何がどうした?と思われる方もいらっしゃるでしょう。
エッセ(5MT)持ってたやんね…。
なんでまた買ってるの??????
そう。
それは突然に…
TVニュースでの報道されました。
ええ、病院にエッセが飛び込んだのですよ。
年配の女性が運転されていたということで、大変だなぁ・・・と思っていたのですが
突然!メッセンジャーにあるコメントが飛び込んできました!
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「耐久レース出ようぜ!」
という訳で、友人が探し出したのがこちら…
またオレンジじゃねーか!!!!!!!!
おまけに我が家から20分ほどの距離にある中古販売店で見つけてくるものだから
日本全国の友人網の中で、ピンポイントに俺を狙い撃ちしたとしか思えない仕打ち…
(ちなみに友人の自宅は関東圏です、車の下見に東海までやってきました)
もちろん、耐久レース的なアレなので、事前に議論はしています。
・6時間耐久なので、ドライバーが沢山ほしい
→(5名ほど集まった)
・車輌どうするよ
なんでもええんじゃね?
→割とあたしい車輌がええな
→なんかあったっけ?ミラ?アルト?…エッセ?…( ゚д゚)ハッ!
・NA軽自動車のレースだぜ、どこで抜けるんだ?
そりゃ相手がミスった時だろ?
(ならATにしようぜ!)
→安いから3ATでいいんじゃね?
そんな状況から、3ATのエッセ君を、しかも我が家の最寄で見つけてくる
都内在住の某氏の策略には脱帽でした。
彼の直前のメッセージは以下の通り。
「車見つけたから明日見に行きましょう」
完全に確信犯です。完全に俺んちをガレージにする気満々マンです。
値段交渉して、車輌のみ4万円で(σ・∀・)σゲッツ!!
そして納車…
早速ジャッキアップされています。
このへんは、さすがに初代エッセのノウハウが生きてきます。
お金はかかりますが、全力で踏み続けて耐えられるよう、
初代と同等のラヂエーターを導入します。
そして、どこのご家庭にもあるダンプラを使って導風板を作成する鍛錬です。
そうして、仮ナンバーを取得したのち、自分で車検を取得しに伺いました。
ちょっとバタバタしましたが車検通過、代金は3万円ちょっとくらい。
翌週くらいにパワステフルードも交換しました。(整備が進んでいきます)
そして、おまけでATFクーラーをつけたりしました。
なんかね、ATFの温度も上がりすぎるとエンジン出力を抑えるような仕組みになってるみたい。
今回は、ラヂエーターに入る前にATFクーラーを通るように回路を見直しました。
そんでもって、なんだかんだでドライバーを集めて試乗会を開催。
よくわからない悪だくみも仕上がってきました。
まだまだ整備は続きます…
いよいよ耐久レースに出場です。
いろいろステッカーが付きました。
ホイールはダンロップのタイヤ付帯物、割と軽量でいいアイテムです。
天井のステッカーもちゃんと仕上げましたよ。
いよいよ開催!
予選はなく、いきなりの決勝です。
というわけでグリッドをじゃんけんで決めることに…。
流石我らのリーダー、持ってます。
まさかのポールポジションだよ!
こいつが持ってるリーダー!
今回いろいろ計略を働いた張本人です(笑)
いろいろ責任をとって(いい意味でもわるい意味でも)スターティングドライバー!
スタート映像
僕らの3ATエッセ、ATです。
ファイナルギアは 4.5 、以前使っていたMTエッセは 5.9 です。
めっちゃ遅いですwwww
今回の目的は「完走すること」であるため、これでやることはやった感が出ました。
そもそも、ドライバーの負担を軽減するための3AT、シフトミスやクラッチ操作に
リソースを奪われないよう、安定して走れることを最優先した選択でした。
ドライバーチェンジものんびりこなし、タイヤ交換もレンチで行うノンビリチーム。
ベストラップは ドベ2。 1'14''5くらい。トップは1'11秒を切るくらい。
すでにコース上は参加車両がぐちゃぐちゃに走っている上で初参加の僕らには
明確に現在の順位がどうなっているかなど、わかるはずもなく、参加した雰囲気を
楽しんでいました。
ちなみに3年前、5MTエッセでリンクサーキットを走った映像がこちら。
これがトップクラスのラップと同程度です。
ところが、空気が一変する事態が発生!
