現在Amazonではタイムセール祭りを開催中ですが、セールが始まった直後に見ていて妙に安い品を見つけて買ってしまいました。
見ての通りで、ごく普通のUSB3.0対応2.5インチHDDケースです。
元々Inateck製のケースは比較的安い値段が付いているのですが、今回はタイムセールで899円に下がっていたことに加え、会計時に500円引きクーポンが表示されていたのです。つまり399円でUSB3.0対応ケースなら素直に安いと思い、買ってしまったのです。最近は120~250GBクラスのSSDで余っているものも結構ありますし、それらの活用のためにはこの類のケースは何個かあっても困りませんからね。
今回は取り敢えず動作チェックのため、買ったまま放置されていた500GBのSSD、SKHynix SL308 HFS500G32TND-N1A0Aを搭載して使ってみることにしました。
SSDの組み付けが終わったら、添付のUSBケーブルを接続します。このケーブルは汎用のA端子-MicroB端子となっていますので、必要があればより長いケーブルと交換して使うことも出来ます。もっとも、ケーブルの方が本体よりも高く付いてしまうと思いますが…。
UASPにも対応。性能に問題は無い
それでは性能を測定してみましょう。SSDの性能はシーケンシャルであればRead 560MB/s、Write 490MB/sと、どちらも500MB/sクラスの製品ですから、SSDの性能がボトルネックになることはまず無いでしょう。
まずはWindows 7のPC(ASUS P6X58D-E)に接続した際の結果です。
Windows 7ではUASPが有効とならず、またUSB3.0コントローラーも古いNEC(Renesas)μPD720200ですので、速度はあまり振るいません。SSDをSATA 6Gbpsで接続した場合の半分程度の速度でしょうか。さすがにこれでは少々物足りませんので、Windows 10のPCでも測定してみました。DELL Latitude 15 3570に接続してみます。
▲Crystal Disk Mark 6.0.1 (UASP有効)
こちらはなかなか優秀な速度が出ていますね。恐らくSATA 6Gbps接続の8割程度の速度は出ているのでは無いかと思います。ランダムはもう少し落ち込んでいるかも知れませんが…。
同じinateckの旧世代品も以前レビューを掲載していますが、UASP時のパフォーマンスはかなり進歩している印象を受けます。
というわけで、格安であっても比較的新しい製品であるだけにUASPの対応にも問題は無く、速度もそこそこは保たれていると言うことで、極めて高いコストパフォーマンスを発揮していると考えて良いのではないかと思います。
少なくとも約400円で買える製品の内容として、文句があるという人はまずいないのではないでしょうか。
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購入金額
399円
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購入日
2018年10月02日
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購入場所
Amazon
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