エッセⅡ(2台目の3ATエッセ君)のATF(オートマチックトランスミッションフルード)を
冷却するため、入手したオイルクーラーです。
製品自体は昔からあるタイプの簡易的な物。
パイプの中にフィンが1枚、パイプに沿っていくつものフィンが立っている。
フルードの熱をパイプの内面とパイプ内のフィンで吸熱し、パイプ外面と隣接する
フィンを使って放熱するものです。
ATFのような大きな圧力が掛からない部分はホースをバンド固定することで
対応可能なので取付も簡単です。
ATFクーラーの主目的は、ラヂエーターに入る前のフルード温度を少しでも下げる事。
フルードの温度が高くなりすぎると、車のコンピューターは、温度低下による油膜強度低下、
つまり機械部品の摩耗/破損を懸念してエンジン出力を下げてしまいます。
まがりなりにも耐久レースに出ようという車がそんな状態ではアレだというので、
ラヂエーターの容量アップと共に、ATFクーラーの導入を行いました。
この画像は車輌に仮付けしてホースの取り回しを調整しているところです。
続いて、車輌に取付けた状態がこちら。
事前に寸法測定をすると、かなりピッタリフィットします。
(厳密にはサポートを一度外して、クーラーを組み込んでいます)
これはバンパーを取付けて、ナンバープレート裏にある穴から覗いたものです。
緑色のダンプラの下側から風がATFクーラーに当たる思想になっています。
ホースの干渉対策で逃がし(隙間)がありますが、そこは割と適当に考えていて
上に逃げた分、上のフィンに風が当たるのでは?とポジティブに考えています。
そして少し離れて見た映像がこちら。
先ほどの穴の下にカッターで切ったスリットが見えますが、ここから冷却エアが入ります。
普通の状態では見えにくい位置にある穴ですが、多少でも、それでも確実に、
フルードを冷却してくれると信じています。
実際に使うと、多少駆動力がよく伝わっている感じが判ります。
すぐに慣れてしまいますが(笑)
お値打ち、でもホースは自分で用意しましょう。
取付が簡単で、冷却効果もある。
車種によって、大きなものからコンパクトな物まで数種類選べるというのは
魅力です。
ホースも付属していますが、自分の手元に到着したホースは
あちこちにクラックが入っていて使い物になりません。
脂が抜けてしまったゴムのような印象です。
超長期在庫だったのでしょうか?
それがすごく残念です。
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購入金額
9,180円
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購入日
2017年08月13日
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購入場所
amazon
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