HDD冷却用の吸気ファンとしてCorsair AF140-QEを使用していましたが、夏に向けて冷却を強化しようと思い、静圧重視のSP140へ交換してみました。
Corsairの簡素なパッケージで付属品はテーパーネジのみ。
まあペリフェラル4ピンからの変換ケーブルとか付いてても余らせるだけなので問題ないですね。
交換するために取り外したAF140 Quiet Editionと比較。
右がSP140。
静圧重視ということで、フィンは大型で枚数が少なくなっています。
更にLEDでフィンを光らせるためにフィンを透明化しています。
ただ、LEDヴァージョンはcolored ringを廃止しています。
実際に取り付け。
Fractal Design Define R4のフロント下段に搭載しました。
上段に搭載しているのはThermaltake Riing 14 LED Whiteです。
こうして並べてみると、両製品の発光の方向性の違いがはっきり現れますね。
AF140と比較すると最大回転数が1150rpm→1400rpmとなり、最大で回すとノイズが大きくなっていると感じますが、7Vでゆるく回す程度だったらAF140と変わりないですね。HDDの音にかき消される程度と言えそう。
SP140に買い替えた最大の理由は静圧性能で、Defineのようにフロントドアを採用しているケースでHDDケージを冷やす用途にはより有利と考えたため。風量は僅かに増加しているように感じますが、手を当てて確認しているので正確なことは言えません。
それでも常時稼働させていて40℃程度まで上がっていたHDDの温度が、稼働中の最大でも37℃になっているので確かな効果はありそうです。
そしてケース内のファンが全てホワイトLEDに。
ところでこの3つのケースファン、14cmホワイトLEDファンとしてはおそらく人気上位3位の製品だと思うけどどうなんだろう。
という訳で(?)比較リストを作ってみました
こう見るとENERMAX UCCLA14Pが最も優れていて、実際使っていてもそう感じるんですが、ここまでの数値ほどの差ははっきり言って無いですね。
メーカー公称値といえどSP140はRiing 14に完敗で良いところ無しなんですけど、LEDの発光はSP140のほうが個人的に好みですかね。あとはCorsairでトータルコーディネートしたい時は必然的にこっち。まあその場合は上位のHD140やML140のほうがおすすめかもしれませんが。
14cmLEDファンというカテゴリでは高コスパ
たまたま購入した時に店で500円引きキャンペーンをしていたのでお手頃価格で手に入りました。
ただRiing 14のほうが実は安く買っているので比較するとわずかにコスパは悪め?
まあ性能的にも価格的にもほぼ同じと言っても良いくらいなので、対Riingという観点から見たコスパは引き分けでしょうか。
その他ケースファンと比較すると、14cmでLEDの付いたファンとしては十分にコストパフォーマンスが高いファンであるという印象です。
デザインと性能が高いバランスで両立している
ファンブレードを透明化するなど、発光の美しさは素晴らしく、冷却性能や静音性についても私の環境ではこれ以上は不要なレベルであると感じています。
最近流行のアクリルウィンドウや強化ガラスを採用したPCケースで魅せるファンとして使うもよし、私のようにDefineシリーズなどフロントドアや吸気フィルタによる吸気不足を解消する為の静圧重視ファンとして選んでもよしの、オススメなケースファンです。
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購入金額
1,145円
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購入日
2017年08月04日
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購入場所
ツクモ名古屋1号店
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