実は以前、この製品の64GB版は既にレビューを掲載しているのですが、こちらの32GBモデルは64GBモデルよりも先に買っていながら、取り上げるのをすっかり忘れていました。
丁度先日、Lexar製のごく普通のUSBメモリーであるJumpDrive S37を取り上げていて、そこで「そのうちC20mの32GBも掲載する」と書いてしまいましたので、ここで掲載しておくことにします。
製品としての特徴は、前述の64GBモデルの方に記載していますので、そちらをご覧いただければと思います。
64GBモデルと外観上異なっている点は、標準USB A端子側の「32GB」という印刷程度でしょう。両方並べておいていると、判別は出来ません。
32GBモデルでは速度はワンランク下がる
速度性能の公称値が近いJumpDrive S37の時に気になったのは、64GBモデルと比較すると特に書き込みの際の速度が結構劣っているという点でした。今回JumpDrive C20mの32GBを改めて取り上げたのは、それがJumpDrive S37固有の問題なのか、普及価格帯のLexar製品に共通する特徴なのかを確認してみようと思ったためです。
接続先はいつも通り、Xeon E5-2670を搭載したASUS P6X58D-EのUSB 3.0端子です。JumpDrive C20mは厳密にはUSB 3.1対応品ですが、スピードクラスはUSB 3.0と同等ですので、特に気にしないで速度を測定してみます。
▲Crystal Disk Mark Nano Pico Edition
やはりと言うべきか、傾向としては64GB版のJumpDrive C20mよりは同容量のJumpDrive S37の方に近い結果となりました。
32GBで千円割れという実売価格を考えれば文句ない高性能ぶりですが、公称値ほど派手な速度も期待できないということです。
さすがにこのときのような特売はあっと今に終わってしまいましたので、今になって思えばもう数本買っておいても良かったかなと感じます。改めて店頭に出向いてみても、この価格でこの水準の製品はまず売られていませんからね。
とはいえ、私が買った価格だけで判断するのであれば、最もお薦め度が高かったのは64GB版のJumpDrive C20mという結論に落ち着きそうです。32GBはこれだけ見ていれば不満は無いのですが、64GBよりは明確にワンランク落ちますからね。
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購入金額
980円
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購入日
2017年08月01日
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購入場所
TOEIランド
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