おい!俺ら4位だぞ!!!
(2回目w)
急に真剣に作業をはじめるオッサン達wwww
インパクトレンチを出してくるが、バッテリーパックを家に忘れている。
代わりのインパクトを見つけてきたが、ナットサイズが合わない。
21mmなのに23mmと勘違いして使えるソケットを放置…
なんだかんだと6時間が経過…。無事チェッカーを受ける!!!
そして表彰式。
同一周回に複数チームがいるという6時間そんなにギリギリで競っていたの!?と
まことしやかに噂が聞こえてくる。
そして結果発表!
5位入賞!
表彰台には上がれませんでしたが、入賞は果たしました!
3ATエッセでこの結果は想像以上でした。
なぜ入賞できたのか?(結果から分かったことを解析)
1.車が遅いので、ドライバーに余裕が生まれ、安定したペースで走れた。
・今回のベストラップをドライバー毎に比較、
1'14秒~1'15秒に全員が入っていた。
ほかのチームの人を比較すると、早い人も居れば遅い人も居る。
早い人(エースドライバー)1'11秒~1'13秒。
遅い人(初心者?) 1'20秒~1'30秒。
つまり、我らがチームは早くもないけど、遅くもなかった。
ベストラップは全チーム中 ドベ2 でしたが…。
2.ドライバーに余裕が生まれた結果、追い越しも追い越されも余裕。
・ATなのでアクセルは常に全開、むしろ全壊。
ブレーキングは圧倒的に自分たちのほうがうまいという自負が生まれる。
第1コーナーのブレーキングとラインを見れば、レベルがわかるというもの。
つまり、直線は遅いがコーナーが早い困ったATエッセが自分たち。
周囲の人には相当嫌がられたでしょう(笑)
だって直線で追い越せそうなのに、コーナー侵入で負けて脱出速度も負けて
次の直線で全然追い越せない。(しかも速度は遅い)
逆に後ろに付かれたらコーナーの度にすさまじくプッシュされる…。
書き方に気を付けないと誤解を与えてしまうが
第1コーナーとかで前の車に張り付き、プレッシャーを与える。
相手がプレッシャーに負けてミスをしたら、そのスキをついて
車を差し込んでオーバーテイクに掛かる。
圧倒的に速度差がある車は走っていれば分かるので、そういう場合は即座に
長い直線で先を譲る。
・ドライバー全員がレースというよりは、プラクティスという感じでした。
3.反省、3ATで楽しく走れたけど、勝ちたいならMTだな。
・ベストラップが皆そろってしまった我がチーム。
つまり、車が早くなれば、全員早く走れるということ。
今回は3ATで十分結果が得られたので、
次回に向けてなにを行うか十分に検討を重ねる必要があります。
その後…
入賞で得た景品のタイヤを無理やりエッセに積み込み帰宅。
往路:10時間。
耐久: 6時間。
復路: 8時間。
どんなプレイだよ!
サーキット走行時のエッセⅡ画像はこちら。
その後…の、その後…
さて、その後のお話を少しばかり…
ベストラップは遅いけど、それは車が遅いというので速くすれば全体に速くなる!
そんなこんなで車を速くしよう!と作業をシコシコ行いました。
排気をスムーズに!
吸気もドカンと!
パラシュート効果を小さく!
結果!
0.3秒のタイムアップ!wwwwwwww
あかーん!!!!
ないわーーー!!と
チームオーナーがお怒りです。
そこで私が秘策のショックアブソーバーを…
パッソのフロントショック!!!!
装着すると
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超ハイリフトエッセが爆誕wwwww
スズキのKeiみたいになったwwwwwwwwwwwww
(二度も三度も足回りを交換されるエッセⅡ)
というわけで、来年のNK6に向けて、マニュアルエッセを調達する事になりました。
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購入金額
40,000円
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購入日
2017年05月10日
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購入場所
超光沢復元屋
jakeさん
2017/08/13
とっぷりんさん
2017/08/13
おはようございます。そしてご無沙汰しています。
K4GPはハードルが高いので、
福島県のリンクサーキットで開催されるNA軽自動車の6時間耐久です。
走り慣れたコースで、気の知れた仲間と走ってきます。
これで生き残ることが出来れば…その先はまた色々と考えたいと思います!