごく普通のUSB2.0対応品
一応性能も測定してみましょう。測定環境はいつも通りで、ASUS P6X58D-EのUSB3.0端子に接続しての測定となります。
まず、読み出しの方はUSB2.0までの対応品としては、比較的優秀といえます。シーケンシャルリードは20MB/sに達しておらず、もう一息という感はあるのですが、ランダム4Kが5MB/s台となかなか優秀なのです。
私の手持ちのなかでは、USB2.0では最も高速(クアッドチャンネルアクセス)な製品でもシーケンシャルリード28MB/s程度ですから、USB2.0では20MB/s辺りというのは一般的な上限でしょうから。
一方で書き込み性能は、USB2.0の廉価品にありがちなものです。特に4Kランダムはかなり悲惨な値であり、小さいファイルの連続書き込みには全く適していないでしょう。もっとも、シーケンシャルライトは比較的良好な方であり、総合的な使い勝手は水準かやや上というところでしょうか。
8GBで300円以下という価格帯ですから多くは望めませんし、地元で入手できるというメリットも含めばコストパフォーマンスという意味では比較的優秀でしょう。
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購入金額
598円
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購入日
2017年08月25日
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購入場所
カインズホーム
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